『すっげーでかくてビカビカ光る!』


メインログ | 雑談

キャラクターシート

GM:PC1:十字ヶ丘龍之介
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GM:PC2:一宮 千景
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GM:PC3:彪文也
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GM:PC4:琴城星羅
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PC紹介

GM:自己紹介フェイズ。
GM:PC1、十字ヶ丘龍之介さん!
ぽぽhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7q31owIM
GM:漢字にしても長い名前……ざっくりとしたキャラ説明と、スペックをお願いします。
十字ヶ丘龍之介:十字ヶ丘龍之介だ、私立探偵をやっている。
十字ヶ丘龍之介:この街で起きている事で俺に調べられない事は、殆どない。
十字ヶ丘龍之介:と言いたいところだが流石にそこまで自意識過剰じゃない。
十字ヶ丘龍之介:せいぜいこの街で一番の探偵ってだけさ。
GM:おそらく間違いではないところが怖いぜ
十字ヶ丘龍之介:事情があって借金が多くてね、13地区は隠れるには良い所だし住み心地も悪くない。
十字ヶ丘龍之介:UGNに世話になる形で支部に所属している。
十字ヶ丘龍之介:スペックはエグザイル最強のエフェクトの一角を担う神秘の肉体に
十字ヶ丘龍之介:Dロイス 奇妙な隣人を組み合わせた各種オリジンで無理やり肉体の達成値をあげて
十字ヶ丘龍之介:無形の影を肉体で操る事でコストさえ払えば何でもできる
GM:これが本当にめちゃくちゃ強い
十字ヶ丘龍之介:あと肉体達成値ということは白兵攻撃と回避はノーコストで達成値をだせるから強い
十字ヶ丘龍之介:というキャラです
GM:一応、エージェントとして13支部から仕事の依頼を受けるポジションを想定していますが、大丈夫でしょうか?
十字ヶ丘龍之介:OKです
GM:助かります!ありがとうございます!
十字ヶ丘龍之介:UGNの思想は本人の考えにもあっているので
十字ヶ丘龍之介:ガンガンお仕事受けちゃいます
GM:やったあ!
十字ヶ丘龍之介:こんな感じで以上です
GM:そんな十字ヶ丘さんのハンドアウトは、こちら!
十字ヶ丘龍之介:宜しくお願いします
GM:□十字ヶ丘龍之介
>シナリオロイス:”オレイアデス”
N市UGN第13支部に所属するあなたの通常任務は、街の異変を常に監視することにある。
それはつまり探偵として通常営業を行うことに他ならない。
今日もふさわしい怪事件を探すあなたは、傍らの壊れたラジオから流れ出てくる「声」を聞く。
驚くべきことに、それはいつも聞こえる音楽番組ではなく、どうやら女性の声のようだ。
彼女は”オレイアデス”を名乗り、あなたにしか聞こえないSOS――助けを求める声を発する。

GM:最強ラジオに異常が発生する回です。
十字ヶ丘龍之介:何時もの番組じゃない!
GM:ということで!よろしくどうぞ!
十字ヶ丘龍之介:はーい
GM:次はPC2、一宮千景くん。
GM:自己紹介をお願いいたします!
一宮 千景:はーい
一宮 千景https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYpOC4sAIM
一宮 千景:一宮千景、十三支部所属のエージェント。普段はストリートチルドレンを装いながら、十三地区をフラフラしています
一宮 千景:4歳のときに能力に覚醒し、それを疎んだ親に追い出されるようにしてUGNに加入。以降はずっとUGNの施設で育ちました。
GM:チルドレンに近い…!
一宮 千景:なので年の割には在籍歴が長く、崩落戦も経験しています。
一宮 千景:しかし能力が自傷前提なのもあって当時は扱いも上手くなく、大した戦力にはなりませんでした。
一宮 千景:そのことを悔やんで訓練を重ねた結果、アヴァターが出現。ようやく戦力として扱えるくらいになった、という感じです。
GM:頼れる最強エージェントだ
一宮 千景:能力はウロボロス/ブラム=ストーカーでシーンに一発ウルボンした上でブラッドボムでダメージを稼ぐ自爆特攻型。
一宮 千景:その後は地味にアドヴァイスをばらまいたり、シナリオ1回ですがウルボンを回復させて二回目の自爆をしたりする。
GM:これも強いんだよな…リアクション発生しないし
一宮 千景:性格は真面目で自制的。生い立ちのせいか普通の生活というものを諦めていて、少し危うい面があるような感じでやりたいなあと思っています。
一宮 千景:最近やってるキャラと大分方向違うので不安はありますが、精いっぱいやってきます。よろしくお願いします!
GM:ちなみに学校には通っていないですか?
一宮 千景:通ってないつもりでした。
GM:ぜんぜんOKです!ありがとうございます!
GM:では、一宮くんのハンドアウトはこちら
GM:□一宮千景
>シナリオロイス:”ボダッハ”花垣楊柳
N市UGN第13支部に所属するあなたの通常任務は、街の異変を常に監視することにある。
哨戒と探索を兼ねた市内調査で、あなたはひときわ奇妙な殺人の事例に遭遇する。
UGNとして警察の捜査に交じり入手した検死結果は、大量の灰で内蔵を焼かれた死体。
この手口をあなたは知っている。
かつて崩落戦で相対したFHエージェントの手口だ。
あのとき死んだはずの”ボダッハ”花垣楊柳――あなたの中にある種の恐怖として残る者である。

GM:かつての強敵、再びです。宜しくお願いします!
一宮 千景:崩落戦の亡霊が……よろしくお願いします!
GM:うす!では、次の方は
GM:PC3!彪文也さんです。宜しくお願いします。
彪文也:はい!
彪文也http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY3tqKuQIM
彪文也:彪文也、何でも屋です。
彪文也:大体はやっすいジャームハントや護衛任務を受けて小金を稼ぎ糊口をしのいでいる
彪文也:三流の何でも屋みたいなやつです。
彪文也:能力は他者の能力の模倣。敵味方から能力を模倣して自分のものにするので、
彪文也:一緒に仕事したくねえなコイツ…と他の傭兵からは思われている事でしょう。
彪文也:白兵タイプ!アドレナリンで殴り、パクッたエフェクトのレベルをオーバードーズで上げたり
彪文也:帰還の声で回数復活させたりもできます。あと地味にアクアウィターエもあるよ。
GM:ぜんぜんちっとも地味じゃないやつ!
彪文也:性格は臆病で金優先の思考!わりとどうしようもないが自分が生きるために金が必要なんだ!
彪文也:以上、仲良くした暁にエフェクトをパクらせてもらえると嬉しいぜ!
彪文也:よろしくお願いします!
GM:彪さんは普段はどういう依頼を受けてる感じですか?
彪文也:そうですね。インリークォのチュパカブラとか狩ったり、
彪文也:UGNの依頼で区画に出現するジャームを狩ったりします。
GM:モンスターハントだ!
彪文也:けど死にたくはないから弱い奴ばっか狩ってるのだ。
GM:では、そんな彪さんのハンドアウトはこれ!
GM:□彪文也
>シナリオロイス:箕村若菜
ゆっくりと死に向かいつつあるあなたには、自分の肉体を維持するための定期的な処置が欠かせない。
根本的な治療とは程遠いが、少なくとも体を動かせるようにする応急手当は、
非オーヴァードの無免許医にしてDr.シュタインメッツのスタッフ、《修理屋》箕村若菜に依頼している。
だが、その日あなたの前に姿をみせた彼女は様子が違っていた。
弟が部分的な記憶喪失となり、その様子がおかしいのだという。
彼女はあなたにこの事件の調査を、仕事として申し込む。

GM:Dr.シュタインメッツの優しいスタッフ派遣サービス(有料)!
GM:将来の大口顧客に対する手厚いメンテナンスです
彪文也:ヒエー!!
彪文也:修理してくれてる人の依頼を拒絶するわけにはいかない・・・
GM:というわけで、よろしくどうぞ!
彪文也:よろしくお願いします!
GM:では4人目!PC4、琴城星羅さん!
GM:宜しくお願いします!
琴城 星羅http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuuGHmgIM
琴城 星羅:「あたし、琴城星羅っていいます!よろしくお願いしますねっ」
琴城 星羅:琴城星羅、女子高生です。16歳(享年)!
GM:(享年)の熱い迫力
琴城 星羅:崩落戦で死んだチルドレンの死体に、付近の瓦礫や血液と癒着したレネゲイド因子が侵入して生まれたレネビです。
琴城 星羅:現在は第五支部所属のエージェントです。チルドレンと呼ばれる時期は過ぎてしまった。
GM:スーパーエージェント
琴城 星羅:以前辰巳支部長に世話になって以来の、N市に何人いるのかもわからない支部長のファンです。
GM:チョーでかい骨以外の姿を見たことがあるのはわりと少ないといううわさ…
琴城 星羅:表情豊かにくるくる動くタイプの明るい子ですが、体内には血色の殺人コンクリートが詰まっておりこれをひっかけられるとおおむね死ぬ。
琴城 星羅:シンドロームはウロボロス/ブラムス。生前はエンジェルハイロゥだったらしく、Dロイスの傍らに立つ影で当時の必殺技《スターダストレイン》を使います
琴城 星羅:バトルスタイルは赤き剣で殺人コンクリートを吐き出したあと、それを粉砕してぶつけます。あとポルターガイストで付近一帯に散布して攻撃力を上げたりする。
GM:殺人コンクリートが本当に殺すためのコンクリートなんだなあ…
琴城 星羅:PC紅一点として、どんどんキャピキャピしようと思います。よろしくお願いします。
GM:だいぶヤバい!今回は派遣してきてもらっているという形で大丈夫でしょうか?
琴城 星羅:それでお願いします!呼ばれたら行っちゃう。
GM:あざす!それではハンドアウト。
GM:□琴城星羅
>シナリオロイス:”オレイアデス”湯澤要
第13支部からの救援要請を受け、あなたが「みんなが来るまでの暇つぶし」として依頼されたのは地下倉庫の整理だった。
支部長である无号辰巳いわく、『神に対抗できる兵器』の資料を探しているのだという。
だが、あなたはそこで思いがけない発見をする。
あなたのオリジナルである琴城星羅――その面影を持つ少女が写された、一枚の写真。
それは崩落戦以前のチームを写したものらしい。
その琴城星羅の傍らには、”オレイアデス”湯澤要という少女の姿があった。それは、きみの記憶にもない名前だ。

GM:知ってるはずだけど知らない人、登場!
琴城 星羅:うわー!過去が補完されていくよー!
GM:もしかして前のセッションでも過去話してました?
琴城 星羅:いえ全く…
GM:それはちょうどよかった!
GM:こんな感じで宜しくお願いしていきます!どうぞ!
琴城 星羅:改めてお友達になれたらいいな。
琴城 星羅:よろしくお願いします!
GM:OK!
GM:以上4名!ロケット商会の提供でお送りします。
GM:トレーラー張ります。


トレーラー


「ここはN市、UGN第13地区。

 『アーティファクト』と呼ばれる、人工的なレネゲイド感染アイテムを収容する目的を持つ支部だ。
 はっきり言って労働環境は最悪のジャンル。
 支部は狭いし暗くて散らかってる――いや、支部の紹介してる場合じゃない。

 真面目に説明しよう。
 問題はここ最近、立て続けに起きた事件のせいで流出してしまった『アーティファクト』にある。
 これを追っていた13地区支部だが、あまりにも不可解な現象の噂を耳にする。

 そう、なんか街のあちこちで目撃されている、未確認飛行物体――つまりUFO。
 なんかすっげーデカくてビカビカ光るやつが飛び回っているらしい。
 かくいう俺も昨日見た。すごくね?

 いったいアレがなんなのか、他の連中はなんで気づいていないのか。
 さっぱりわからないんだけど、まず間違いなく『アーティファクト』だろう。たぶん。
 市内では謎の記憶喪失事件も発生してるらしいし、早急な解決が期待されている。きっと。
 みんなの大活躍を期待する。よろしく! ――以上」
GM:■大N市セッション「すっげーデカくてビカビカ光る」


OP1:十字ヶ丘龍之介

GM:ダイスをお願いします。
十字ヶ丘龍之介:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 1[1]+42 → 43

十字ヶ丘龍之介:幸先が良いぞ
GM:ちょ、ちょうしいいじゃないスか
GM:――――
GM:十字ヶ丘龍之介。探偵。N市13地区在住――
GM:オーヴァード。
GM:探偵としては敏腕といって差し支えないだろう。N市一の探偵。そう呼ばれるだけの仕事をする。
GM:だが――
ハヤト:「なあ、おっさん。今日は仕事ないの?」
GM:きみが事務所に戻ると、一人の少年がそこにいた。
GM:もとより治安の悪い区画。鍵をかけておいても意味などないが、この少年の場合はいささか特殊だ。
GM:卓越した錠前破りの能力を持っている――ストリートチルドレンの一人。
GM:何を気に行ったのか、きみの事務所に出入りしている。”ハヤト”と呼ばれる少年だった。
ハヤト:「それとも、今日はもう終わったわけ? だいぶ速いじゃん」
十字ヶ丘龍之介:安い事務机の上にポータブルラジオを置く
十字ヶ丘龍之介:割と大音量で音楽が流れだすが誰も文句を言わない
ハヤト:「……なにこれ。ムカシの音楽だ」
十字ヶ丘龍之介:「今日の案件はそんなに大した事は無かったからな」
十字ヶ丘龍之介:だがすぐに音は途切れで雑音まみれになる
ハヤト:「……おっさん、ラジオくらい買いかえろよ。壊れてんじゃん! ろくに聞けたことないし!」
十字ヶ丘龍之介:十字ヶ丘の耳には陽気なDJのトークが聞こえている
十字ヶ丘龍之介:「いいだろ?気に入ってるんだ」
十字ヶ丘龍之介:「で、俺の仕事場に勝手に入った言い訳はまだ聞かせてもらってないぜ?」
ハヤト:「そんなもん、決まってんじゃん!」
十字ヶ丘龍之介:カセットコンロに薄汚れたポットをのせ湯を沸かす
ハヤト:「またさあ、俺の力が必要な仕事とかないわけ?」
GM:きみは彼に仕事を手伝ってもらったことがあったかもしれないし、なかったかもしれない。
GM:もしかしたらそれはハヤト少年が一方的に手伝ったと思い込んでいるだけかもしれないが、彼の中ではそうなのだ。
十字ヶ丘龍之介:「猫を探す時は頼りにしてる」
十字ヶ丘龍之介:「前にそう言わなかったかな」
ハヤト:「そういうことじゃなくてさ! ……もっと……あるだろ?ほら。おっさんは」
ハヤト:「怪物とかと戦うわけじゃん」
GM:一応、彼はきみがオーヴァードであることを知っている。
ハヤト:「で……俺もそういうの、手伝えるぜ」
GM:さらに、彼はまだ非常に弱いが、オーヴァードでもある。
十字ヶ丘龍之介:「くっくっく」
GM:経験点数15くらい。
十字ヶ丘龍之介:怪しげな材料で作られた代用粉末コーヒーをカップにいれ湯を注ぐ
ハヤト:「なあ。おっさんの手に負えないやつが出たら、俺がぶっ飛ばしてやるよ」
十字ヶ丘龍之介:「化け物と戦うのは探偵の仕事じゃない、できれば代わって欲しいくらいだね」
十字ヶ丘龍之介:子供用のカップ(ハヤトが勝手に置いている)にも注ぐ
十字ヶ丘龍之介:「砂糖とミルクは?」
ハヤト:「探偵の仕事だろ。そういうの。猫探しなんて……いらねーよ! 砂糖もミルクも!」
ハヤト:「俺、もう年長組なんだぜ」 ストリートチルドレンの中での何らかの階級の話をしているようだ
十字ヶ丘龍之介:「ブラックコーヒーを飲める。探偵としての第一歩は合格だな」
十字ヶ丘龍之介:「だが、猫探しを嫌がるようじゃ三流さ」
ハヤト:「なんで猫探しなんてしなきゃいけないんだよ。おっさんは超能力者なんだろ。もっとやることあるじゃん」
十字ヶ丘龍之介:「格好良い探偵ってのは、困った人を見捨てないヤツの事を言う。飼い猫が居なくなって困っている女の子を見捨てる奴は」
十字ヶ丘龍之介:「格好悪いぜ?」
ハヤト:「……そうかも、しれねーけどさあ」
十字ヶ丘龍之介:窓際で寝ていたデブ猫が足元にすり寄ってくるのを見て、冷蔵庫から取り出した干し肉を投げてやる。
ハヤト:「……マオは家出とかしなさそうだよな」
十字ヶ丘龍之介:「ここはネズミには困らねえからな」
ハヤト:「……平和すぎ」 ハヤトはソファによりかかり、天井を見上げる。
ハヤト:「なんか夏祭りとか? もうすぐあるらしいじゃん。どうなってんの? 事件とかばりばり起きまくってんのに……」
ハヤト:「おっさんはここで猫探し餌やりかよ! やばいこと起きてるんじゃねえのかよ~……」
GM:ハヤトは不満そうだ。
GM:きみがいわゆる”でかい”事件に首を突っ込んでいないことが気に入らないらしい。
十字ヶ丘龍之介:「そう言うなよ。平和は良いもんだと思うぜ」
ハヤト:「いや、そうじゃなくて……おっさんなら、もっと……」
十字ヶ丘龍之介:十字ヶ丘だけに聞こえるラジオでは今日の運勢を占うコーナーが始まっている
GM:言いかけたところで、ラジオに強い雑音が混じる――それは
GM:十字ヶ丘龍之介にとっても、”雑音”と感じられるノイズだった。
十字ヶ丘龍之介:天秤座のB型の運勢が聞き取れない
十字ヶ丘龍之介:「ん?」
???:『――ジ、ジジッ。ジッ』
???:『………だ……』
GM:十字ヶ丘さんには、人の声らしきものが聞こえた。
ハヤト:「うわっ! うっせっ! ほんとに壊れたんじゃねえのかよ」 耳をふさぐ。
GM:ハヤトには明らかに聞こえていないようだ。囁き声のように感じられる。
十字ヶ丘龍之介:(おいおい、どうした?DJラッキー、ついに本当に壊れちまったか?)
十字ヶ丘龍之介:ラジオを手に取って眺める
???:『……誰か、……そこにいるの?』
GM:声がもう少しはっきりと聞こえ始める。
???:『………なにこれ? 誰?』
十字ヶ丘龍之介:「…ああ、これが俺の幻聴じゃないって言うなら」
十字ヶ丘龍之介:「聞こえてるよ」
???:『……幽霊? 幻聴? ……私もついに壊れた? ……でも……』
???:『もしも……、……マジでそこにいるなら、あなたは誰?』
十字ヶ丘龍之介:「こちらはN市13地区って言っても仕方ないな」
十字ヶ丘龍之介:「ここは十字ヶ丘探偵事務所」
十字ヶ丘龍之介:「俺は十字ヶ丘龍之介、探偵だ」
???:『13地区……、探偵? ……だったら』
???:『……私を探して。助けに来て。……お願い』
十字ヶ丘龍之介:「それが依頼か、レディー」
???:『レディーなんかじゃない。私は”オレイアデス”。……幻聴じゃないって言って』
”オレイアデス”:『お願いだから。私は狂ってないって。助けが来るって、そう言って』
十字ヶ丘龍之介:「良いだろう。これは幻聴じゃないし、俺は自分で言うのもなんだが、それなりに有能だ」
十字ヶ丘龍之介:「だから助けを求める声には応じよう」
十字ヶ丘龍之介:「少しばかり待っていてくれ、必ず助けて見せる」
”オレイアデス”:『よかった。期待しないで……待ってるわ。この4年間、期待するだけ無駄だったから――でも』
”オレイアデス”:『もしも助けに来てくれるなら。13支部の、辰巳に――――』
???:『彼なら――』
???:『ジジッ』
GM:ひどい雑音。
GM:一瞬の沈黙。
GM:そして軽快なDJラッキーの、占いをしめくくる軽快な声が戻ってくる。
DJ.ラッキー:『Yo,それじゃ今日も良い決断と冒険を! ハヴァナイスデイ!』
十字ヶ丘龍之介:「言ってくれるぜ」
ハヤト:「……すっげー雑音」 耳をふさいでいたハヤトが手を放す。
十字ヶ丘龍之介:「なあ、ハヤト」
ハヤト:「なんだよ」
十字ヶ丘龍之介:「問題だ。見ず知らずのヤツから助けを求められた時」
十字ヶ丘龍之介:「お前はどうする?」
ハヤト:「……そんなの、見ず知らずのヤツなんて……」 「他人事だし……」 「知ったこっちゃねえし、わけわかんねえし……」
ハヤト:「……でも」
ハヤト:「飛んでいく。ソッコーで」 言ってから、きみをうかがうように見る。 「……これ、当たりだろ?」
十字ヶ丘龍之介:「良いね、大正解だ」
十字ヶ丘龍之介:ハヤトの頭をワシャワシャ撫でる
ハヤト:「やめろよ! ガキじゃねーんだよ!」
十字ヶ丘龍之介:「ちょっと出かけるが、誰か尋ねてくるかもしれない」
十字ヶ丘龍之介:「留守番とマオの餌を頼む」
ハヤト:「……はっ。いまのいい方がだいぶガキっぽかった……お、おう? おう!」
ハヤト:「任せとけよ。おっさんより役に立って、大評判になっちまったらごめんな!」
十字ヶ丘龍之介:「下で飯を食う時は俺にツケておいても良いが」
十字ヶ丘龍之介:「定食以上のヤツは高いからダメだ」
ハヤト:「それは知ってる」
十字ヶ丘龍之介:「お前が俺より評判になれば、俺の仕事が減って大助かりだ」
ハヤト:「あとでほえ面かくなよ」
十字ヶ丘龍之介:「くっくっく、楽しみにしてる」
十字ヶ丘龍之介:「知ってる奴が来た時はボスに会いに行ってると伝えてくれ、それで大体解るだろ」
ハヤト:「あいよ」 片手をひらひら振る。追い出すように。 「行ってらっしゃい」
GM:シーン終了。
十字ヶ丘龍之介:スーツのポケットにラジオを突っ込んで部屋を出ます
GM:ロイスの取得のみ可能です。
十字ヶ丘龍之介:依頼人/”オレイアデス”/依頼の受諾○/不安
十字ヶ丘龍之介:とりあえず以上です
GM:はい!ありがとうございました!


OP2:琴城 星羅

GM:登場ダイスをお願いします。
琴城 星羅:1D10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 7[7]+36 → 43

GM:OK!
GM:――――
GM:N市・第13支部。
GM:それは埋立地である13地区の地下に存在する、迷宮にも似た空間の上層である。
GM:当然、入り組んだ構造である地下部分には、様々な施設や資料が存在するが――
GM:問題なのは、まさにその膨大な分量と、片付ける端から散らかっていくN市の混沌とした情勢。……また、支部長と支部員の気質でもある。
GM:きみはいま、13支部への増援として招かれ、メンバーが揃うまでの作業として資料の整理を依頼されていた。
辰巳十三:「……いや、悪いな。地味でめんどくさい仕事を頼んじまった」
琴城 星羅:「いえ!私が支部長の役に立てるならそれでいいんです!」年代順に並んだ段ボールを開けたり詰め替えたり。
辰巳十三:「いや。ホントなら琴城サンには、もう少し派手な仕事を任せたかったんだけどな……」
辰巳十三:言いながら、辰巳十三は窮屈そうに部屋の隅に体をおさめ、古い新聞のようなものを積み重ねている。
琴城 星羅:「あはは、荒事よりもこっちのほうがお仕事!って感じがして好きですよ、私」
辰巳十三:「そうかな? 俺はこういう仕事やってると、外に出たくてたまらなくなるぜ……第5支部ではどうなんだ?」
辰巳十三:「みんなでバーベキューとかフットサルとか、レクリエーションしてんの?」
琴城 星羅:「スイーツ食べに行ったりとかはしょっちゅうですよ。支部長含めて女の子ばっかりなんで」
辰巳十三:「マジかよ! 仲いいな!? 俺らはオフで会うこと滅多にねーからな……ああ、そうだ!」
琴城 星羅:「フットサルは…私が出たら無敵のキーパーになっちゃう」手の先の構造体の形状を変化させながら。
辰巳十三:「夏祭り! 夏祭りのことを聞きたかったんだ」 古い新聞のような紙の束を高速でめくりながらしゃべる。
辰巳十三:「この市の夏祭りっていつからあるか知ってる?」
GM:もちろん知らなくてもいいし、適当なことを言ってもいい。(もしかしたらそれが設定として定着するかもしれないし、勘違いでまとめられるかもしれない…)
琴城 星羅:「夏祭りですか?」スマホを開いて過去の写真を見る。
辰巳十三:「そう。だいぶ昔からありそうなんだよな……」
辰巳十三:「で、俺が気になってて、調べなきゃならんのも、そこが原因だったりするわけだ」 紙の束をひっくり返しています
琴城 星羅:「あった!五年前で第50回だから、55年くらい前かな?」生前の浴衣姿の写真を見せる。
辰巳十三:「うわっ! 琴城サン、夏祭り行ったことあるのかよ。スゲーな! 羨ましい! しかも浴衣で――」
辰巳十三:「おっと。違う違う。いまそれどころじゃねえんだった。そうだよ、半世紀以上前――って名目になってるよなぁ。やっぱり」 古い新聞を見て唸っている。
琴城 星羅:「あ!今年は支部長も一緒に行きましょう——って、夏祭りに何かあるんですか?」
辰巳十三:「いや。この街の夏祭りってさ。もちろん市議会も結構出資してて……」
辰巳十三:「……うちの街の市長って。なんか……だいぶ前から……」 古新聞をめくっている間に、いくつかの紙の切れ端がすべりおちる。 「あ」
GM:どうやらそれは写真のようだ。
琴城 星羅:ぱしっ。キャッチして、何気なくのぞいてみる。
GM:そう古くはない。
GM:数人の男女が写っている写真――その中には
GM:琴城星羅。きみの姿も写されている。写真の中央にいて、別の、黒髪の少女と親しげな距離で立っていた。
GM:どうやら、”琴城星羅”は、その黒髪の少女と仲が良かったように見える。
琴城 星羅:「あれ、これ、私…」記憶を辿ってみるが、霞がかかったように思い出せない。
???:写真の少女は、微笑んでいるのかどうか、よくわからない曖昧な表情でファインダーを眺めているように見えた。
GM:記憶にない顔だ。
GM:少なくとも、いまのきみには。
辰巳十三:「ああ。この写真は――あれ」
辰巳十三:「なんだったっけ。ここにあるってことは、うちの支部にも関係ある写真なんだろうけど……」
琴城 星羅:質問なんですが、この子以外のことは覚えてますか?
琴城 星羅:写真に写ってる中で!
GM:他のメンバーの顔も見たことがないです。辰巳らしき人物もいるのはわかる。
辰巳十三:「……俺もいるし」
琴城 星羅:なるほど。「あれ、第三支部の件より前にお会いしたことありましたっけ…あれ?」首を左右に傾げる。
辰巳十三:「あー……まあ俺の記憶ってさ。マスキングかけたり、アーティファクト回収上の問題でカットしたりしてるから、あんまりアテにならないんだよな」
辰巳十三:「知ること、それ自体が問題になるアーティファクトもある」
辰巳十三:「でも……これは確実に、琴城サンだね」
琴城 星羅:「あ、なるほど、それで…あれ?」隣の女の子が思い出せない理由にはならない。が、アーティファクトのことを聞いてもう一度あれ?っていう顔。
琴城 星羅:「…私、ですね」
辰巳十三:「この隣の子、……制服似てるし。友達だったのかもしれないぜ」
琴城 星羅:「かも、しれません。でも…誰だろう」
辰巳十三:「あ。写真の裏には名前が書いてある。”オレイアデス”……」
辰巳十三:「”オレイアデス”湯澤要サンだってさ。この真ん中の子は」
辰巳十三:「……聞いたことある?」
GM:精神で難易度9の判定をしてみてもいいし、しなくてもいい。
琴城 星羅:してみます。
琴城 星羅:せっかくなのでオリジン:レジェンドを乗せよう
GM:や、やる気だ!
琴城 星羅:浸食が45になりまして。
琴城 星羅:3DX+10
DoubleCross : (3R10+10[10]) → 6[3,5,6]+10 → 16

GM:ゲェーッ!成功!
GM:ではあなたにはかすかな記憶が単語として思い出される。
???:『スキャバーズ』リーダー。《オレイアデス》湯澤要。
???:アーティファクト破壊者。
GM:以上だ。
辰巳十三:「……なんか思い出した?」
琴城 星羅:「ゆざわ、かなめ」何度も呼んだことがあるような、生まれて初めて口に出したような響き。
琴城 星羅:「『スキャバーズ』のリーダーで…アーティファクト破壊者」
辰巳十三:「……ああ。あり得るな。……うちの支部とも関係ある部隊なら、ここに写真があるのも納得だ」
辰巳十三:「俺が写っていて、何も覚えてないのも。ああ。何か事件があったんだろう」
琴城 星羅:一連の単語記憶を何度かつぶやいてみる。それ以上は、体内構造体のどこにも記憶がなかった。
辰巳十三:「……たぶん、琴城サンにいま探してもらってる資料にも関係がある」
琴城 星羅:「私の…?あ、そういえば今私が漁ってるここの資料って、なんの資料なんですか?」
辰巳十三:「アーティファクトを破壊するアーティファクト。”神”とやらが本当に目覚めてるなら、それに対抗するピースの一つ」
辰巳十三:「確かにあったはずなんだ。なんで俺も含めて、誰も覚えていないのかわからないくらいに」
琴城 星羅:「かみ。」ぱちくり。
辰巳十三:「……正直、望み薄だったが……」 写真を手に取る。
辰巳十三:「少しは現実味が出てきたみたいだ」
琴城 星羅:「アーティファクトを破壊…あ!この子!」
琴城 星羅:「もしかして、探してた資料って、この写真とか…ですか?」
辰巳十三:「んんん~~~~~……」 首をひねる
辰巳十三:「……どうかなぁ~~~~。とりあえず、ここに写ってる面子を探してみるのはいいかもしれないけども」
辰巳十三:「事件に対処する方が先だな。そろそろ時間だし。……琴城サン、知ってる?」
辰巳十三:「最近、この辺で起きてる事件」
琴城 星羅:「そっかぁ…」しゅん。「あ、事件ですか?何かあったんですか?」
辰巳十三:「なんかね、すっげーでかくてビカビカ光るらしいよ」 両手を上に動かす。 「それが空飛んでんの」
辰巳十三:「どう考えてもアーティファクトか超強力な集団幻覚だろ? だから我が支部の最強エージェントと傭兵を3人、それに琴城さんをくわえて4人も招聘したわけだ」
琴城 星羅:「すっごくでかくて…ビカビカ光る。」同じ動きで手を動かす。
琴城 星羅:「…完全にUFOじゃないですか!っていうかそういうの私でいいんですか!?いやまあ信頼されてるのはうれしいんですけど…」くるくると表情を変える。
琴城 星羅:ちょっと落ち着いた顔になる。「確かに、今何か普通じゃないことが起きてるのはわかりました」
辰巳十三:「すげー動き」 少し笑う。 「そう。普通じゃないことが起きてる」
辰巳十三:「今回は楽ができそうで嬉しいよ。琴城さんも気楽にやってくれ。なにしろ、我らが13支部で最強ってことはだ」
辰巳十三:「この街で最強クラスって言ってもいいからね。仲良くしてやってくれ。お願いします」
琴城 星羅:「あ、いえこちらこそ」反射的に頭を下げる。最強エージェントと聞いてなんだか怪物みたいなシルエットを想像している顔。
GM:きみの手元には写真だけが残る。
GM:見覚えのない知人。あるいは友人、あるいは仲間たちの写真。
GM:何かを思い出せるかもしれない。それとも、これから知るのか。少し不吉な予感がしたかもしれない。
琴城 星羅:写真をじっと見つめる。「ゆざわかなめ」もう一度つぶやいてみる。
琴城 星羅:さっきより、わずかに口馴染みがある響きに聞こえた。
GM:シーン終了。
GM:ロイス取得のみ可能です。
琴城 星羅:《オレイアデス》湯澤要に、懐旧/○未知で取得します。
GM:OK!


OP3:一宮 千景

GM:登場ダイスをお願いします。
一宮 千景:43+1d10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+5[5] → 48

GM:OK!
GM:――――
GM:N市、西岸警察署。
GM:広いN市を分割し、西側湾岸地区を担当している機関である。
GM:その担当範囲には第13地区も含まれる……その担当地域の片隅で。
GM:今日も死体が見つかった。
刑事:「……なんだこりゃ」
刑事:「ひどいな。この街は本当にどうなってるんだ?」
GM:路地裏で、刑事たちはその死体を検分する。その有様は見るからに異様だった。
刑事:「……なあ、あんた。この手の事件の”専門家”って肩書、本当なのか?」
GM:刑事は――一宮千景を振り返る。
一宮 千景:そこに立っているのは、ごく普通の大人しそうな少年。
一宮 千景:だけど、死体を前に動じることもなく頷く。
一宮 千景:「はい。この件は、僕たちに任せてください」
刑事:「いや、まあ……””上”からの指示だし、そうしろって言うならそうするが、その」
刑事:「こんな事件に専門家なんているのか? しかもあんたみたいな……その、言っちゃなんだが、まだ子供にしか見えないぞ」
一宮 千景:この上なく常識的な正論を言われ、少し困ったように眉を下げて笑う。
一宮 千景:「信用は、出来ないと思いますけど。R案件はUGN(僕ら)の領分です」
一宮 千景:「必ず、解決してみせます」
刑事:「……ホントに”上”は何を考えてるんだか。この街はどうかしてるよ」 ため息をつき、手招きをする。
刑事:「まあいい、こっちだ。何かわかることなんてあるのかね?」
GM:たくさんの捜査員が動き回っている路地に、きみを招き入れる。
GM:そこにはブルーシートで覆われた一角がある。
一宮 千景:刑事に続いて路地へと踏み込む。
刑事:「これだよ。見てやってくれ」
GM:シートの覆いをはがすよう、きみを促す。
一宮 千景:「……はい」 シートをはがす前に、手を合わせ目を閉じる。
一宮 千景:一呼吸分の黙祷ののち、ゆっくりとシートに手をかけた。
GM:では、そこにある死体ときみは対面する。
GM:死体は四つ。いずれもまだ若い――すくなくとも十代から20歳そこそこの年齢に見えた。
GM:というのも、外傷があまりないからだ。そのせいで苦悶の表情がはっきりとわかる。
GM:また、きみにとってそれと同じくらい異様に思えたのは、彼らの身に着けている服だ。
GM:UGNボディアーマー。なぜかひどく損耗しており、やや型も古いようだが、間違いない。
GM:彼らはUGNの戦闘部隊――だった何者かと思われる。
GM:一目見てわかることは、以上だ。
刑事:「……どうだい? 何かご意見は、専門家さん」
一宮 千景:まだらの紐を使用して、何か情報を得ることはできますか。
GM:外傷だけでは死因がわからないので、体内に侵入させられば何かわかるかもしれない。
一宮 千景:では、彼の影の一部が動く。小さい蛇のように分かれたそれは、被害者の一人の口から体内へと入り込んだ。
GM:OK。まだらの紐を使うなら、浸食率を上げておいてください!
GM:その代わり、以下のことがわかる。
GM:――体内はひどい損傷を受けている。肺が焼かれて穴が開き、全身の臓器が致命的な火傷を負っていた。
GM:そして、体内に大量の灰(今度は)誤字じゃないが堆積しているのがわかった。
刑事:「なんだ? おい、何をやってるんだ?」
一宮 千景:「……外傷はありませんが、臓器の損傷がひどいです。おそらくは、高熱で焼き焦がされたのだと思います」
刑事:「体内? なんだそりゃあ。生コンクリートでも飲まされたわけじゃあるまいし……」
GM:そして、きみにはそうした殺害の方法に心当たりがある。
GM:記憶を思い出すこともできる。
GM:――――
GM:崩落戦。
GM:この街に残る、ある種の傷痕の記憶。
GM:一宮千景も、当然のようにそれに関わっていた――期待されていた役割は、戦士に他ならなかった。
GM:敵を探し、攻撃して、撃滅する。
GM:だが、巡りあわせが悪かったというべきだろうか。その男は、陰鬱な気配とともにきみの前に現れた。
花垣楊柳:「……まだ、いたのか」
GM:灰に覆われたUGN施設の只中で、その男はきみを見るなり呟いた。
GM:足元にはUGN職員の死体が複数。外傷はないが、内臓を焼かれているのだろう。その男の殺し方は有名だった。
GM:”ボダッハ”花垣楊柳。FH側でも特別戦力としてカウントされるオーヴァード。灰を操り、人体を内部から焼き殺す能力の使い手。
花垣楊柳:「……きみも、私の前に立つのか。やめておいた方がいいと思うが、どうする?」
一宮 千景:「あ、あ……」 その視線にすくみ、後ずさる。
一宮 千景:逃げ出したい。だけど、足の震えのせいでそれさえも出来ずに立ち尽くす。
花垣楊柳:「この界隈には、増長する者が多くて困る。多少の能力を得て、まるで自分が神にでもなったようにふるまう……神などいないのに」
花垣楊柳:「きみはどうだ? 自分が特別な力を得たと思うか?」
一宮 千景:その言葉に、首を振る。だって。
一宮 千景:自分は落ちこぼれだから。
一宮 千景:弾をまともに的に当てることも出来ず、当てれば当てたで能力の反動で自分が傷つく。
一宮 千景:それを補えないかと訓練した影の能力も、出来るようになったのは他人の支援と噛み合わない。
一宮 千景:そんな自分が特別だなんて、思ったことはない。……思えたことはない。
花垣楊柳:「そうか」 少し口調が穏やかになる。 「理解しているなら、いいんだ。この世には無価値な者があまりにも多いからね。……違うな。まだ私は思いあがっている」
花垣楊柳:「そう。私ごときに殺されるなど、無価値にも満たないな」
花垣楊柳:「きみがそれを理解してくれているなら、どいてほしい。まだいくらかの仕事が残っていてね」
GM:花垣楊柳は、ゆっくりときみに近づいてくる。
一宮 千景:震えていた足から更に力が抜け、へたり込む。
一宮 千景:それでも、少しでも彼から離れようと這いつくばった。道を譲るように。
UGN職員:「――一宮くん……!」 花垣楊柳の足元で、どうやらリザレクトが間に合ったらしい職員の一人がうめき声をあげた。
UGN職員:「た、助けを……救援……」
UGN職員:「これには……勝てな……い……。すぐに」 言いかけて、ぼっ、と、その舌が灰に包まれた。焼ける。 「かっ」
花垣楊柳:「喋るのはやめてくれないか。耳障りに加えて……何一つとして聞く価値を感じない」
花垣楊柳:「では」 一宮くんに対して軽く頭を下げる。
一宮 千景:呆然と花垣を見送って、慌てて焼かれた職員の元へと這いよる。
UGN職員:「……か」 その口から灰が吹き出す。どういう原理になっているのかおそろしく高熱の灰だった。
一宮 千景:倒れている職員全員が、その灰に苛まれている。花垣へと立ち向かった者全て。
一宮 千景:自分以外の、全員が。
UGN職員:「一宮くん……」 また別の誰かがささやくような声をあげた。それが限界だったのだろう。
GM:きみは彼に近づいてもいいし、そうしなくてもいい。
一宮 千景:立ち上がれないまま膝を使って這いよる。いつからか、その瞳はボロボロと涙をこぼしていた。
UGN職員:「……なんで」
GM:最後に言えたのはそれだけだったようだ。口を半ばひらいたまま、次の言葉が発せられることはない。
一宮 千景:「……ごめん、なさい」 最後の言葉を聞き届けて、出てきたのは謝罪だった。
一宮 千景:「ごめんなさい、ごめん、な、さ」 嗚咽で声が詰まる。息が苦しい。
一宮 千景:それでもずっと。ただ泣きじゃくりながら、謝り続けた。誰に向けてかも分からずに。
一宮 千景:あの地獄の中で、自分にはそれしか出来なかった。
GM:――――
刑事:「……おい」
刑事:「おい、どうした? なあ。何か気になることでもあったのか?」
一宮 千景:「……いえ」 声をかけられていることに気づき、我に返る。
一宮 千景:「何でもありません」 指先の震えを隠すように、手を握りしめる。
刑事:「しっかりしてくれよ。……とりあえず、俺はやることやったからな。あんたを案内したし、死体も見せてやった」
刑事:「あとはそっちの調査でもなんでも、好きにやってくれ。こっちはまだ仕事があるんだ」
一宮 千景:「はい。ありがとうございました」 立ち上がって一礼。
一宮 千景:そうする間も、脳裏にはあの男の顔が浮かんでいた。
一宮 千景:記憶に焼き付いた、恐怖と絶望。無力感と罪悪感。
一宮 千景:昔の自分は、謝るしかできなかった。
一宮 千景:今の自分は、何が出来るだろう。
一宮 千景:握った拳に、もう一度力を込めた。
GM:ロイスの取得のみ可能です。
一宮 千景:花垣揚柳に尽力/〇恐怖で取得します
GM:OK!


OP4:彪文也

GM:登場ダイスをお願いします。
彪文也:彪文也の浸食率を+2(1d10->2)した(浸食率:29->31)
彪文也:いい調子だ
GM:くっ…OK!
GM:――――
GM:N市13地区。彪文也の事務所には来客が多い。
GM:それは必ずしも依頼人であることを意味しない。
GM:借金取りであったり、押し売りであったり、単なる強盗であったり、
GM:あるいは逆に、きみを顧客とする者であったりする。箕村若菜――《修理屋》の女こそ、まさにそれだ。
彪文也:二階建てのバラック。トタンの壁は風と酸性雨と月日によって端がすっかり錆びついており、
彪文也:ドアの立て付けは最悪。開くたびに耳を劈く音が鳴り、時折蝶番からぽろりとドア板が落ちる。
箕村若菜:「……彪! 彪文也! いるんだろ?」 その薄すぎる貧弱なドアを叩く音がする。今にも破壊されそうだ。
彪文也:そんな彪文也の事務所—ビーバーでももう少しましな家を建てる!—の来訪者の顔を窓から確認して、
彪文也:ゆっくりとドアを開ける。
彪文也:「出るから待て!大きな声出すんじゃねえ!」
箕村若菜:「遅えよ」
彪文也:「用心深いと言え。」
箕村若菜:「人がせっかく格安割引メンテナンスサービスに来てやったんだ。一瞬で出な。何が”用心深い”だよ」
彪文也:「俺ほどの何でも屋になると敵も多い。必然来客には警戒するものさ。」
箕村若菜:「こんなところに住んでるやつが用心深いわけねーじゃん」
彪文也:「ばっ、テメッ…言っていいことと悪いことがあるんだぞ!?」
彪文也:「人の家指さして”こんなところ”だと!?」
箕村若菜:「こんなところだよ。そりゃもう、めちゃくちゃにこんなところ」
彪文也:「鍵は付いてる!しかも二階建ての一軒家!」
GM:ちなみにドクターや箕村さんは第一区の高級住宅街に住んでいる。
彪文也:ゆ、許せね~~~!!
彪文也:「虫はそれ程沸かないし、ネズミも罠で獲れるから食料の確保も出来る。どこからどう見ても好物件だろ。」
箕村若菜:「これが鍵かよ……百均で撃ってるシリンダー錠並みだな」
彪文也:「うるせっ!」あたりを見回して「……入れよ。俺のファンに感付かれないうちに。」
箕村若菜:「はいはい。ファンね。……お前の住環境はどうでもいいけど、ネズミはやめときな。それ以上不健康になったらオペ前に死ぬよ」
彪文也:「はいはい。わかってますよ。」
彪文也:中に入り、比較的片付いた応接室に箕村を通す。
彪文也:机とソファ。それだけの簡素な部屋だが、客用のソファは一応綺麗なものを選んでいる。
箕村若菜:「じゃ。今日もメンテしてやるよ。その前に――」 すすめられる前に、ソファに腰を下ろす。
箕村若菜:「金。とりあえずいまある分だけでいいや。先にちょーだい」
箕村若菜:箕村若菜は、施術中に事件が発生してゴタゴタ発展し、結局もらえなかった回のことを覚えているのだ!記憶力!
彪文也:「…あーはいはい。わかったよ。ファンサービスは必要だよな。」
彪文也:部屋から出て、スーツケースを引いて戻ってくる。
彪文也:中にはしわしわの札束が雑多に詰め込まれている。
彪文也:しめて、500万円。
箕村若菜:「はい、どーも。毎度あり」 スーツケースに手を伸ばす。
箕村若菜:「……あ。待った」 その手を握りこぶしに変える。 「ちょっと待った。……うん。そうだな……」
彪文也:「……?」
箕村若菜:「彪、取引する気はある? 私からちょっとしたお使いみたいな依頼があるんだけども」
箕村若菜:「そいつを受けてくれるなら、この金額。大幅割引にしてやってもいい」
彪文也:「…………マジ?」
彪文也:「あっいや、待て、待て待て、引き受けたわけじゃねえぞ!」
彪文也:「話を聞いてからだ。」
箕村若菜:「まー、そりゃそうだ。つっても簡単な仕事だよ」
GM:箕村若菜は勝手にタバコに火をつける。
箕村若菜:「弟がな。いるんだよ。私に」
彪文也:「弟ぉ?」灰皿代わりの空き缶詰を差し出す
箕村若菜:「悪いか。とにかくいるの。いるんだよ」 空き缶に灰を落とす。
箕村若菜:「で……そいつが最近、ちょっと微妙に若干少しだけ……様子がおかしい」
彪文也:「………。」
彪文也:空き缶に落ちる灰を見ながらじっと話を聞いている。
箕村若菜:「具体的に言うと、……いや。やっぱよくわかんないや。まともになったというか、なんというか」
箕村若菜:「そういう感じで、とにかく変なんだ。年もちょっと離れてて、よくわかんないところはあるんだけど……明らかにコレっていう原因だけはわかる」
箕村若菜:「彪、お前さ、UFOって見たことある? 最近、ちょっと話題になってるやつ」
彪文也:「………あ?」突拍子もない発言に口をぽかりとあける。
彪文也:「いや、最近よく聞くけどよ。どうせ宇宙友愛協会かなんかの妄言だろ?」
箕村若菜:「私もそー思ってたよ。弟がそれを見たっていうまではな」
箕村若菜:「で、それと遭遇した数時間の記憶がないらしい。おかしくなったのはそれ以来かな」
彪文也:「………。」
箕村若菜:「どう思う?」
彪文也:「なんかの見間違え、じゃねえか。」
彪文也:「たぶん原因には違いないが、」
箕村若菜:「ああ。私もそう思う。なんかの見間違え、に決まってる」
彪文也:「その見慣れない”モノ”を脳内で補完するためにUFOっていう分かりやすい概念を当てはめてるとか。」
箕村若菜:「そうそう。錯覚みたいなもんさ。……な?」
箕村若菜:「簡単なお使いみたいな仕事だろ?」
箕村若菜:「それで大幅割引なんだから、私ってすげー人格者じゃね?」
彪文也:「だから原因はありふれたもんだ。結局オーヴァードやそれに準ずる………」
彪文也:「あ………」ここまで言って箕村の言葉に乗せられていたことに気付く
箕村若菜:「ちょっと調べてみるだけ。な。簡単でしょ」
彪文也:「あーーー………くそ。一つだけ聞かせろ。」
彪文也:「ドクターやお前じゃ原因を探れなかったのか?」
彪文也:「症状から原因を逆算する…例えば外傷で例えるなら殴った跡からどんな鈍器で殴られたか割り出すみたいな、」
箕村若菜:「ドクターは死ぬほど忙しい。無理な話だ。で、私はなんだ……弟とはあんま関わるなって。パパとママがうるさくてさ」
彪文也:「そういうのをやった上で俺に依頼を?」
箕村若菜:「実の姉がオーヴァードってなると、どうしてもね。……まあいいんだけど。いろいろな相手に頼むことを考えて消去法しまくった結果……」
彪文也:「あーーーーー………」ドクターに会いに行くといつも被検体か患者にメスを振るっている後ろ姿しか見ていないような気がする。
箕村若菜:「一番こういうどうでもよさそうな仕事をやってくれそうなのが、あんたしか残ってなかったわけ」
彪文也:「……分かったよ。分かった。」スーツケースに手を置く。
彪文也:「引き受ける。」
箕村若菜:「ああ。……助かる」
箕村若菜:「彪、UGNの知り合いに腕の立つやつがいるんだろ? こういうハナシにも詳しいような」
彪文也:「ああ。俺も話を持ってくつもり。」
彪文也:「……言っとくが、手に負えない案件だったらそいつらに丸投げするからな。俺も命は惜しい。」
箕村若菜:「はは」 煙草を吸って、軽くせき込むように笑う。
箕村若菜:「じゃ、背中向けて座りな。命が惜しいなら、メンテナンスの時間だ」
彪文也:「了解。」
箕村若菜:「死ぬなよ?」
彪文也:丸椅子に腰かけ、背中を見せる。
彪文也:「誰が死ぬかよ。死にたくねえから、」
彪文也:「死ぬ気で無茶してんだろうが。」
GM:シーン終了。
GM:ロイス取得のみ可能です。
彪文也:ドクターの助手/箕村若菜/〇信頼/嫌気/ロイス
彪文也:これで以上!
GM:OK!


ミドル1

GM:合流シーンです。全員登場なので、浸食率ダイスをお願いします。
琴城 星羅:1D10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 1[1]+45 → 46

琴城 星羅:よしっ
彪文也:彪文也の浸食率を+8(1d10->8)した(浸食率:31->39)
一宮 千景:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 4[4]+49 → 53

十字ヶ丘龍之介:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 7[7]+43 → 50

GM:OK!
GM:――――
GM:N市13支部。
GM:埋め立て地の地下に存在する、N市でも特殊な事情を持つ支部だ。
GM:いま、その支部長室――というのも名ばかりの、大きなテーブルと椅子があるだけの散らかった部屋には
GM:无号・辰巳・十三と、客分である琴城星羅。
GM:そして調査から帰還した一宮千景の姿があった。
GM:これほど支部に人がいるのは、実はかなり珍しいケースではある。
辰巳十三:「よお。お帰り、一宮くん! 悪いね、わざわざここまで呼んじゃって!」
一宮 千景:「いえ。お久しぶりです、支部長」
辰巳十三:「うん。メールとスカイプで済む話ならよかったんだけど、話が結構メンドくさくなってきちゃって……あ。そうそう、こっち!」 琴城さんを示す。
琴城 星羅:「はじめまして、第五支部から来ました琴城星羅です!」一宮くんを眺める。思ったより普通そうな子だ。
辰巳十三:「琴城星羅サン。今回の事件を手伝ってもらうことになった。第五支部のスゴウデだよ、仲良くしてね」
一宮 千景:「初めまして。十三支部エージェント、一宮千景です」 一礼。
一宮 千景:「協力ありがとうございます、よろしくお願いします」
琴城 星羅:「いえいえスゴウデだなんてそんなぁ。えへへ」照れ照れ。「こちらこそよろしくお願いしますね」ぺこり
辰巳十三:「で……一宮くん、何かわかった?」
辰巳十三:「一応、警察の捜査に混ぜてもらえるように頼んでみたんだけど。意味あったかな」
一宮 千景:「はい。遺体の検分から、情報が得られました」
辰巳十三:「あ。一宮くんには区内で起きた殺人事件のことを調べてもらってたんだよね。最近、物騒だから」 でかい紙を取り出し、テーブルに広げる。
一宮 千景:「報告は……全員集まってからのほうがいいでしょうか」
辰巳十三:「問題1つめ。謎の殺人事件――と」 大きく書いて、うなずく。
辰巳十三:「そうしよう。そろそろみんなも来そうだし」
辰巳十三:「なんかメシでも用意しときゃよかったな……柿の種あったかな?」 隅っこのコンテナを探っている。
十字ヶ丘龍之介:コンコン
十字ヶ丘龍之介:ノックの後、扉が開いて十字ヶ丘が入室する
辰巳十三:「あ。来た! どーも、十字ヶ丘サン。元気そうだね!」
十字ヶ丘龍之介:「ボスも元気でなによりだね」
十字ヶ丘龍之介:「報告があって来たんだが」と琴城さんを見る
十字ヶ丘龍之介:「こんなむさ苦しい場所に可愛いお嬢さんをお招きするとは」
辰巳十三:「彼女は今回のゲストで傭兵の琴城サンだよ」
琴城 星羅:「あ、は、はじめまして!第五支部エージェント、琴城星羅っていいます!」渋くてかっこいい人だ。やっぱり思ってたのと全然違う。
辰巳十三:「我が支部の窮状を見かねて、救援にかけつけてくれたんだ。この地区いつも窮状してるけどね! ハハハ!」
十字ヶ丘龍之介:「初めまして、俺は十字ヶ丘龍之介。この支部に所属していて、探偵もやっている」
十字ヶ丘龍之介:「窮状はお互いさまだね」
琴城 星羅:「探偵さんなんですね!かっこいいなぁ」よくあるハードボイルドな作品のイメージが脳裏に浮かぶ。
十字ヶ丘龍之介:探偵事務所の名刺を取り出しながら
辰巳十三:「一宮くんと十字ヶ丘サンは義理の兄弟なんだ。……ごめんウソ。でも超強力なチームなんだぜ」
十字ヶ丘龍之介:「調査の腕はそれなりだと自負している。何か困り事があれば何時でも依頼を」
琴城 星羅:「あ、名刺!ありがとうございます!私も作っとけばよかった…」ころころ表情を変えたり、ポーチの中に名刺がなかったか探したりする。
辰巳十三:「で……あと一人。そろそろ来る頃だと思うんだけど……」
十字ヶ丘龍之介:「ボスの冗談は相変わらずだな」
彪文也:ガン! ガン! ガン!と階段を駆け下りる音。
彪文也:それが近づいてきて、ドアが勢いよく開かれる。
彪文也:「はぁー……マジしつけえ………」
彪文也:「月末って言ってんじゃねーかよ………」
琴城 星羅:「…あの方ですか?」
彪文也:現れたのは緑のウィンドブレーカーを着たいかにも軽薄そうな男。
辰巳十三:「そうそう、彪サン。久しぶり! 生きててよかった!」
一宮 千景:「彪さん、その。支部に借金取りを連れてくるのは……」 困りつつも釘を刺す。
琴城 星羅:やっと想像してたタイプの人が来た、という顔。
彪文也:「撒いたよ!撒いたからセーフ!」
彪文也:「あー、辰巳さん。お久しぶり…。」
彪文也:「何とか生きてるよ…で、どういう集まり?みんなでUFO探索?」
辰巳十三:「惜しい! それもある! それもあるんだけど……」
十字ヶ丘龍之介:「俺は報告があって来たんだが」
彪文也:「あ、俺は彪。彪文也ね。”トゥイステッド・リップ”。」
十字ヶ丘龍之介:「他にも色々とありそうだね」
彪文也:「よろしく。」椅子にどかりと座る。「他にも?」
辰巳十三:「順番に説明をお願いしていこうかな。市内でいくつか事件が起きてる。じつはどの事件も少しずつ関係していると思うんだよね……同時多発すぎるから」
琴城 星羅:「あ、第五支部から来ました、”フェアウェルブーケ”琴城星羅です!よろしくお願いします!」
辰巳十三:「一宮くん。まず一番事件らしいやつからいこうよ。謎の殺人事件のやつ。今朝、身元不明の4人の遺体が見つかったんだけど……どうだった?」
彪文也:「よろしくね。」と琴城さんに返したあと、殺人事件というワードを聞き「げっ」という顔になる。
一宮 千景:「了解しました。……簡単にですが、現場で遺体の検死を行いました」
十字ヶ丘龍之介:「身元不明遺体程度は珍しくないからな」
一宮 千景:「遺体は旧型ですがUGNボディアーマーを着用しており、全員UGNの戦闘部隊だと思われます」
辰巳十三:「ただ、外傷がぜんぜんなかったらしいんだよね……それで身元不明ってのもおかしな話だけど。実際の死因が気になってたわけだが」
一宮 千景:「事前の情報通り外傷はないものの、内臓など体の内側に重度の火傷多数。さらに体内には多くの灰が溜まっていました」
辰巳十三:「んん? UGNの戦闘部隊……そいつは妙だな。UGNボディアーマーを着るような戦闘員が殺されたら、所属支部がタダじゃおかないはず……だよなあ……」
彪文也:「うげげ」という顔
彪文也:「所属不明とはいえUGNの戦闘部隊を4人?」
琴城 星羅:UGNという言葉に悼ましげな顔。
十字ヶ丘龍之介:「ボスの言う通りだな。つまり、そういう報告は他支部からは上がっていないのかい?」
辰巳十三:「いまのところ、ない。まったくないね」
一宮 千景:「おそらくは高熱の灰を吸い込んだことで内臓機器が損傷したことが死因かと」 ここまで一息に喋って、息をつく。
辰巳十三:「死因もヤバいぞ。その手口……なんだったっけな……昔、有名なやつがいた気がするんだけど……」 思い出そうとしているが、たぶん精神1の辰巳には無理だろう
一宮 千景:「……ボダッハ」 支部長の言葉に答えるように呟く。
辰巳十三:「――ああ。そうだ。”ボダッハ”」
GM:十字ヶ丘さんと彪さんは戦歴が長いので知っていても構いません。
GM:琴城さんは記憶が連続していないので無理な気がします。チョー強いFHのオーヴァードでした。大量殺人鬼でもあります。
彪文也:「……帰っちゃダメ?」
十字ヶ丘龍之介:「聞いた名前だな」
辰巳十三:「ダメだよ。なんのために彪サン呼んだと思ってんの」
彪文也:「”ボダッハ”って……アレじゃん……」
十字ヶ丘龍之介:「彪の気持ちも解るぜ。俺もできれば相手にしたくはないな」
辰巳十三:「一宮くんが以前に遭遇したって聞いてる。なぜか崩落戦以降、姿を消してたみたいだけど……危険なオーヴァードには違いない」
琴城 星羅:「そんなことができる、オーヴァード…」
彪文也:「FHの殺人鬼だろ?内側から敵を焼き殺したとかなんとか…」
彪文也:「イヤ、まあ、残るけど!俺のメンテ費掛かってるし!」
一宮 千景:表情が硬い。拳を強く握りすぎているせいか、指の節が白くなっている。
辰巳十三:「……大丈夫か、一宮くん」
彪文也:「………。」横目で一宮くんを見る「………あー、悪い。」
一宮 千景:「……大丈夫、です」
琴城 星羅:一宮くんの様子を見て、察する。相手は化け物みたいなオーヴァードなんだ。
彪文也:「”ボダッハ”の出現と、あとはなんだ?」
一宮 千景:「すみません、報告の続きを」
辰巳十三:「わかった。……それじゃあ」
辰巳十三:「十字ヶ丘サン。何かあったんだろ? 変わった事件かい?」
十字ヶ丘龍之介:「まだ事件とは呼べないが、変わった依頼である事は確かだな」
辰巳十三:「十字ヶ丘龍之介をして『変わった事件』と言わしめる。興味が出てきたね」
十字ヶ丘龍之介:「依頼人は助けを求めている」
十字ヶ丘龍之介:「だが何処からか、誰なのかは不明だ」
彪文也:「………あぁ?」首を傾げる
十字ヶ丘龍之介:「たまたま俺の所に繋がっただけだろう。だが俺はそれを受ける事にした」
琴城 星羅:「誰かもわからない相手を、助ける?」首かしげ。
彪文也:「待て待て、電話なら逆探とか手紙なら消印とかあるだろ。」
十字ヶ丘龍之介:ポケットからラジオを取り出し机の上に置く。
辰巳十三:「そうそう。メールとか怪文書とかで連絡されたわけじゃない、よな……っと。まさか、そいつが?」
十字ヶ丘龍之介:「琴城さん以外は知ってると思うが」
彪文也:「………マジかよ。いよいよ得体が知れないな。」
十字ヶ丘龍之介:「これは俺の相棒だ。普段はただ音楽を垂れ流すだけだが」
十字ヶ丘龍之介:「今日はどうも混線したらしくてね」
一宮 千景:「このラジオに依頼人から通信が入った、ということですか?」
十字ヶ丘龍之介:ラジオからは雑音が流れているだけだ
十字ヶ丘龍之介:「俺が疲れてるんじゃなければ。ま、そういう事だな。普段なら支部に持ち込む案件じゃないんだが」
琴城 星羅:「(壊れてるんじゃないの…?)」ますます首かしげ。
十字ヶ丘龍之介:「どうも依頼人はボスの知り合いらしいんでね」
彪文也:辰巳支部長を見る
辰巳十三:「なるほどね。そのラジオで秘密通信……、え?」
十字ヶ丘龍之介:「話を聞きに来たってわけだ」
辰巳十三:「だ、誰? 名前くらい名乗らなかったわけかい?」
十字ヶ丘龍之介:「”オレイアデス”って名前に聞き覚えはあるかな?」
琴城 星羅:「!」
辰巳十三:「……ああ」
辰巳十三:「繋がってきたな。ついさっき見かけたばかりだ。いや、俺は記憶になかったんだけど……」 琴城さんを見る。
琴城 星羅:「”オレイアデス”…湯沢要!」さっきの写真を取り出す。
琴城 星羅:「…あ、私も名前くらいしかわからないんですけど…」自分の隣に映った少女を指さす。
辰巳十三:「以前、俺と琴城サンは、少なくとも知り合いだったらしい。……えーと、俺たちは記憶が連続してなくてね。こういうこともある」
十字ヶ丘龍之介:「なるほど、偶然ってわけでもなさそうだ」
辰巳十三:「姿を消した誰の記憶にもないUGNエージェント。身元不明のUGN戦闘部隊の死体」
辰巳十三:「気のせいで括る問題じゃなさそうだ。……つまり、あとは彪サン」
辰巳十三:「そっちの話も、頼むよ。できればパズルのピースをぴたっとはめるみたいなネタを希望してる」
十字ヶ丘龍之介:「レネゲイドに関する事件は関わりを求めて集まりがちだ、頼むぜ」
彪文也:「……全っ然はまらねーぞこれ!いいのか!?」
辰巳十三:「そ、そんなに? そんなにハマらないわけ!?」
彪文也:ため息一つ吐いて「俺の依頼主は主治医の助手だ。」
彪文也:「なんでも弟の様子がおかしいって言って、その原因が……」
彪文也:「UFOなんだと。」
辰巳十三:「………………UFOか~~~~」
一宮 千景:「……UFOというと、その」
十字ヶ丘龍之介:「UFO?空を飛ぶ円盤の事か?」
一宮 千景:「空を飛ぶ、あの?」
彪文也:「ああ。らしい。弟君の話だとUFOに出会ったんだとさ。」
琴城 星羅:「ゆーふぉー。」手をひらひらと上に上げる。
彪文也:「様子がおかしいってのがどの程度なのかはわからないが、」
一宮 千景:困ったような顔になる。
彪文也:「少なくとも人に影響を与えるオーヴァードないしはEXレネゲイド?の仕業だと思ってる。が……」
彪文也:「やっぱこういう空気になるよな。」
彪文也:困惑する一同の顔を見渡す
辰巳十三:「……いや待った。実は、俺も気になってたんだよな。UFOのやつ。俺も見たし」
彪文也:「え……?マジ……?」
辰巳十三:「ホントならそっちの捜索を頼むつもりだった。もしもそんなシロモノが実際に存在するとしたら、そりゃ間違いなくあれだからな」
琴城 星羅:「あ、私もさっき聞きました。すっごく大きくて、ビカビカ光る…とか」
辰巳十三:「アーティファクト」
一宮 千景:その言葉を聞いて姿勢を直す。
彪文也:「UFOがアーティファクト?」
辰巳十三:「ここ最近の事件からこっち、どれだけの量のどういうアーティファクトが流出したかわからなくてね。そういう空飛ぶ円盤みたいなやつがないか、資料室の整理をしてたんだけど」
辰巳十三:「まー、ぜんぜん終わんない。こういうのは十字ヶ丘サンに任せようかなっと思ってたところだったんだ」
十字ヶ丘龍之介:「単独で受けるなら面白そうな案件だね」
十字ヶ丘龍之介:「うちの助手も喜びそうだが、ここに絡んでくるとなると中々物騒だな」
一宮 千景:「アーティファクト、ですからね。何が起きてもおかしくない」
辰巳十三:「まー、記憶に残ってないエージェントがいるってことは、記憶に干渉する系のアーティファクトじゃないかと思ってるんだよ」
彪文也:「………君らよく受け入れてるね?」
琴城 星羅:「えーと、まあ辰巳支部長の言うことですし」信頼。
辰巳十三:「その弟くんも記憶喪失になったりしてるかもしれないし」
辰巳十三:「ちょっと色々調べてみてくれない?」
琴城 星羅:「あと、実際に私がこの…湯沢要っていう子を思い出せないのもおかしなことですし」
一宮 千景:「ここから流出して以来各地でアーティファクト絡みの事件が起きているのも事実です」 真面目な顔で頷く。
十字ヶ丘龍之介:「まあ、いつもの事さ。こういう支部だと解ってしまえば楽だぜ?」
彪文也:「……ま、記憶に干渉する何かがあるってのは確かそうだな。」
琴城 星羅:「本当にアーティファクトってやつが関わってるなら、一大事です!」ふんすふんす。
彪文也:「分かってても慣れねえよ、これ。」
彪文也:「……了解。乗り掛かった舟だ。依頼を終えなきゃ港に沈められそうだし、手伝うよ。」
十字ヶ丘龍之介:「くっくっく、舟に乗ってる時点で十分に慣れてきてるさ」
辰巳十三:「助かる。最強エージェントが4人も! これは俺も楽ができそうで嬉しいよ。よろしくね!」
十字ヶ丘龍之介:「実際、彪も千景くんも頼りになる。琴城さんもボスのお墨付きだ」
十字ヶ丘龍之介:「案外楽に終わるかもしれないな」
彪文也:「楽に終わる事なんてほとんどねえだろ。」
彪文也:「”この支部”だぞ。」
琴城 星羅:「楽じゃなくても、終わらせましょう!」テンションが上がっている。
一宮 千景:支部長の評価と彪の言葉に苦笑しつつ、頷く。 「はい、必ず」
GM:シーン終了。
GM:ロイスと調達が可能です。
GM:完了したらOKサインをください!
彪文也:ロイスは保留しておいて
彪文也:調達はアームドスーツを
一宮 千景:ロイスはひとまず保留で、調達は照準器
彪文也:4dx+6>=15
DoubleCross : (4R10+6[10]>=15) → 9[2,3,4,9]+6 → 15 → 成功

彪文也:よし、成功!
琴城 星羅:ロイス保留で、調達はダメ元応急処置セット!
彪文也:装備します。
一宮 千景:1dx+4=>15
DoubleCross : (1R10+4[10]>=15) → 2[2]+4 → 6 → 失敗

彪文也:以上です!OK!
琴城 星羅:1DX>=8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 10[10]+8[8] → 18 → 成功

一宮 千景:まあ残当、以上です
琴城 星羅:めっちゃ成功してるー!
十字ヶ丘龍之介:ワイヤーウィップでも狙ってみよう
GM:ダイス一個でクリティカルしてる…!
十字ヶ丘龍之介:1dx>=12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 6[6] → 6 → 失敗

十字ヶ丘龍之介:ダメー
十字ヶ丘龍之介:ロイスは保留で
GM:OK!


ミドル2

GM:情報収集シーンです。第1の情報収集項目は4つあります! シーンプレイヤーは彪さんで、出る人は自由!
GM:登場する人はダイスをどうぞ!
彪文也:出ます!
彪文也:彪文也の浸食率を+1(1d10->1)した(浸食率:39->40)
十字ヶ丘龍之介:でよう
一宮 千景:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 8[8]+53 → 61

琴城 星羅:役に立てなさそうだけど一応出ます。
琴城 星羅:1D10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 1[1]+46 → 47

一宮 千景:出ました(事後報告)
十字ヶ丘龍之介:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 2[2]+50 → 52

GM:OK!
GM:――――
GM:情報収集フェイズ。項目は以下の4つ。
GM:■情報収集
□第13支部資料室の整理 【肉体】または【感覚】難易度14
□箕村若菜の弟・箕村幸春について 《情報:噂話》難易度8
□市内の未確認飛行物体について 《情報:噂話》難易度6
□記憶喪失被害者について 《情報:噂話》難易度7

GM:ぜんぶ財産ポイントを使用可能です。
彪文也:肉体得意マンだよ。肉体ならアドレナリン使えるよ。
十字ヶ丘龍之介:資料室の整理が一番得意だなあ
一宮 千景:噂話がないマンなので2dxしか振れない雑魚です
琴城 星羅:同じく1DX…
十字ヶ丘龍之介:噂話は固定値3あるからなんとか
彪文也:ああ、無形神秘するのであれば
彪文也:弟君について調べましょう
琴城 星羅:できれば一番簡単なUFOについて調べたいです
彪文也:ただ十字が丘さんはこれからたくさんエフェクト使いそうなので
彪文也:資料室整理は僕がやって
彪文也:十字が丘さんはオリジンサイバーだけ使って情報収集もありかと
彪文也:では資料室整理を。
十字ヶ丘龍之介:できる感じなので それでいきましょうか
一宮 千景:では自分は二番目に簡単な記憶喪失被害者についてで
彪文也:《コンセントレイト:ソラリス》《アドレナリン》で【肉体】判定
彪文也:7dx7
DoubleCross : (7R10[7]) → 10[1,4,5,6,6,7,10]+10[8,9]+10[5,10]+10[8]+10[7]+2[2] → 52

彪文也:!?
十字ヶ丘龍之介:つえー
GM:この男……
彪文也:彪文也の浸食率を+5した(浸食率:40->45)
一宮 千景:すっごい
GM:スーパー何でも屋か!?
十字ヶ丘龍之介:一瞬で片付いた
琴城 星羅:一瞬で分かってしまった
彪文也:スーパー何でも屋だった…
一宮 千景:整理整頓のプロ
十字ヶ丘龍之介:□箕村若菜の弟・箕村幸春について 《情報:噂話》難易度8
十字ヶ丘龍之介:オリジン:サイバー
十字ヶ丘龍之介:1dx+3+10
DoubleCross : (1R10+3+10[10]) → 8[8]+13 → 21

彪文也:ヒュー!固定値!
十字ヶ丘龍之介:浸蝕52→54
一宮 千景:記憶喪失被害者について、コネなど何もなしで素振り
一宮 千景:2dx=>6
DoubleCross : (2R10[10]>=6) → 8[8,8] → 8 → 成功

琴城 星羅:□市内の未確認飛行物体について 《情報:噂話》難易度6  を調査します。素振りです。
GM:つよい!
琴城 星羅:1DX>=6
DoubleCross : (1R10[10]>=6) → 4[4] → 4 → 失敗

琴城 星羅:ああん
彪文也:かなしい
GM:ここでシーンを切り替えるのはちょっと冗長なので、
GM:琴城さんが失敗した判定については、誰でも1d10を振って浸食率をあげることで
GM:再挑戦できることとしましょう!
一宮 千景:やったぜ
GM:もちろん琴城さん本人が再挑戦してもいいです。状況共有シーンだけが回数重ねるのはちょっとアレですしね。
彪文也:じゃあ僕がやりましょう。
琴城 星羅:ありがてえ!やさしみ…
彪文也:再登場するよ!
彪文也:彪文也の浸食率を+3(1d10->3)した(浸食率:45->48)
GM:ヒョーッ!調子がいい!
彪文也:噂話!判定!
彪文也:4dx+2=6
DoubleCross : (4R10+2[10]=6) → 10[2,2,5,10]+2[2]+2 → 14 → 失敗

彪文也:おっと不等号が抜けちゃった。成功です!
彪文也:調子がいい!
一宮 千景:有能何でも屋!
GM:OK!
琴城 星羅:つよい!
GM:じゃあ情報項目だけはっといて、休憩終わったらそれを共有する感じで行きましょう
GM:カイジ!
十字ヶ丘龍之介:カイジくん
GM:□第13支部資料室の整理 【肉体】または【感覚】難易度16
第13支部の地下資料室は混沌としている。
が、ある程度の整理はできた。
特に情報検索の疑似知性インターフェース”サーヴァント01”を再発見・再起動したことは大きい。
今後、いくつかの情報検索がスムーズになるだろう。
 →「”オレイアデス”湯澤要について」、「”ボダッハ”花垣楊柳について、」、「空飛ぶ円盤状のアーティファクトについて」を調査可能になりました

GM:難易度は14……修正し損ねた
GM
□箕村若菜の弟・箕村幸春について
市内の高校に通う男子学生。
素行はかなり悪く、不良学生というカテゴリに含まれるだろう。
二週間前の帰宅時、友人たちと別れた後、一時的に行方不明となり深夜に帰宅。
消息がわからなかったのは多く見積もって5時間程度だが、その間の記憶がないという。

それ以来、姉の箕村若菜は弟に違和感を覚えているようだ。
妙に素行がよくなり、学校の成績も向上しているらしい。
半面、夜中ひとりで外出することが増えたという。
これ以上は夜間の外出を監視する、張り込み調査が必要になってくるだろう。

GM:□市内の未確認飛行物体について
ここ最近、目撃例が増えているらしい。
証言によれば『とても大きい』『激しく光る』『いきなり消える』。
直接的な被害にあった人物の話は聞かないが、
部分的な記憶喪失事件の現場付近で見かけることがあるという。
宇宙人らしき人影が出てくるのを見た・小柄な人物が操縦している、などの真偽定かならぬ噂もある。
こうした話については、宇宙友愛協会が詳しいだろう。協会員の「セキグチ」と名乗る人物と接触することができそうだ。
→「宇宙友愛協会への接触」が可能になりました。

GM:□記憶喪失被害者について
部分的な記憶喪失については、ある程度傾向をはっきり掴むことができた。
全員、必ず数時間ほど行方不明になっているということだ。
また、みな一様に夢遊病のように夜間外出することがあるらしい。
市内に同様の被害に遭っているのは、判明しているだけでも20人以上。
間違いなくもっと多いと思われ、すでに調査している支部もあるかもしれないが、
いまだ事件の片鱗すら掴めていない。
警察や市政関係者など、なんらかの方法で事件が隠滅されている可能性がある。

GM:以上。
どどんとふ:「」がログインしました。
GM:――――
GM:N市大13支部。地下資料室。
GM:彪さんの活躍ですっかり綺麗になった一室(思ったより広い)で、きみたちは集めてきた情報を持ち寄る。
辰巳十三:「――いやー、久しぶりに思い出したよ」
辰巳十三:「この部屋、こんなに広かったんだな。どーも、助かったよ彪サン」
彪文也:書類の最後の一束が、糸で整えられ棚に収まる。
彪文也:「…………ま。」
彪文也:「マジで掃除しろよアンタら!!」
一宮 千景:「……すみません」 ばつの悪そうな顔をしている。
彪文也:疲労困憊の状態で椅子に座る。
十字ヶ丘龍之介:「床が見えるのも久しぶりだな」
辰巳十三:「それな。いやー、掃除苦手で」
十字ヶ丘龍之介:「いや、すまないな。任せてしまって」
彪文也:「…こっちが分かったことは二つ。」荒い息を整えながら
琴城 星羅:「UFO事件のほうも手伝ってもらって、資料まで…ありがとうございます」
彪文也:「未確認飛行物体の資料、たまたまこっちにあったからな…。」
彪文也:「混然としすぎだろ…。」
辰巳十三:「無くしたと思ってたパーカーもここにあったのか……」
辰巳十三:「じゃあ彪サンのお話し聞こうかな」
彪文也:「飛行物体については噂がいろいろ広まってる。人が操縦してたとかな。宇宙友愛協会のセキグチってやつが詳しいらしい。」
彪文也:「連絡先も載ってた。ほら。」赤線で連絡先とセキグチという名を強調してある資料
彪文也:「あとは…これ!これなんなんだよ一体!」
辰巳十三:「あ。この人。月刊”ミステリー・ギア”の編集部の人だって」
彪文也:彪の指さした先には巨大なサーバラック。
辰巳十三:「あー!これも絶対なくしたと思ってた!検索システムじゃん!」
彪文也:「無くせるかこんなもん!!」
一宮 千景:「えっ。……箪笥じゃなかったんですね、これ……」
辰巳十三:「一理ある」
彪文也:と、ここでサーバラックの中にある説明書を見つける。
彪文也:「あー…なになに…?疑似知性インターフェース”サーヴァント01”……?」
”サーヴァント01”:『はい。こんにちは、ミスター・彪。当施設の検索が可能です』
GM:フレンドリーな音声!
琴城 星羅:「喋った!」
彪文也:「うわ……どんな仕組みだよ…。」
”サーヴァント01”:『はい。私は会話することが可能です』
彪文也:「てか、俺の名前を…?支部のデータベースを参照したのか…?」
辰巳十三:「俺も知らない。誰かが持ってきたと思ったんだけど……どうだったっけ……思い出せない。でもまあ、これで調べものしやすくなったよな」
彪文也:「書類の中に埋もれてたもんだ。ちょっと点検する。」
彪文也:「その間、そっちの情報を共有しててくれ。」
辰巳十三:「そうそう! じゃあ、一宮くんの方はどうだった?」
彪文也:サーバラックに収まった機器のランプを確認し始める。
一宮 千景:「あ、はい。記憶喪失者についてですが、ある程度の傾向がつかめました」
一宮 千景:「全員、数時間ほどですが行方不明になっている期間があります。また、記憶喪失以降夜に外出するようになったようです」
辰巳十三:「行方不明? 夢遊病? それってどっちかっつーとアレだね……吸血鬼っぽい話になってきたぞ……」
琴城 星羅:「頭に金属片とかそういう…」ぶるぶる。
一宮 千景:「被害総計は判明している時点で20人以上。ただ、ほぼ間違いなく判明していない被害者がいると思われます」
十字ヶ丘龍之介:「単なる記憶喪失と言うより、精神を操作されている可能性もあるな」
辰巳十三:「……多いなあ」
彪文也:「それ、ニュースになってないのおかしくないか?」
辰巳十三:「警察が調べてないはずがないし、……どうなってるのかね」
琴城 星羅:「あ、確かに!一時的とはいえ行方不明事件ですよ!」
彪文也:「UGNが事件の詳細調べてるんなら、」
彪文也:「カヴァーストーリー流すだろ。」
一宮 千景:「……規模のことを考えると、警察か市政関係者が隠匿している可能性が考えられます」
辰巳十三:「秩序を保とうとしているのか? ただ単に隠したいのか?」 辰巳は傍らの古いやつ~最近の新聞の山を眺める。彼はこれをずっと読み漁っていたようだ。
辰巳十三:「わからんなあ。でもそう簡単に会える相手じゃないし。いまはこれ以上調べても無駄かもしれないな」
彪文也:「うわ、警察の隠蔽?どっかで聞いたような話。」
彪文也:「1番緑、2番赤、3番赤、4番緑………」
辰巳十三:「んんー……いいや。次いこうか。十字ヶ丘さん。そっちはどう?」
十字ヶ丘龍之介:資料を机の上に置く
十字ヶ丘龍之介:「素行調査は業務の一環だからね」
十字ヶ丘龍之介:「そう難しくはなかった」
辰巳十三:「さっすが職業探偵!」
十字ヶ丘龍之介:「所謂、不良と呼ばれるカテゴリに属しているようだが」
十字ヶ丘龍之介:「近頃は随分と真面目になったようだね」
彪文也:「それが、”おかしくなった”って奴か。」
辰巳十三:「怪しいな。すごく怪しいぞ」
十字ヶ丘龍之介:「彼女でもできて真面目にでもなったとでも言う理由がついてくれば中々良い青春ストーリーだが」
辰巳十三:「通信教育初めてハッピーエンドパターン? そんなわけないな」
琴城 星羅:「今までずっと不良だった子が、何もないのに真面目になることなんてありますかね?」偏見。
十字ヶ丘龍之介:「そう、残念ながらホラーかサスペンスだな」
十字ヶ丘龍之介:「家族が違和感を持つくらいだ、人格自体にもブレがでていると思われるな」
辰巳十三:「深夜徘徊してるって話なら……あれだね。張り込み&尾行だ!」
彪文也:「……ノリノリだよな。”それっぽい”ことする時。」抜けていた配線を戻したりしつつ話を聞いている
十字ヶ丘龍之介:「地味だが、この手の調査は直接確認した方が早い。ボスのアイデアは最適な調査ルートだ」
彪文也:「あんぱんと牛乳買いに行くとか言い出すだろ、辰巳さん。」
辰巳十三:「いや、みんな大好きだろ!? そんなもん喜んで買い出しにいくよ!」
十字ヶ丘龍之介:「まあ、こちらの調査は継続って所だな」
辰巳十三:「よし。いまのところの情報は出そろったかな」
彪文也:「ああ。こっちも終わった。」サーバーからファンが回る音が響く
彪文也:「夜までまだ時間があるだろ。調査をするなら使うか?」
辰巳十三:「よかった。じゃあ、調査を継続! そしてセキグチさんに会う!」
辰巳十三:「みんな、まだやれるかい?」
彪文也:「メンテしたばっかだ。まだやれるぜ。」
一宮 千景:「はい。問題ないです」
琴城 星羅:「大丈夫です!ちょっと外は怖いけど、がんばります!」チンピラとかに絡まれて全然調査できなかった。
十字ヶ丘龍之介:「こちらは問題ない」
辰巳十三:「琴城サンにからむとは、ろくでもねぇ野郎だな。気を付けなよ――オーケー。それじゃ、調査再開! よろしくね!」
GM:ロイスと調達が可能!
彪文也:ロイスはPC間を一こ取ろうかな
琴城 星羅:彪さんに、感謝〇/不安 でロイスを取得します。
彪文也:同行者/琴城星羅/好奇心/〇不安
十字ヶ丘龍之介:支部エージェント/一宮 千景/期待○/不安
彪文也:では調達は…欲しいものある人!
一宮 千景:ロイスは十字ヶ丘さんに〇信頼/隔意で
琴城 星羅:優先度は低くていいんですが、大槌を…
彪文也:大槌~?購入値14~?余裕ですよ
彪文也:大槌買います!
十字ヶ丘龍之介:スナイパーライフルは次回にしよう
彪文也:4dx+6>=14
DoubleCross : (4R10+6[10]>=14) → 10[4,5,8,10]+8[8]+6 → 24 → 成功

彪文也:フッ……
十字ヶ丘龍之介:つよー
彪文也:大槌を購入して琴城さんに渡します!どうぞ!
琴城 星羅:わーい!ありがとう彪さん!
十字ヶ丘龍之介:ワイヤーウィップ 
GM:魔人か…!
一宮 千景:社会強者だ……
十字ヶ丘龍之介:オリジンサイバーの効果は継続中
十字ヶ丘龍之介:1dx+10>=12
DoubleCross : (1R10+10[10]>=12) → 7[7]+10 → 17 → 成功

一宮 千景:こちらはダメ元ボデマチャレンジ
GM:お買い物をどうぞどうぞ
一宮 千景:2dx+4=>12
DoubleCross : (2R10+4[10]>=12) → 9[6,9]+4 → 13 → 成功

彪文也:以上です!
GM:や、やった…!
一宮 千景:やったー、どなたかどうぞ!
一宮 千景:自分はどうせ死ぬので必要ない……
十字ヶ丘龍之介:では貰えるなら
十字ヶ丘龍之介:欲しいかな
GM:琴城さんもお買い物をどうぞ
一宮 千景:どうぞ!
十字ヶ丘龍之介:捕食者と合わせて生存の可能性がある
琴城 星羅:あ、そうだった!
琴城 星羅:とはいえ、応急手当キット二個目かな
琴城 星羅:1DX>=8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 6[6] → 6 → 失敗

琴城 星羅:そう何度も成功しない。以上です!
GM:OK!


ミドル3

GM:情報収集その2!
GM:シーンプレイヤーは、逆転した!琴城さん!
GM:登場は自由。対象項目は三つ!
GM:各自調整して出てね。ダイスをどうぞ!
彪文也:出ます!
彪文也:彪文也の浸食率を+7(1d10->7)した(浸食率:48->55)
琴城 星羅:シーンプレイヤーなので出ます!
琴城 星羅:1D10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 10[10]+47 → 57

琴城 星羅:ぐええ
彪文也:ウッ…だがまだPT内3位…
GM:思ったよりあがった…!
一宮 千景:ちょっと一回様子見します
十字ヶ丘龍之介:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 9[9]+54 → 63

一宮 千景:失敗とか出て数が必要そうなら出よう……
彪文也:じ、十字が丘さーん!
十字ヶ丘龍之介:ボーナスゲット
GM:OK。
GM:――――
GM:■情報収集
□”オレイアデス”湯澤要について 《情報:UGN》難易度9
□”ボダッハ”花垣楊柳について 《情報:FH》または《情報:裏社会》難易度9
□空飛ぶ円盤状のアーティファクトについて 《知識:レネゲイド》または《知識:考古学》難易度9

GM:ぜんぶ財産使えます!
彪文也:イエイ!
琴城 星羅:湯澤ちゃんについて調べたいな
彪文也:じゃあボダッハについて調べたいです
彪文也:精神、1なので…
十字ヶ丘龍之介:では円盤かなー
彪文也:振ります!情報収集チームを使います 1/3
彪文也:情報:裏社会で判定!
彪文也:4dx+2>=9
DoubleCross : (4R10+2[10]>=9) → 9[2,5,9,9]+2 → 11 → 成功

彪文也:やったぜ!成功!
GM:GOOD!
琴城 星羅:では、湯澤ちゃんについて!
琴城 星羅:1DX+1>=9
DoubleCross : (1R10+1[10]>=9) → 8[8]+1 → 9 → 成功

琴城 星羅:成功したー!
GM:この少女……着替えたから強い!?
琴城 星羅:制服で外をうろうろするのがまずいと気付いたので、私服に着替えました。
十字ヶ丘龍之介:では円盤を
十字ヶ丘龍之介:オリジンレジェンドで精神の達成値を+10
十字ヶ丘龍之介:4dx+10>=9 知識で判定
DoubleCross : (4R10+10[10]>=9) → 9[2,7,8,9]+10 → 19 → 成功

彪文也:つよい!
GM:圧倒的だな…
GM:ではまず情報を開示します
GM:□”オレイアデス”湯澤要について
かつてN市UGNに所属していたチルドレン。
特殊な役割を持ったチーム『スキャバーズ』に所属していたリーダー。
指揮能力・統率能力に優れ、エースであった琴城星羅とともにいくつもの作戦を成功に導いた。
しかし崩落戦において戦闘の最中、数名のチームメンバーとともに失踪。行方不明となる。

そのチームの役割に関する情報はなぜか削除されているが、
「アーティファクトの探索」および「■に関する情報の追跡・散逸の阻止」とある。
辰巳十三なら何か思い出せるかもしれない。

GM:□”ボダッハ”花垣楊柳について
崩落戦以前、かつてFHに所属していたチルドレン。
天才と呼ばれ、圧倒的な戦闘力を誇っていた。
燃える灰を振りまき、何人ものUGNの人員や民間人を死に至らしめた。
傲慢なまでに自己評価が低く、何物にも価値を見出していない。

が、崩落戦での戦いにおいて突発的な『地盤沈下』により行方不明となる。
崩落戦の資料については欠損部分が多く、詳しいことがわかっていない。
あたかも複数の人物が改竄したように、混乱して隠蔽されていると思われる部分もある。

GM:□空飛ぶ円盤状のアーティファクトについて
このN市と、N市の裏側にある「もう一つのN市」をつなぐ移動機能を持つアーティファクト。
『浮動工廠』と呼ばれた船型のアーティファクトに似ているが、本質は異なる。
現世とあちらの世界をまたがって移動する性質があるのは同じものの、
円盤形に輝くそれは《オモヒカネ》と呼ばれている。

こちらは移動する「図書館」であり、あらゆる事物を記録することがその機能だった。
人間のデータを丸ごと記録し、保存して、物理的に複製することさえできるという。

また特性として、本体の「核」はレネゲイド攻撃に対し完全な耐性を有する装甲を持つ。
装甲を破壊を破壊しない限り、物理破壊ではないレネゲイド攻撃で撃破することはできないだろう。

GM:空飛ぶ円盤は『不死英雄:精神』のEロイスを持っているから気を付けてねという意味です。
GM:異常。
GM:以上。
GM:――――
GM:N市13地区。
GM:十字ヶ丘さんの事務所の、大衆向け中華飯店の片隅にて。
辰巳十三:「さて。調査もだいぶ佳境だね」
彪文也:「佳境って言うか、アレのおかげで随分捗ったよな…。」
彪文也:”サーヴァント”と連携させた携帯端末を取り出す。
辰巳十三:「俺はああいう細かい操作マジで苦手なので……みんなの成果を聞きたいな。あ、きくらげと卵炒めよろしく!」
琴城 星羅:「”サーヴァント”さんのおかげでいろいろわかりましたね…」
十字ヶ丘龍之介:「入力するキーワードがあれば大抵の事に答えてくれるからな」
琴城 星羅:「あ、チャーハン大盛りで!二皿!」
彪文也:「俺は青椒肉絲と炒飯。卵スープお願い。」
彪文也:「……大丈夫か?食える?」
チョウさん:「あいよ! 他の人は!? 十字ヶ丘サンもお客なんだから早く頼んでよ!」
彪文也:>琴城さんに
彪文也:「ここ結構量やばいぜ?」
琴城 星羅:「大丈夫です!腹六分目くらいです!」
十字ヶ丘龍之介:「C定食。ライスを炒飯に変更してくれ」
チョウさん:「あいよ! 5分待ってな!」 どかどかと厨房に引っ込んでいく。
彪文也:注文してから”ボダッハ”についての情報を画面に映し、テーブルの中央に置く。
辰巳十三:「――よし。じゃあまずは彪サンよろしく」
彪文也:「”ボダッハ”あるいは”天才”花垣楊柳。FHチルドレン。」
彪文也:「多数の民間人とUGN関係者を殺戮。本人はそれでも自己評価が低く、」
彪文也:「”自分にやられる程度のオーヴァードは存在する価値はない”と話した記録もある。」
彪文也:「こいつの顛末だが…実はよくわかってない。」
十字ヶ丘龍之介:「というと?」
彪文也:「記録上は地盤沈下で行方不明とある。だが、」
彪文也:「この資料は欠損部分が多くて信憑性に欠ける。」
辰巳十三:「地盤沈下ってよくあるカバーストーリーだからな……ガス爆発と同じくらいに」
彪文也:「編集合戦って知ってる?大型情報系サイトでよくあるやつ。」
彪文也:「あんな感じに複数人が寄ってたかって情報を改竄した…みたいな、」
彪文也:「隠蔽にしても辻褄の合わない箇所が多い。」
彪文也:「さて、誰がどんな理由でこんなことしてるのかね。」
辰巳十三:「ふーむ。UGNの……っつーかこの街のデータベースに改竄か」
彪文也:「キナ臭いだろ?」
辰巳十三:「誰が信用できるのかわからなくなってくるな? ――だが、その話の続きはあとだ」
辰巳十三:「琴城サン。そっちはどうだい?」
彪文也:携帯を自分の手元まで引いて、ポケットにしまう
琴城 星羅:「あ、はい。サーヴァントさんが覚えててくれたんですが、やっぱり”オレイアデス”湯澤要は私のチームメイトだったみたいです」
琴城 星羅:写真を出す。「チーム名は『スキャバーズ』。データによると彼女がリーダーで、私が攻撃役だったとかなんとか。」
琴城 星羅:「でも、やっぱり崩落戦の時にチームメンバーごと行方不明になってますね…」
辰巳十三:「んんー……なるほど。うちはアーティファクトを収容する支部だが、それとは逆に破壊するチームがあったのかもな。それは理解できる」
辰巳十三:「当然、うちの支部とのかかわりもあった……だが、行方不明? また行方不明か?」
琴城 星羅:「あ、そうだ。チームの目的…これも私はぜんぜん覚えてないんですが…『アーティファクトの探索』および『■に関する情報の追跡・散逸の阻止』って出てきました」
辰巳十三:「あ」
琴城 星羅:「ここ、データがマスキングか改竄されててどうしても読めなかったんですが…」
十字ヶ丘龍之介:「隠匿されているわけか…」
辰巳十三:「それだ。もしも俺たちが自分で自分の記憶を消すなら……」
辰巳十三:「その理由は、”知ることが危険な情報”なんだろう。クトゥルフ神話って知ってる? 知ってなかったら関連動画でも見てくれ。知ってる前提で話するぜ」
辰巳十三:「その神話の神は、知ることそのものが狂気に近づく」
辰巳十三:「おそらく、ここで隠滅されている言葉はそれだ。”神”。そいつに関する情報を追跡し、散逸を阻止する役目のチーム……でもあった」
彪文也:「………。」背もたれに体を預ける。
辰巳十三:「俺の推測だが、そんなところだと思う」
琴城 星羅:「かみ。」ぱちくり。「…私、そんなのに関わってたんですね」
辰巳十三:「たぶん、俺も昔はもうちょっと事情を知っていたんだと思う……あまり自信がないけど。データの改竄も、可能な限り”神”に近づく情報を抹消するつもりだったのかもしれない」
彪文也:「で、自分の記憶まで弄ったって訳か。」
彪文也:「……おっかねえ話。」
十字ヶ丘龍之介:「できれば、関わり合いになる人間を減らしておきたい案件だからか」
辰巳十三:「かもしれない。違うといいんだけど」
琴城 星羅:「もしかして、私が思い出せないのもそういうことなのかな」
辰巳十三:「本当だったら、それほどヤバい存在ってことだからな」
十字ヶ丘龍之介:「自分たちの為というよりは、自分たちを通じて他の人間を関わらせない為だろう」
彪文也:「じゃあ空飛ぶ円盤は何だ?宇宙から来た色か?子だくさんの黒山羊さんか?」
辰巳十三:「円盤は……十字ヶ丘サン。どうだった?」
十字ヶ丘龍之介:「今回は皆と同じく随分と楽をさせてもらったよ」
十字ヶ丘龍之介:「当たりを引いたな。アーティファクトそのものだ」
彪文也:「うげ」という顔
辰巳十三:「やったぜ。また一つだ」
十字ヶ丘龍之介:「第七支部で暴れたやつの報告書は読んだか?」
辰巳十三:「ああ。ここまではっきりバレるとは思わなかったよ。やってくれたな、あいつ」
十字ヶ丘龍之介:「あれと性質は近い。世界を移動する機能がある」
十字ヶ丘龍之介:「だが、それは昨日の一つにすぎない。本命の能力は中々えげつないようだ」
十字ヶ丘龍之介:機能
十字ヶ丘龍之介:「名前は《オモヒカネ》。データの保存や複製も行える移動図書館」
辰巳十三:「”ローディーズ・ドア”め……んなデカブツまで持ち出しやがったのかよ」
十字ヶ丘龍之介:「ここで言うデータってのは人間のデータだ、つまり」
十字ヶ丘龍之介:「コピー人間が作り出せるって訳だな」
彪文也:「マジかよ……」
琴城 星羅:スケールがでかすぎて宇宙猫フェイス。
彪文也:「おーい、大丈夫か?」琴城さんに
琴城 星羅:はっ。ぶんぶん。「あ、なんとか…」
辰巳十三:「だいたいわかった。もしかすると、その箕村サンの弟ってのも……」
辰巳十三:「そうなってるかもしれないってことだろ?」
十字ヶ丘龍之介:「そういう事だね、ボス。行方不明者は戻ってきたわけじゃない。入れ替わっていたって事だ」
琴城 星羅:「UFOの正体は、世界を移動できて、しかも人間のコピーを作れるアーティファクト…ってことですよね」
彪文也:「……コピー、ペーストが出来るんだ。」
辰巳十三:「マジで宇宙人の事件じゃん!」
琴城 星羅:「弟さん、向こうの世界の弟さんのコピーになってるんじゃ…」
彪文也:「人格を上書き出来たとしても不思議じゃないってことか?」
十字ヶ丘龍之介:「十分にあり得る話になるね」
彪文也:「おいおい。」
彪文也:「おいおいおいおい。どうするんだよそんなもん。」
十字ヶ丘龍之介:「あとはデータ保存という目的の為か恐ろしく頑丈にできているらしいな」
琴城 星羅:「そんなの…え、そんなの、どうにかできるんですか?」
十字ヶ丘龍之介:「そうだな」
十字ヶ丘龍之介:煙草に火をつける
十字ヶ丘龍之介:「どうするかって考えても始まらんさ。どうにかするしか無いって考えるのが大事だと俺は思うね」
琴城 星羅:「…あ!要ちゃん!あの子…アーティファクト破壊者って!」
彪文也:「……ん、そうか。専門家がいるって話だったな。」
琴城 星羅:「あれ、今私『要ちゃん』って言いました?あれ?」
辰巳十三:「言った」 喉の奥で笑う。
彪文也:「言ったけど、どうした?」
辰巳十三:「思ったより仲良しだったのかもしれないぜ」
十字ヶ丘龍之介:「良く覚えていない知り合いを助けるって話から、友達を助けるって目的にグレードアップしたって事だな」
琴城 星羅:「本当にそうだったのかも」ちょっと照れながら。
辰巳十三:「いけそうだな。主人公諸君。このままUFOだか宇宙船だかを追い詰めて――」
???:「……いいえ。あれは宇宙船などではありません! ありませんとも!」
GM:突如として会話に割り込んできた男がいる。
彪文也:「え?」
GM:室内にもかかわらずサングラスをかけた、黒いスーツの男。
彪文也:「あんた誰?もしかして光るペン持ってる?」
???:「あれは間違いなく古代の超文明の遺産、もしくは旧日本陸軍が生み出した闇の兵器! そうに違いありません! ――あ、失礼」
ハネダ:「編集長のセキグチの代わりに参りました。ハネダと申します」
ハネダ:「月刊『ミステリー・ギア』はこうした超常現象について追跡していますが、こんなものが宇宙船のはずがありませんよ! 見てください、これ!」
GM:ハネダはたくさんの写真をテーブルにざばっと投げだす。
GM:なんと、すげーでかくてビカビカ光る飛行物体を撮影したものだ。
ハネダ:「ね!? ぜったいこれ宇宙船じゃないでしょう!?」
十字ヶ丘龍之介:「光ってるな」
琴城 星羅:「すっごくでかいですね」
ハネダ:「こんなにねえ! 地球に派手にコンタクトをとろうとする宇宙人なんているはずないんですよ! 編集長も言ってました!」
ハネダ:「本物の宇宙人事件を隠そうとするインボーだよって!」
彪文也:「………ええと、責任者の辰巳と」辰巳支部長を指す「その部下の彪ですけど」
彪文也:「これ、どこで撮影されました?」
ハネダ:「あ、どうも! 私どもに気を遣わなくても結構。私どもの編集長も、そちら――厚生省サイドとかかわりが深いもので!」
ハネダ:「これは第5地区のものですが、これは第1地区。こっちは第7地区……」
ハネダ:ばっばっと写真を並べていく。
彪文也:「あ、そうなんだ…それでやたら詳しいんだ……。」
辰巳十三:「派手だな~~」
ハネダ:「こんな大規模な事件、誰かが闇から糸を引いてるに違いないんです!」
十字ヶ丘龍之介:「凄いな、この手の写真は中々手に入らないだろう?」
ハネダ:「まさにそうです! そこで私ども苦労しまして、このUFOの目撃地点を絞り込むことに挑み、今朝! 成功しました!」
琴城 星羅:「ええっ!?」びっくり。
ハネダ:「第1地区での目撃例が最も多く、この区画を中心に広がっていますね」
琴城 星羅:「彪さん、依頼人の弟さんってどこの地区の人でしたっけ?」彪さんにひそひそ話す。
彪文也:「第1だな…。あっ」
十字ヶ丘龍之介:「アブダクションされた人への取材は行ったのかな?」
ハネダ:「それが、まあ、なかなか難航しておりまして。被害者の情報を調べるだけでも一苦労という有様なんです。あとは追跡しかないかと」
辰巳十三:「……要するに、ここから先は諸君の出番ってわけだな」
彪文也:「心当たりもあるわけだし、行くしかねえなあ。」
辰巳十三:「追跡して、そのでかいビカビカを叩き落とす。要救助者を助けよう。……どうかな?」
辰巳十三:「一宮くんが先行して見張りについてるから、今夜にでも勝負をかけよう」
彪文也:「………なんか、大分深いとこまで首突っ込んじまったな。」
十字ヶ丘龍之介:「OK、急いだ方がいいだろう、だが」
十字ヶ丘龍之介:「注文した料理は食ってからにしよう」
琴城 星羅:お腹が鳴る音。「忘れてた!」
彪文也:ふと横を見ると、おばさんが料理を両手にこちらをにらんでいるのに気付く
チョウさん:「……もういいかい!」
彪文也:「あ、やべ。おい、片付けろ片付けろ。」
チョウさん:「山盛りにしといたよ! 早いとこ食べな!」
ハネダ:「……おっと」
彪文也:写真をわたわたと隅に集めてハネダに返す
十字ヶ丘龍之介:「ありがとう、あと追加注文で持ち帰りの天福弁当を頼む」
ハネダ:「失礼! 編集部に帰ります。また何か思いつきましたら、ぜひ私共に!」
GM:ハネダは写真を集め、いそいそと店を出ていく。
彪文也:「はいよ!今後ともごひいきに!」
十字ヶ丘龍之介:「張り込みは腹が減るからな」
辰巳十三:「メロンパンとアンパン、どっちにしようかな……」
琴城 星羅:「ごめんなさーい!」急いで片付けて、皿を受け取って卓上に並べていく。
十字ヶ丘龍之介:「千景くんにも持って行こう」
彪文也:もぐもぐと青椒肉絲をかっこむ
琴城 星羅:もう食べ始めている。むぐむぐ。
十字ヶ丘龍之介:キムチ味の漬物を合わせながら炒飯を食べる
GM:ロールが大丈夫なら、ロイスと調達が可能です。
琴城 星羅:からんと音を立てて空の皿を置いて、「早めに食べて合流しましょうね!」と言ってから二皿目を食べ始める。
彪文也:「早ッ!?」
GM:どうぞ調達ロイスなさってね!
彪文也:ロイスは保留、調達は対空ミサイルだ!
彪文也:4dx+6>=18
DoubleCross : (4R10+6[10]>=18) → 7[2,2,2,7]+6 → 13 → 失敗

彪文也:うわっ、どうしようかな…
彪文也:財産はもったいない気がする。失敗で以上!
十字ヶ丘龍之介:んー どうしようかな
十字ヶ丘龍之介:ここで買っておくか
十字ヶ丘龍之介:どうするかって感じだな
琴城 星羅:ロイスは保留、調達は応急手当キットでいきます。
琴城 星羅:1DX>=8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 5[5] → 5 → 失敗

琴城 星羅:ううむ。
十字ヶ丘龍之介:スナイパーライフルにしておこうかな
GM:ありえる
琴城 星羅:自分は以上です
十字ヶ丘龍之介:無形の影
十字ヶ丘龍之介:肉体で判定し 継続しているオリジン:レジェンドの効果ものせる
GM:強い…!
十字ヶ丘龍之介:更にオリジン:プラントを乗せてしまう
十字ヶ丘龍之介:4dx+20>=19
DoubleCross : (4R10+20[10]>=19) → 10[4,8,10,10]+9[1,9]+20 → 39 → 成功

GM:完全勝利
十字ヶ丘龍之介:回るのかよー
彪文也:つよい!
十字ヶ丘龍之介:「チョウさん、倉庫のアレ。ツケで頼むよ」
十字ヶ丘龍之介:「ちょっと物騒な事になりそうなんでね」
チョウさん:「いいけど、高いよ!」
十字ヶ丘龍之介:「金は、うん。今は持ち合わせがないんだ」
十字ヶ丘龍之介:「そのうち払うよ」
チョウさん:「しょうがない。……街の平和を約束しな。それが最低条件だね」
十字ヶ丘龍之介:「ああ、問題ないさ。俺はこの街で一番の探偵だからな」


ミドル4

GM:シーンプレイヤーは彪さんだが、全員登場を推奨します。
GM:ダイスをどうぞ。
琴城 星羅:推奨されたなら出ずんば!
一宮 千景:出ますー
琴城 星羅:1D10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 3[3]+57 → 60

一宮 千景:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 6[6]+61 → 67

十字ヶ丘龍之介:1d10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 5[5]+71 → 76

彪文也:彪文也の浸食率を+7(1d10->7)した(浸食率:55->62)
GM:OK!
GM:――――
GM:PM11:32
GM:N市。第一地区。
GM:箕村家の存在する一角を見張る5人――いや。6人の影がある。
箕村若菜:「……自分で自分の家を見張るのって」
箕村若菜:「なんかすげー変な感じするな」
辰巳十三:「……」 「……」
辰巳十三:「誰これ?」
彪文也:「わかる。俺もよくやる。」
彪文也:「熱心なファンが家に押しかけて来る時がたまにあってな。」
彪文也:「あ、こちら依頼主の箕村さん。」
箕村若菜:「ファンじゃねーだろ。借金取りとお前に恨みもってる連中だよ。……自己紹介、するか?」 きみたちを眺める。
琴城 星羅:「あ、はじめまして」ぺこり。
彪文也:「あとこれは辰巳さん用のパンと牛乳だ。」がさり、とビニール袋を差し出す
辰巳十三:「やったッ! さすが彪サン! そうそう、こういうのだよこういうの!」 喜んで飛びつく。
箕村若菜:「テンション高えな、こいつ。……私は箕村若菜。いま見張ってるやつの姉貴で……まあ、一応オーヴァード。喧嘩には期待するなよ、治療が専門だ」
一宮 千景:「依頼人、ということは例の彼のお姉さんで?」
彪文也:「依頼内容、ほとんど話したけどいいよな?ここに持ち込むって言ったし。」
箕村若菜:「そーゆーことだ、少年。うちの弟がどーも様子おかしくてね。……もちろん」
箕村若菜:「いいさ。彪だけで解決する問題だと思ってねーし。まともな探偵もいるみたいだし」
彪文也:「はいはい、俺はマトモじゃない方ですよ。」
彪文也:「………で、0時も近くなってきた。そろそろか?」
十字ヶ丘龍之介:「だな、相手に気付かれないように」
箕村若菜:「んんー、どうかな。動くタイミングはバラバラなんだけど……、あ」
箕村若菜:「誰か来たんじゃないか?」
GM:全員、感覚で判定しなくてもわかります。
GM:いくつかの人影が、ふらふらと歩いてきているのを。
辰巳十三:「……多くね?」
彪文也:「……多いな。」
琴城 星羅:「ひーふーみー…いっぱいいますね」
GM:10以上はいる。20……あるいはそれ以上。
一宮 千景:「確認が取れただけでも20人は居ましたが……予想以上ですね」
辰巳十三:「これだけ行方不明になってんのに!? 第一支部長が気付かないはずがない……普通なら……やっぱり」
辰巳十三:「そういうことか? マジで?」
彪文也:「……”コピー人間”?」
辰巳十三:「かもな」 片手に持っていた古い雑誌のようなものを放り出す。
箕村若菜:「うるせっ、UGNのドタバタなんてどっちでもいい! うちの弟も――あ! 出てきた!」
十字ヶ丘龍之介:「家族が居ない者は気付かれにくいという事もあるかもな」
GM:箕村家から、一人の少年がふらふらと出てくる。
GM:間違いない、箕村若菜の弟。箕村幸春だ。
彪文也:こちらも服の袖に仕込んだ糸に神経を融合させていく。臨戦態勢だ。
彪文也:「いつでも動けるように準備して、尾行?」
箕村若菜:「追いかけねーと……!」 箕村若菜は、身軽に動き出す。
辰巳十三:「……しょうがねえな。俺がバックアップに回るよ。追跡は任せた!」
琴城 星羅:「わわっ、思ってたより早い!」わたわたしながらも、追跡の準備!
彪文也:「おいおい待て待て待て!……ちっくしょう。ああ、了解!」
十字ヶ丘龍之介:「この状況下では相手に気付かれずに動くってのも無理か」
十字ヶ丘龍之介:「仕方ない、俺達も行こう」
箕村若菜:「幸春!」 窓から跳躍して追っていく。そのくらいのことはできる。
一宮 千景:「了解しました、支部長もお気をつけて!」 言いながら箕村の後を追いかけて外へ。
GM:では、きみたちが路上に飛び出すと、ふらふらと歩く人々の姿がよりはっきりと見える。
GM:目に光がない。いや。もっとおかしなところがある。
十字ヶ丘龍之介:「周囲への知覚は減衰しているのか?」
GM:頭上にひらひらとしたものが翻っている――布――いや、違う。
GM:花だ。頭から花のようなものが生えている。
箕村若菜:「なんだよあれ」
琴城 星羅:「花!?そんな漫画みたいな…」
彪文也:「マジでどうなってんだよこの街はよ!」
花垣楊柳:「……まったく同感だな」
一宮 千景:「……え」
花垣楊柳:「いつからこんなに騒がしくなった?」
彪文也:聞きなれぬ、だが聞き覚えのある声。そうだ、これは記録音声で聞いた—
彪文也:背中に怖気が走り、振り返る。
花垣楊柳:「もう少し……静かで……何もない街だった。そう。そのように記憶している」
琴城 星羅:ずざっ。あまりの存在感に思わず距離を取る。
花垣楊柳:「やはり、こちら側を剪定する必要があるようだ」
GM:ひどく陰気な男が、きみたちの正面に立っていた。いつの間にか。
彪文也:「なっ……」前に目を向けると、すでに男が立っている
箕村若菜:「……ンだよ、こいつ!」
彪文也:「よせ!下がれ箕村!」
一宮 千景:足が竦む。息が詰まる。手が震える。
花垣楊柳:「……オーヴァード。UGNか。いや、FHでも大差はない……もはや……」
花垣楊柳:「……ああ。見覚えのある顔があるね」 一宮くんを見る。
一宮 千景:あの時の、崩落戦の記憶が蘇って。
花垣楊柳:「また、自ら進んで私の前から消えてくれると嬉しい。できれば、いますぐに」
一宮 千景:でも。それでも。
一宮 千景:ひとりでに影が動く。同時に、常に持ち歩いているウェポンケースに手をかける。
一宮 千景:「いや、だ」
花垣楊柳:「……わからないな。……きみは、少しは分をわきまえていると思っていたが」
花垣楊柳:「無価値にも劣る。あのときよりも愚かになったのか? 私よりも愚かとは、もはや度し難い。存在に値しない」
一宮 千景:震えは収まらないまま、だけど目を逸らしもしない。
一宮 千景:真正面から花垣を見据えて、銃を抜く。
一宮 千景:「……もう二度と」
一宮 千景:「あんな思いをしたくない、だけだ」
花垣楊柳:「信じられないな。……これほど無価値なものがあるか。有害ですらある。かつての私もそうだったな」
花垣楊柳:「神がいない、などと。私はまだ思いあがっていたよ。……いるんだ、神は」 首を傾げる。
GM:それと同時に、ふらふらと道をあるいていた人々が一斉に振り返った。
GM:いずれも目に光がない。よくみればわかる。その肌に血管――違う。葉脈のようなものが浮かんでいる。その肌はまるで植物のようにひび割れていた。
花垣楊柳:「《オモヒカネ》。私は図書館というよりは、農園だと考えている。これが複製された人々だ」
彪文也:ぞっとして一歩後ずさる。
GM:喋る花垣の、その上半身がずるりと蠢く。皮膚からツタが伸びる。いくつもの花が咲く。
箕村若菜:「こいつ……」
箕村若菜:「私の弟をどこにやった!」
花垣楊柳:「そこの……少年のほかに」 箕村若菜を無視して、喋りながらきみたちに近づいてくる。
十字ヶ丘龍之介:「複製と言う言葉を楽観視しすぎていたな」
花垣楊柳:「私の前に立つ者は?」
十字ヶ丘龍之介:「調査が足りなかった」
花垣楊柳:「常世の繁栄のためには、できるだけ清らかな人々を集めたいのだが」
花垣楊柳:「オーヴァードは、いらない」
十字ヶ丘龍之介:「清らかでなくて悪いが」
十字ヶ丘龍之介:「俺達が住む町は薄汚れていて」
十字ヶ丘龍之介:「意地汚くて喧しい、そういう場所が俺は好きなんでね」
十字ヶ丘龍之介:「もちろん邪魔させてもらうさ」
花垣楊柳:「……度し難い」
GM:花垣楊柳はツタに覆われた左手を伸ばす。
GM:途端、空が明るくなった。
琴城 星羅:勇気を振り絞って一歩前に進む。「もし本当に神がいるとしても、あなたみたいになるなら願い下げです」
GM:巨大な光る円盤状の浮遊物体が、きみたちの頭上に現れる。
琴城 星羅:「すっごくでかくて…ビカビカ光る…」これかあ、という顔。
花垣楊柳:「少女や少年を破壊するのは気が引けるが。……私ごときにすら及ばないとなれば、もう速やかに滅びるしかないだろうね」
花垣楊柳:「ああ。きみたちには遠慮しなくて済む」 十字ヶ丘さんと彪さんを見る。
彪文也:「……マジかお前ら。正気かよ。相手が誰か分かってんのかよ。」
彪文也:震える足を一歩、前に出す。
彪文也:「アーティファクトに呑まれたFHの殺人鬼だぜ?完全にヤクものじゃねーか。」
彪文也:「普通だったら即逃げ出すね。こんなもん。」
箕村若菜:「ヤクやってんのはお前だよ、彪」
彪文也:また、一歩前に
箕村若菜:「私が……お前がやらないなら、私がやってやる。どいてろ」
彪文也:「……辰巳さん。そいつ下がらせろ。」
彪文也:「お前が死んだら誰が俺を治すんだよ。」
彪文也:糸を展開する。
辰巳十三:「さすが彪サン。俺の使い方をわかってる」
GM:背後から伸びてきた骨の触腕が、箕村若菜を掴んで止めた。
彪文也:それは蔦のように腕を這い回り、彪の腕を覆っていく。
辰巳十三:「だからみんなのことを信頼してるんだ。任せたぜ、主人公諸君!」
彪文也:「だがよぉ、俺はあんたが気に入らないね。」
彪文也:「人を好き勝手選んで栽培しようとするあんたが一等気に入らないぜ。」
彪文也:「なんでかって?俺はいつも選ばれない側の人間だからさ。」
彪文也:「だから、今日くらいは歯向かってやる。」
彪文也:また一歩、前に足を出した。
花垣楊柳:「選ばれるに足る者は、実に少ない」 陰鬱に首を振る。
花垣楊柳:「……終わらせておくか」 ため息をつく。こちらは一歩下がる。
GM:そして、その姿が唐突に消える。頭に花を咲かせた人々と、光る船が少しだけ降りてくる――
GM:ミドル戦闘です。
GM:位置関係はこんな感じ。
GM:■ミドル戦闘

    《オモヒカネ》震撃角
    《オモヒカネ》防衛殻
      花人×3
        |
      (10m)
        |
  十字ヶ丘、一宮、彪、琴城  
        |
      (10m)
        |
      花人×3

GM:勝利条件:《オモヒカネ》震撃角と《オモヒカネ》防衛殻の撃破
GM:花人はすべてトループです。
GM:というわけで、ラウンド1.
GM:セットアップから参ります。
GM:花人は何もなし。
GM:《オモヒカネ》震撃角も何もなし。
GM:《オモヒカネ》防衛殻も何もなし。
GM:あっこいつらセットアップ何もない…
GM:PCの皆さんもどうぞ…
琴城 星羅:こちらは何もなし。
彪文也:《活性の霧》攻撃力+15、ドッジダイス-2、対象は一宮くん。
彪文也:彪文也の浸食率を+3した(浸食率:62->65)
一宮 千景:ありがたや!
十字ヶ丘龍之介:原初の黄:加速装置
彪文也:切り払ってくれ~!
GM:これも情報として記述しておこう。《オモヒカネ》震撃角は不死英雄:精神を所持しています。
十字ヶ丘龍之介:浸蝕+2で78になり 行動値+8で15です
GM:防衛殻は不死英雄なあしです。よろしくどうぞ。
一宮 千景:そしてこちらも原初の黄:加速装置Lv2、行動値+8で19に
GM:装甲である殻を破壊しないとレネゲイド攻撃は通りませんよ、という意味です。
GM:セットアップは終わり。
《オモヒカネ》:『警告します』
《オモヒカネ》:『当館は自衛のため、戦闘機能を有しています』
《オモヒカネ》:『攻撃的な行為をいますぐ停止し、収容にご協力ください』
《オモヒカネ》:『積極的攻撃の実施まで、残り10秒……』
GM:というわけで、初手は一宮くんから。
一宮 千景:OK、それではまずマイナーで上のエンゲージまで移動
一宮 千景:オートアクションでショットガンを装備して、メジャーコンボ!
一宮 千景:カーディナル・レッド:ウルトラボンバーLv6+滅びの一矢Lv1+ブラッドボムLv3
GM:■ミドル戦闘

    《オモヒカネ》震撃角
    《オモヒカネ》防衛殻
      花人×3
       一宮
        |
      (10m)
        |
    十字ヶ丘、彪、琴城  
        |
      (10m)
        |
      花人×3

一宮 千景:対象はもちろん敵全員!
GM:OK!
一宮 千景:7dx-1 判定!
DoubleCross : (7R10-1[10]) → 8[1,1,1,2,3,4,8]-1 → 7

GM:ハハハハ!その程度の達成値、余裕で回避……できないんだよなあ
一宮 千景:達成値ひどいがドッジは不能だ!
GM:ガードもできないんだよな…
GM:ダメージください。
一宮 千景:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 7[7]+42 → 49

彪文也:あ、+15は載ってるかな?
GM:あっ、カバーリングはあります!ありました!
GM:防衛殻が震撃角をカバーです。
一宮 千景:おっとすみません忘れてました、15足して74です!
GM:トループピクミンどもはカバーリングなどできない。
彪文也:64ですね!
一宮 千景:いや違う64だ、たびたびすみません
GM:64点数!
GM:花人どもは当然のように全滅! 殻は装甲でちょっと減らして
GM:120ダメージ!
一宮 千景:しかしダメージは受けたはず、ならば追加で2DのHPロス!
GM:追加ダメージください
一宮 千景:2d10
DoubleCross : (2D10) → 7[6,1] → 7

GM:これならまだ耐えられる!
彪文也:か、固い…!
一宮 千景:こっちは自分も食らうので合計9削って、その後ウルボンで戦闘不能!
GM:合計127ダメージ!防衛殻、激しいダメージを受けたものの、残存。
一宮 千景:リザレクト!
琴城 星羅:装甲殻というだけある…
《オモヒカネ》:『当館への攻撃行為は無意味です』 激しく明滅しながら、接近してくる一宮くんに警告する。
一宮 千景:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

《オモヒカネ》:『即時抵抗を中止し、当館のライブラリへ収容されてください』
一宮 千景:その声を無視して駆け寄る。と、同時に影に異常が現れる。
一宮 千景:黒から赤へ。端から徐々に染まるように色が変わっていく。
一宮 千景:そうして出来上がったのは赤い影法師。ひとりでに立ち上がり、一宮の傍らに立つ。
一宮 千景:これこそが、一宮千景のアヴァターである。
《オモヒカネ》:『敵性存在を感知』
一宮 千景:「……」 すう、と一つ。息を吸い、銃を構える。向ける先は花人でも、オモヒカネでもない。
一宮 千景:自信をかばうように前に立つ、アヴァターへ。
一宮 千景:直後、轟音。
一宮 千景:散弾によって撃ち抜かれたアヴァターが、実態を持つ影の針と化して弾け飛び四方八方へ突き刺さる!
花人:「あ」 「あ…」
GM:動きの緩慢な花人には避けようがない。避ける隙間もない。
GM:その一撃ではじけ飛び、跡形とも残らない。一方、巨大な光る飛行物体の方は――
《オモヒカネ》:『衝撃を感知。装甲が中破しました。迎撃を開始します』
GM:にゅっ、と棘のような角のような砲塔が何本も突き出ました。
彪文也:「あ、あれでまだ無事なのかよ…!」
十字ヶ丘龍之介:「確かに頑丈だ、だが効いているのも確かだ」
彪文也:物々しい砲塔と自分の頼りなさげな武器…神経を通した糸を見比べる
辰巳十三:『んんー、だいぶ硬いな。一宮くんのあれで壊れないとなると、耐久重視のアーティファクトか……十字ヶ丘サン、もうちょい削ってみてよ』
GM:■ミドル戦闘

    《オモヒカネ》震撃角
    《オモヒカネ》防衛殻(127ダメージ)
       一宮
        |
      (10m)
        |
    十字ヶ丘、彪、琴城  
        |
      (10m)
        |
      花人×3

GM:というわけで、手番は十字ヶ丘さんへ。どうぞ!
十字ヶ丘龍之介:マイナーでオリジン:レジェンド オリジン:サイバー オリジン:プラント
十字ヶ丘龍之介:浸蝕+6で84 神秘の肉体の効果で【肉体】の達成値がシーン中+30される
十字ヶ丘龍之介:メジャーでノーエフェクトの白兵攻撃 使用武器はワイヤーウィップなので射程10m
十字ヶ丘龍之介:対象は《オモヒカネ》防衛殻
十字ヶ丘龍之介:5dx+28
DoubleCross : (5R10+28[10]) → 9[1,1,3,6,9]+28 → 37

GM:防衛殻はガード。磁力結界+魔人の盾。
十字ヶ丘龍之介:4d10+6
DoubleCross : (4D10+6) → 15[5,7,2,1]+6 → 21

GM:魔人の盾なんて使うんじゃなかった!
GM:そうだよ……十字ヶ丘さん、この状態だと固定値はそんなにないんだよな…
GM:ほぼ完全な無駄打ちになってしまいましたが、ガード値で防ぎました。
十字ヶ丘龍之介:本領はクライマックス戦闘だからね
十字ヶ丘龍之介:ポータブルラジオのスイッチを入れる
十字ヶ丘龍之介:「DJラッキー、リクエストだ」
十字ヶ丘龍之介:「良い感じの曲を頼むぜ」
GM:十字ヶ丘龍之介の壊れたラジオが、彼以外に実際の音を聞かせることはない。
GM:ただノイズが走るような、耳障りな雑音だけだ。しかし、彼にとっては――
DJラッキー:『今日もいい天気だ、雷が鳴ったら外に駆け出せ! それではリクエストに応えて――Raspberries――』 『Go All The Way』
十字ヶ丘龍之介:「良いチョイスだ」
十字ヶ丘龍之介:アップテンポなリズムが頭に響く
十字ヶ丘龍之介:音楽に合わせて腕を振るうと十字ヶ丘の手から光が放たれる
十字ヶ丘龍之介:鋼線のワイヤーウィップが《オモヒカネ》に絡みつく
十字ヶ丘龍之介:《オモヒカネ》のライトを反射して鋼線が煌めいているのだ
《オモヒカネ》:『衝撃を検知。障壁を展開――』
十字ヶ丘龍之介:「捉えた!が、これは!」
GM:激しく発光するエネルギーの防壁が、そのワイヤーを阻んでいる。
《オモヒカネ》:『損傷なし。障壁の電力が不足しています。統御核への接続を推奨します』
十字ヶ丘龍之介:「この程度じゃダメか!悪い!琴城さん!彪!あと頼む!」
十字ヶ丘龍之介:ワイヤーを手元に巻き戻す
彪文也:「ここで俺たちに振るか!?」
彪文也:こちらを向く砲塔を見つつぼやく
GM:その前に、《オモヒカネ》震撃角の反撃だ。
琴城 星羅:「…駄目、間に合わない…!」攻撃予備動作のままオモヒカネの攻撃が来る!
《オモヒカネ》:『撃力充填』
《オモヒカネ》:マイナーなし。
《オモヒカネ》:マインドエンハンス+サイレンの魔女+雷の槍+さらなる波
《オモヒカネ》:ターゲットはPC4人全員です。
彪文也:あ、
彪文也:雷の槍をかんでると
彪文也:同エンゲージの一宮くんは攻撃できないのでは…?
GM:あ、そうだ。
GM:そういう設計にしてたんですよね。間近の相手は砲撃できないんですよ…
GM:なので一宮くん以外が砲撃の対象になります。
《オモヒカネ》:10dx9+6
DoubleCross : (10R10+6[9]) → 10[2,3,3,5,5,5,6,7,8,10]+8[8]+6 → 24

彪文也:ギャー!回すな!
彪文也:ドッジ!
十字ヶ丘龍之介:ドッジ
GM:リアクションよろしく!
十字ヶ丘龍之介:5dx+30>=24
DoubleCross : (5R10+30[10]>=24) → 8[2,3,5,5,8]+30 → 38 → 成功

彪文也:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[1,5,6,9]+1 → 10

琴城 星羅:ドッジ!
琴城 星羅:2DX+1>=24
DoubleCross : (2R10+1[10]>=24) → 10[8,10]+3[3]+1 → 14 → 失敗

琴城 星羅:ぐぬぬ
GM:ダメージ出します
《オモヒカネ》:3d10+46 装甲無視
DoubleCross : (3D10+46) → 15[5,9,1]+46 → 61

彪文也:死ぬ!《リザレクト》!
琴城 星羅:同じくリザレクト!
彪文也:彪文也の浸食率を+8(1d10->8)した(浸食率:65->73)
琴城 星羅:1D10
DoubleCross : (1D10) → 10

彪文也:出目~~
琴城 星羅:えーと、70になりました…
《オモヒカネ》:『砲撃開始』 突き出た角から、雷のような光が四方に放たれる。
《オモヒカネ》:あまり狙いをつけない、精度の低い攻撃ではあるが、とにかく放射されるエネルギーの量が多い。
《オモヒカネ》:飽和的な一斉射撃が、一宮くんを除いた三人を襲いました。
彪文也:「がっ!?」体の数か所を穿たれ地面をのたうち回る
彪文也:しかし傷口を糸で速やかに縛り止血。よろよろと立ち上がる。
十字ヶ丘龍之介:最低限のステップで的確に回避していく
琴城 星羅:腕で致命傷をガードするも、手の先から皮膚が焦げて剥がれ落ち、その場にへたり込む。
彪文也:「くそっ、やばいぞこの火力。」後ろを振り返り「裏からも来る!」
辰巳十三:『とんでもない飽和攻撃だな……、こっちは動けなさそうだ』
辰巳十三:箕村姉をカバーリングしたので辰巳の手番はなし。
十字ヶ丘龍之介:「これでデータの収集保存が目的とはな。広域破壊兵器と変わらんぞ」
GM:琴城さんの手番です。
彪文也:「マジで勝算あるの?あるんだよな?」
辰巳十三:『殻さえ壊せば、あんな細い砲塔はポッキー折るみたいなもんだろ。殻さえ壊せば』
琴城 星羅:はいな。とりあえずマイナーでオリジン:レジェンド。
琴城 星羅:浸食が72に上昇し、精神判定+10。
琴城 星羅:メジャーで、ナックルダスター破壊してサンドシャード+コンセントレイト:ウロボロスを花人三体に!
琴城 星羅:コストが7で79。
GM:OK!
GM:判定をどうぞ。こいつらはイベイジョンするぞ!
琴城 星羅:4DX7+19
DoubleCross : (4R10+19[7]) → 10[3,6,7,9]+6[5,6]+19 → 35

彪文也:回した!
GM:クソ雑魚トループにそれを超えるイベイジョンなど無理だ……
GM:ダメージをください
琴城 星羅:4DX+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[1,3,8,10]+6[6]+1 → 17

琴城 星羅:あ、間違えた!
GM:ですよね!w
琴城 星羅:4D10+1
DoubleCross : (4D10+1) → 28[10,6,3,9]+1 → 29

琴城 星羅:なんでクリティカルある通常判定より値が高いの
彪文也:出目から溢れる殺意
GM:うーむ、ぎりぎり生きて帰れない。
GM:ぎりぎりでもないか…
GM:オルクス/ブラムストーカーの肉体は脆すぎる…ぜんいん吹き飛びました。
琴城 星羅:よかった…
琴城 星羅:体内構造体が剥き出しになった腕に護身用ナックルダスターを装着すると、見る見るうちに赤黒く染まっていく。
花人:『る』 『う』 花人たちは緩慢な動きながら、ようやくきみたちに殺到しようとしている。蔓が伸びている。
琴城 星羅:後ろから迫りくる花人を振り返り、「来ないでっ!」と叫んで腕をコンクリートの地面に叩きつける。
琴城 星羅:すると、肘から先が粉のように砕け、敵意を持った赤い粉塵となって花人を包み込む!
花人:「ふ」 「るるる」 「る」 花人は一人残らずそれに飲み込まれた。
琴城 星羅:まるで微細な虫に喰われるかのように花人の肉体が崩壊し、彼らが身に着けていたものだけがばらばらと後に残された。
琴城 星羅:とりあえず、演出は以上で。
GM:OK!
GM:花人たちの一団は、やはり跡形もない。
GM:一宮千景とタイプは違うが、琴城星羅は破格の攻撃力を持った、N市有数の戦闘エージェントに違いない。
GM:■ミドル戦闘

    《オモヒカネ》震撃角
    《オモヒカネ》防衛殻(127ダメージ)
       一宮
        |
      (10m)
        |
    十字ヶ丘、彪、琴城  

GM:防衛殻は手番なしです。
GM:なので、自動的に彪さんの手番。
彪文也:マイナーで《形状変化:剛》シーン中攻撃力+10
彪文也:メジャーで《コンセントレイト:ソラリス》《アドレナリン》、対象は防衛殻!
GM:OK。
彪文也:10dx7+4 白兵
DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,6,6,10]+6[6]+4 → 20

彪文也:ここで腐るかお前!!!
GM:おやおやぁ~~~~
GM:回避…
GM:回避……に賭けるよりは……
彪文也:彪文也の浸食率を+3した(浸食率:73->76)
GM:悩みましたが、磁力結界!ガードします!
彪文也:ヒイ~!耐えないでくれ~!
彪文也:ダメージ!装甲有効!
彪文也:3d10+6+10+3
DoubleCross : (3D10+6+10+3) → 13[2,4,7]+6+10+3 → 32

GM:32-4d10
DoubleCross : (32-4D10) → 32-27[2,9,10,6] → 5

彪文也:www
GM:す、すごい!
十字ヶ丘龍之介:高いよー
GM:だいたい弾きました。
彪文也:固ッ!!
彪文也:十字が丘と琴城の後ろで、ずるり、と音がする。
彪文也:花人だ。
彪文也:おそらく成人男性の花人。顔は花に覆われて、全身を蔦が覆っている。
彪文也:敵の呼び寄せたものか、と二人が訝しんだその時。
彪文也:ギュ  ル ッ!!
彪文也:蔦が防衛殻目がけ射出される!
彪文也:「……あ~マジか。そう簡単に騙されねーか。」花弁の中から聞きなれた声。
《オモヒカネ》:『攻撃を確認』 装甲が展開。防御を固める。
彪文也:花と蔦が枯れ、花人の中から彪が現れる。
彪文也:「存外頭がいいぜ、アレ。」《擬態の仮面》解除
彪文也:彪文也の浸食率を+5した(浸食率:76->81)
辰巳十三:『固いな。もう後回しにした方がいいんじゃないか? 角が露出したときにさ……』
彪文也:「そうする……。あれ、小回りが利かないみたいだし、」
彪文也:「一度庇ったら反対側に攻撃の通る射線が出来るはずだ。」
辰巳十三:『誰かが露出させれば、たぶん折れるぜ。そんで一個提案があるんだけど……まあ、砲塔へし折ってからにしよう』
GM:ラウンド2.
GM:セットアップ。
GM:オモヒカネは2人とも何もなし。
彪文也:《活性の霧》今度は自分を対象に。攻撃力+15、ドッジダイス-2。
GM:何かある人はどうぞ。
彪文也:彪文也の浸食率を+3した(浸食率:81->84)
琴城 星羅:なし!
十字ヶ丘龍之介:なしで
一宮 千景:こちらもなし
GM:OK。
GM:初手は一宮くんからです。
一宮 千景:マイナーなし、メジャーでコンボ。ランプ・ブラック:原初の赤:アドヴァイスLv1+混色の氾濫Lv2
一宮 千景:PC3人の次のメジャー判定のC値-1、ダイス+1
一宮 千景:「皆、さん」 振り返ったその顔色はひどく白い。
彪文也:ありがてえ…!
一宮 千景:一宮のアヴァターは、影に自身の血を混ぜ合わせることで破壊力を増加している。
一宮 千景:当然、使った分だけ血は体内から消える。体に負荷のかかる諸刃の剣だ。
一宮 千景:「すみません……後を、お願いします」
一宮 千景:そういって放たれたのは黒い影。3人の動きを補助する、彼の元々の能力だ。
《オモヒカネ》:『当館より離れてください。鎮圧攻撃を実施します』
彪文也:「…任せろ。と言いたいんだが…また来るかよ!」
GM:オモヒカネのてばん。
《オモヒカネ》:マイナーなし。メジャーでマインドエンハンス+サイレンの魔女+雷の槍+さらなる波。
《オモヒカネ》:10dx9+6
DoubleCross : (10R10+6[9]) → 10[1,2,3,6,7,7,7,8,10,10]+2[2,2]+6 → 18

GM:ぐぐぐぐ…
彪文也:行けるのでは…?
GM:そんな体たらくでは十字ヶ丘に当てることなど夢のまた夢だぞ……!
GM:リアクションしてください
彪文也:ドッジ!
琴城 星羅:ドッジ!
GM:ターゲットは一宮くん以外!
彪文也:5dx+1>=18
DoubleCross : (5R10+1[10]>=18) → 7[3,3,5,7,7]+1 → 8 → 失敗

琴城 星羅:3DX+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[3,3,10]+5[5]+1 → 16

彪文也:ウワーッ!!
琴城 星羅:ギャアーッ!惜しい!
十字ヶ丘龍之介:ドッジ
十字ヶ丘龍之介:5dx+30>=18
DoubleCross : (5R10+30[10]>=18) → 8[1,2,3,7,8]+30 → 38 → 成功

GM:さすがにダイス5個でファンブルはないか…。ダメージ。
GM:さすがにダイス5個でファンブルはないか…。ダメージ。
《オモヒカネ》:2d10+46 装甲無視。
DoubleCross : (2D10+46) → 11[10,1]+46 → 57

彪文也:《リザレクト》!
彪文也:彪文也の浸食率を+4(1d10->4)した(浸食率:84->88)
琴城 星羅:リ、リザレクト…!
琴城 星羅:1D10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 8[8]+79 → 87

GM:OK!
《オモヒカネ》:『敵正反応残存。砲撃を』 突き出た砲塔が閃く。
《オモヒカネ》:『続行します』
《オモヒカネ》:『続行します』
《オモヒカネ》:雷光とともにエネルギーが放たれ、でたらめに荒れ狂う。
琴城 星羅:「ぅあっ…!」少しずつではあるが、体が削れていく。再生が追い付かない。
彪文也:「マジでヤバいって!!」
《オモヒカネ》:にも拘わらず、周囲の破壊は少ない。ほぼ生体にのみ破壊を引き起こすエネルギーのようだ。
GM:手番はそのまま琴城さんへ。
十字ヶ丘龍之介:普通に避ける
琴城 星羅:うーむ、HP浸食ともヤバいが、リスクを取るしかない!マイナーでコンボ「命の星!」1点赫き剣+破壊の血!
琴城 星羅:HPを3点削って、攻撃力30の白兵武器を作成。
琴城 星羅:コストが6で93に。
GM:力だ
琴城 星羅:…あ!マイナーで移動できないじゃん!すみませんが、差戻しで…
GM:あいよっ
琴城 星羅:次のラウンドがあった時のために、マイナーで10m前進して接敵までですかね。
琴城 星羅:メジャー判定を温存して、バフを維持する…!
GM:OK.エンゲージされました。
GM:手番は続いて十字ヶ丘さん。
十字ヶ丘龍之介:防衛殻壊せると大きいんだよね
十字ヶ丘龍之介:メジャーでコンセ&無形の影 武器はスナイパーライフル 神秘の肉体の効果で射撃を【肉体】で判定します
GM:OK.
十字ヶ丘龍之介:6dx6+28
DoubleCross : (6R10+28[6]) → 10[2,3,5,7,7,9]+10[2,8,9]+10[2,8]+10[8]+10[9]+3[3]+28 → 81

彪文也:!?
琴城 星羅:はちじゅういち。
GM:はががががが
GM:ちなみに狙ったのはターゲットは…?
GM:(防御殻を狙ってくれ…! 頼む…!)
十字ヶ丘龍之介:防衛殻ですかね
彪文也:あ!ここは!
彪文也:角くん狙ったら
彪文也:結局防衛殻がカバーリングしてくれると思うので
彪文也:あとメジャーでしかカバーリング手段ないから
彪文也:防衛くんが堕ちなくても僕が直接つのくんを殴れます!
十字ヶ丘龍之介:メジャーの前に宣言してなかったのは落ち度ではあるんですけど 角でよければそちらでも良いですか?
GM:大丈夫です…聞くの忘れてましたし…
十字ヶ丘龍之介:すいません
十字ヶ丘龍之介:では角くんの方で
GM:問題なし! 角を狙うなら、殻がカバーします。この殻はできるやつだ!
GM:磁力結界でガード!ダメージをお願いします。
十字ヶ丘龍之介:9d10+11
DoubleCross : (9D10+11) → 52[4,8,9,4,6,6,4,2,9]+11 → 63

GM:うおお!ど根性!
GM:63-4d10
DoubleCross : (63-4D10) → 63-25[5,8,9,3] → 38

彪文也:出目高いよ!
十字ヶ丘龍之介:硬い
GM:装甲で減らして
GM:だめだ、ぎり落ちます。
GM:防衛殻を吹き飛ばす威力でした。
十字ヶ丘龍之介:「アレを落とせりゃ、デカいな」
十字ヶ丘龍之介:食堂で仕入れたライフルを構える
彪文也:「デカいけど、そうそう落ちねえぞ。」
彪文也:「俺が回る。そっちで気を引いてくれりゃ…」たっと反対側に駆け出す
十字ヶ丘龍之介:「助かるぜ!」
十字ヶ丘龍之介:ラジオから流れる音楽がやや緊張感のある静かな曲調へ
十字ヶ丘龍之介:「さて、上手く行きゃ良いんだけどな」
《オモヒカネ》:『警告。逃走しないでください』 砲塔が彪さんを狙う。
《オモヒカネ》:『当館は皆さんの健康と知的財産を安全に保護します』
十字ヶ丘龍之介:「よそ見してちゃ、守れるもんも守れないぞ」
《オモヒカネ》:『暴力行為を即刻停止し、ご協力ください』
十字ヶ丘龍之介:目標を見極めての連続射撃
十字ヶ丘龍之介:弾丸が吸い込まれるように《オモヒカネ》に降り注ぐ
《オモヒカネ》:『当館のライブラリは――』 『被弾』 炸裂音。 『防』 炸裂音。 『防御』 ノイズが混じる。
十字ヶ丘龍之介:「おいおい、チョウさん。これ、威力デカくないか?」
《オモヒカネ》:『損傷』 殻が吹き飛び、ただむやみやたらと光る本体円盤が露出する。 『装甲が大破しました。早急に統御核への再接続をお願いします』
十字ヶ丘龍之介:「ようし、キメてくれ!彪!」
彪文也:「まっ」
GM:手番は彪さんへ。
彪文也:「嘘だろそれ!?中華屋に存在していいブツじゃねえだろ!?」
彪文也:といいつつ足を速める
彪文也:マイナーで戦闘移動、接敵
彪文也:メジャーで《コンセントレイト:ソラリス》《アドレナリン》!
彪文也:対象は角!
GM:OK!
彪文也:11dx6+4
DoubleCross : (11R10+4[6]) → 10[1,2,2,3,4,4,6,6,6,6,10]+10[1,3,8,10,10]+10[1,6,10]+10[5,9]+3[3]+4 → 47

彪文也:ありがとうアドヴァイス!
GM:角はガード。ドッジは無駄…。
GM:ダメージをください。
彪文也:5d10+15+10+6+3
DoubleCross : (5D10+15+10+6+3) → 41[7,7,7,10,10]+15+10+6+3 → 75

彪文也:殺意~~!
GM:生きていられるはずもなし。
彪文也:彪文也の浸食率を+5した(浸食率:88->93)
GM:震撃角、撃破です。
彪文也:駆ける!砲塔まで5……4……3m!
《オモヒカネ》:『退避します。位相転換』
《オモヒカネ》:『界相分離まであと20秒――』
彪文也:「おいおい。好き勝手やっといてそれは、」人影がとんっと飛び上がり、飛行物体にしがみつく。
彪文也:それは彪———ではない。
彪文也:彪の影法師のような何か。その首に鋼線が巻き付いている。
彪文也:「ないんじゃないの?」
彪文也:す  ぱ っ !!
《オモヒカネ》:『警告。いますぐ離れてください。攻撃を』
彪文也:鋼線を引く。影法師の首が落ち、
彪文也:断面から無数の影の針が射出される!
《オモヒカネ》:『警告』 露出した本体ではその攻撃を弾くことはできない。 『損傷』 火花が飛び散る。 『測定不可……』 砲塔が沈黙し、その巨体がゆっくりと降下していく。
《オモヒカネ》:空気を抜かれた風船のように、路上へ落ちていく。
辰巳十三:『――よし! これだ!』
辰巳十三:『生け捕りってやつだな、お見事! 有効利用しようぜ!』
彪文也:糸が手元に戻る。と同時に血の塊を吐き出し、たたらを踏む。
彪文也:「げえっ……やっぱ負担キツイのな、これ。」
辰巳十三:『いや、鹵獲の方が近いか? とにかくこいつを使わない手はない。花垣楊柳を追わなきゃ、殺人事件が解決しない』
一宮 千景:「あんまり、真似しないほうがいいですよ……」 彪の言葉に苦笑する。
辰巳十三:『もう一つのN市――っていうか、”裏側”に逃げたことは間違いない。こいつならその機能がある』
彪文也:「……。」一宮くんを一瞥して
十字ヶ丘龍之介:「ボス、動かし方は解るのか?」
GM:浮力を一時的に喪失したらしく、すごいでかくてビカビカ光る円盤が地面に着地する。
辰巳十三:『すくなくとも、緊急退避のさせ方はわかった。壊れそうなくらいぶん殴る』
彪文也:「了解。オリジナルもどっかに保存されてるはずだ。そいつも調べないとな。」
琴城 星羅:「え、まさか…乗るんですか!?UFOに!?」
辰巳十三:『琴城サン、いいこと言った! そう、それ! 楽しそうだろ』
琴城 星羅:「いやまあそれしか手はないのはわかるんですけど…」おろおろ。
一宮 千景:「そうか、本拠地に直接……」
一宮 千景:そこに行けば、奴が。
辰巳十三:『……ただ、残念なことが一点。このパーティーなら、俺はこっちに残らなきゃならない。だから無理にとは言えないんだが……誰かやめとくやつはいるかい?』
彪文也:「……依頼は最後までやるぜ。相当、かなり、死ぬほど怖いけどな。」箕村に振り向いてはっきりと告げる
十字ヶ丘龍之介:「”裏側”か。俺の依頼人も恐らくはそちらに居るだろう」
十字ヶ丘龍之介:「行かない理由は無いな」
一宮 千景:「やめません」 珍しいほどきっぱりと言い切る。
琴城 星羅:「そうだ、要ちゃんも向こうにいるかもしれないんでしたね」「…私、行きます」
箕村若菜:「……彪」
彪文也:「”乗り掛かった舟”だ。俺も行く。」
彪文也:「………物は相談だけど、次のメンテ代もタダにしてくんない?」
箕村若菜:「お前、いいのか? マジで? そこまでやるやつだって思ってたけど。思ってたから依頼した。だけど……」 「……」
箕村若菜:一瞬、呆れた顔になる。
箕村若菜:「やっぱやめたわ。アホらしい……! 仕事なんだ。きっちりやってくれるよな、何でも屋」
彪文也:「なんだよ”やっぱやめた”って!」
彪文也:「……ああ。この仕事に絶対はない。俺の場合特にな。」
彪文也:「けど出来る限りはやる。」
箕村若菜:「やめたもんはやめたの! ……ああ、そのくらいがいい。勝手に死ぬなよ、彪。死んだら最悪の葬式あげてやるからな」
彪文也:「死なねえよ。死にたくねえから、」
彪文也:「死ぬ気で無茶やってんだろうが。」
GM:ロイスと調達が可能です。最後の調達チャンス。
GM:応急手当キットも使用可能です。
琴城 星羅:とりあえず応急手当キットから…!
琴城 星羅:8+2D10
DoubleCross : (8+2D10) → 8+10[4,6] → 18

琴城 星羅:これくらいあればなんとか。
彪文也:ううーん、火力増強を考えましょう
一宮 千景:ロイスは彪さんに〇連帯感/不安で取得
彪文也:対空ミサイル買います。
彪文也:6dx+6>=18
DoubleCross : (6R10+6[10]>=18) → 6[1,3,3,5,5,6]+6 → 12 → 失敗

彪文也:財産6点消費して購入!
一宮 千景:購入は……欲しいもの特にないな
GM:持てる者、一宮
十字ヶ丘龍之介:アンチマテリアルライフルを購入します
十字ヶ丘龍之介:無形の影を使用
十字ヶ丘龍之介:5dx+30>=35
DoubleCross : (5R10+30[10]>=35) → 10[4,5,6,9,10]+6[6]+30 → 46 → 成功

一宮 千景:とりあえず応急キット行って買えたら琴城さんにパスしよう
琴城 星羅:買えたら使います。
一宮 千景:3dx+4=>8
DoubleCross : (3R10+4[10]>=8) → 10[2,6,10]+1[1]+4 → 15 → 成功

琴城 星羅:たかい!
一宮 千景:めっちゃ買えたので琴城さんどうぞ!
十字ヶ丘龍之介:浸蝕は94になりました
GM:ひええ
琴城 星羅:やったー!つかいます!
琴城 星羅:18+2D10
DoubleCross : (18+2D10) → 18+14[6,8] → 32

琴城 星羅:全回復!
琴城 星羅:ロイスは、こう取得します。
探偵さん/十字ヶ丘龍之介 かっこいい〇/畏怖
エージェントさん/一宮千景 信頼〇/心配

彪文也:ロイスを取得しましょう
彪文也:同業者/十字ヶ丘龍之介/〇脅威/敵対心/ロイス
彪文也:一個は開けておきます。以上!
琴城 星羅:調達なんですが、ダメ元ボデマチャレンジ!
十字ヶ丘龍之介:顔馴染みの傭兵/彪文也/やるときはやる男○/頼りない所もある
琴城 星羅:2DX>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 9[3,9] → 9 → 失敗

GM:ボデマチャレンジ!
琴城 星羅:ああん。
GM:Oh…
琴城 星羅:あ、もう一個ダイスあった
琴城 星羅:1DX>=12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 5[5] → 5 → 失敗

十字ヶ丘龍之介:同行者/琴城 星羅/信用○/驚異
琴城 星羅:うーむ、だめ。
GM:OK.
どどんとふ:「琴城 星羅」がログインしました。


ミドル5

GM:シーンプレイヤーは十字ヶ丘さんと琴城さんです。
GM:一宮くんと彪さんは自由登場です。
GM:ダイスをお願いします。
琴城 星羅:はーい!
琴城 星羅:87+1D10
DoubleCross : (87+1D10) → 87+9[9] → 96

琴城 星羅:(吐血)
彪文也:うーん、出ましょう。
彪文也:彪文也の浸食率を+4(1d10->4)した(浸食率:93->97)
十字ヶ丘龍之介:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 2[2]+94 → 96

一宮 千景:侵蝕はつらいが、出たい!出よう!
一宮 千景:96+1d10
DoubleCross : (96+1D10) → 96+10[10] → 106

GM:がんばってくれ…!
一宮 千景:グエ———!
彪文也:ウワァー!
GM:どうにか……!
GM:――――
GM:移動そのものは単純だった。
GM:すでに”転移”の条件は整っていた――船に乗り込み、カウントを再開させるだけでよかった。
GM:一瞬のめまいにも似た感覚のあと、4人は空気が変わったことを知る。
GM:暗い街。
GM:明かりがない
GM:人が暮らしているという気配がない。
GM:きみたちは必要なら船から出て、外の様子を探索することができる。
十字ヶ丘龍之介:「まあ、ここでじっとして居ても始まらない」
彪文也:「なんだここ………。」現実の大N市のような、しかし全く現実感のない光景に声が漏れる。
彪文也:糸に神経を通す。「出るんなら気を付けろよ。」
《オモヒカネ》:『転移……、完了…しました』
GM:あるいは船の内部を調べてもいいかもしれない。
琴城 星羅:「知ってる風景なのに…初めて来たみたいに感じる」窓から外を覗く。
彪文也:ちなみにそれぞれ(船の中と外)情報項目があったりするんでしょうか?
十字ヶ丘龍之介:「13地区の治安とくらべれば静かな物だと思っておくさ」
GM:特に情報項目などはありませんが、調べるといいことがあるかも
GM:窓からのぞく景色はとても静かだ。
GM:実際のN市と変わりがないように見える。
GM:だが、外を見た琴城さんは、何か人影のようなものがよぎったのが見えたかもしれない。
琴城 星羅:「! あそこ、何か動いた!」
彪文也:「こういうの詳しい奴いる?外組と中組で別れ……」
彪文也:「あ? こんなところに?」
十字ヶ丘龍之介:「外か?」
一宮 千景:「行方不明者、でしょうか。追跡を」 言いながら、外へ出ようと。
GM:外には簡単に出ることができます。
GM:空気が異様に生ぬるいようにも感じられる。
十字ヶ丘龍之介:続いて出よう
琴城 星羅:じゃあ船内班になろうかな
十字ヶ丘龍之介:携帯を操作してみる
十字ヶ丘龍之介:通じますか?
GM:携帯は通じないですね。まったく。
GM:圏外!
十字ヶ丘龍之介:「別れるとして、これじゃ連絡を取るのが面倒だな」
彪文也:「こんなところで動いてる通信局あったらそれこそホラーだぜ。」
十字ヶ丘龍之介:「くっくっく、意外と同じように生活しているかもしれないぜ?」
GM:じゃあ、まずは船内班からいきましょう
彪文也:「よせよ、めっちゃ怖いから」
十字ヶ丘龍之介:「それより、何かしらの連絡手段が欲しいな。何かないかい?」
琴城 星羅:「あ、そうだ」ポーチから演出的造血剤を取り出して、おもむろに首筋に突き刺す。見る見るうちに削れた体積が回復する。
GM:船外チームが出たら判定だ
彪文也:「おおう……すげえな……。」
琴城 星羅:で、星羅もう一人分のサイズくらいまで背中が膨れ上がり、すぐに分離する。
彪文也:「うおっ!?……”従者”か?初めて見たぜ、こういうの。」
琴城 星羅:「私の”従者”です。いつもは学校とかに使ってるんだけど」「これを連れて行けば、私と連絡は取れるはずです」
琴城 星羅:心なしか本体より賢そうな顔をしている。
一宮 千景:「助かります。なら僕は外の捜索を」
十字ヶ丘龍之介:「良いね、それじゃあ俺と千景くん。彪と琴城さんで別れよう」
彪文也:「了解。……UFO探索か。外も怖いがこっちも怖い。」
彪文也:「エイリアンとか出なけりゃいいが…」
GM:船内のシステムは沈黙しているが、計器類と思しきオブジェクトは静かに明滅している。
琴城 星羅:「説明書とかあるといいんですけど…頭おかしくなくても理解できるくらいのやつ」
彪文也:船外組と別れて、自分たちを取り囲む計器類を見上げる
GM:琴城さんと彪さんは《知覚》で判定してみてください。難易度は不明。
彪文也:ヒエー!苦手!ガンバル!
彪文也:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[3,3,8]+1 → 9

琴城 星羅:ううむ、素振りか…
彪文也:ま、まあいい方かな…?
琴城 星羅:5DX
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,4,4,8,9] → 9

彪文也:なかよし!
:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,3,7,9,10]+3[3] → 13

GM:OK!
GM:では、きみたちは船内の機器類を調査して、あることに気づく。
GM:金属に見えたものはすべて「植物」の組織のようだ。
GM:ゆっくりと船内の機器類が枯れていくのを、きみたちは目撃するだろう。
彪文也:「………これは?」
GM:放っておくと、1時間もたたないうちにすべて枯れるかもしれない。
琴城 星羅:「うわわ、これ…まずいんじゃないですか!?」しおれていく末端部を指さしながら。
彪文也:萎れた計器の針を手に取る「もしかして、これ全部植物か?」
彪文也:「枯れてきてるってことは…まずいぞ、早く終わらせねえと帰れねえ!」
:「そりゃそうだ。こいつはただのコピーだからな」
琴城 星羅:「誰!?」ばっと振り向く。
GM:きみたちは背後から声をかけられる。
彪文也:「!」咄嗟に糸を展開させる。攻撃はしない。
:「《オモヒカネ》は情報を再現するアーティファクトだ。原理的には”ハイエナ”と似てるな」
彪文也:「誰だ、あんた?」
GM:その少年――おそらく――は、奇妙な赤い剣を下段に構えている。
:「《スキャバーズ》」
:「……新しい侵入者かと思ったら……まさか」
琴城 星羅:「!」聞いた名前。
:琴城さんの顔を見て、とても驚く。
:「……琴城? 琴城星羅か?」
琴城 星羅:手元の写真を確認する。この子写ってたりします?
GM:写っています。
GM:名前までは書かれていない。
彪文也:「親切にどうも。」琴城さんを見る「……おそらくあんたの探し人だな。」
琴城 星羅:同じく、ものすごく驚く。「そう…えーと、厳密には違うんだけど、そうだよ。そのつもり。」
:「なんで生きて……いや、なんでここに? ジャームか? アーティファクトの構成した疑似生命? ……どうなってるんだよ、クソっ」
:「……ダメだ、俺じゃよくわからん! いや、それよりだ! そっちのおっさんも!」 彪さんを指さす。
彪文也:「?」謎の少年に目線を戻す
:「早くここから出た方がいい! これは《オモヒカネ》の作った”自分自身”のコピーだ」
琴城 星羅:「これ、本物じゃないの!?」
:「そりゃそうだ。オリジナルを前線に出す意味はない――とにかく、ここはすぐに枯れる。自壊に巻き込まれるぞ」
琴城 星羅:「ひえっ」
彪文也:「なるほど。じゃあ急いで出るとしよう。」
:「特に琴城。あんたには、うちのリーダーにあってもらう」
琴城 星羅:外に出ていこうとする。
琴城 星羅:「…もしかして、要ちゃん?」
:「そうだ」 片手で赤い剣を振るい、壁をいともたやすく切り裂く。穴をあける。
:「ああ……記憶があるのか? 俺のことは?」 どちらかといえば、疑うように琴城さんを見る。
琴城 星羅:「…あなたたちのことが、思い出せないの。わかるのは、この写真くらい」写真を見せる。
:「……そうか。何があったのか、後で聞かせてもらう」 写真を見て、少し笑う。 「昔の写真だな」
琴城 星羅:「えーと…本当にいろいろあって、私たちは要ちゃんを探してるの。あ、要ちゃんだけでもないんだけど」
:「ああ。俺たちも、誰かが来てくれるのを待ってた」
:「崩落戦の……あの日から何年だ? 4年か? 5年? もっとか? とにかく、《スキャバーズ》はアーティファクトを壊すために戦ってたんだよ」
彪文也:「……ここで、何年もか。」
:「ああ。ずっとだ。他に仕事はなかったし、アーティファクトは俺たちを殺そうとしてくるしな。……行こうぜ」
彪文也:謎の少年が切り裂いた船の壁から垣間見える現実感のない風景を見ながら呟く
彪文也:「ああ。さっさと帰ろう。長居したくねえよこんなとこ。」
琴城 星羅:「…そうだね、行こう」
彪文也:謎の少年に続いて歩き出す
琴城 星羅:「あ、その前に」
琴城 星羅:「名前、教えてもらっていいかな?」
:「急ごう。やつが――”ボダッハ”あたりが気付くかもしれない。……ああ、そうか」
石蕗条一:「記憶がないなら、初めましてと言っとくか。俺は石蕗条一。《スキャバーズ》の石蕗だ」
琴城 星羅:不意に懐かしい感覚を一瞬だけ覚える。「よろしくね、条一くん」
彪文也:「よろしく。俺は”トゥイステッド・リップ”の彪文也。ちなみにまだおっさんじゃない。」
GM:――――
GM:では、船外チームは夜の市街を歩く。
GM:恐ろしく静かだ。さっきよぎったはずの人影はもう見えない。
GM:ときおり街灯だけが、青白い――おそらく電灯ではない、曖昧な白い光を放って明滅しているのを見るくらいだ。
十字ヶ丘龍之介:「任務でなければ、夜の街を散策すると言うのも良い物だが」
十字ヶ丘龍之介:「似てはいるが技術体系の違いが見て取れる、どんな監視があるかもしれないと言う点で気が抜けないのがマイナスだな」
一宮 千景:「……夜の散策としても、静かすぎる気はしますけどね」
十字ヶ丘龍之介:「13地区は良い意味でも悪い意味でも賑やかだからね」
十字ヶ丘龍之介:「千景くん」
十字ヶ丘龍之介:「君から見て”ボダッハ”はどうだ?」
一宮 千景:「……あいつ、は」
一宮 千景:「昔と、何も変わらないように見えます。花に寄生されていたことを除けば」
一宮 千景:自分も、他者も。この世の何にも価値がないと言いたげなあの目。
一宮 千景:操る灰とは逆になんの温度もない瞳。
一宮 千景:「崩落戦の頃と、何も」
十字ヶ丘龍之介:「そうか、なら《オモヒカネ》は”ボダッハ”に近い性質を持っているのかもしれないな」
一宮 千景:「《オモヒカネ》が?」
十字ヶ丘龍之介:「《オモヒカネ》の行動はあくまで命令に従っているに過ぎない」
十字ヶ丘龍之介:「その機能を活かしているにすぎない。だから探しているんだよ、きっと」
十字ヶ丘龍之介:「自分が興味を持てる存在をね」
一宮 千景:「興味を、持てる存在……」 オウム返しのように呟く。
一宮 千景:「……流石は探偵ですね」
一宮 千景:ボダッハの思考なんて、考えたこともなかった。
十字ヶ丘龍之介:「いいや、俺は予想の付く事を言ったに過ぎない」
十字ヶ丘龍之介:「そして”ボダッハ”が興味を持つとしたら」
十字ヶ丘龍之介:「それは俺じゃなく君の様なヤツだぜ」
十字ヶ丘龍之介:煙草を咥えて火をつける
十字ヶ丘龍之介:「アイツの事を一番間近で感じたのは千景くんだ」
十字ヶ丘龍之介:「だから、アイツが何を考えているのか。考えて見れば案外、大したことない奴に思えてくるってもんさ」
一宮 千景:ボダッハの思考。自分にとっての、恐怖と絶望の象徴の思考。
一宮 千景:自分は無価値だと繰り返し、そんな自分にさえ勝てない他者をより無価値だと切り捨てる。
一宮 千景:まるで理解の及ばない怪物の様な男が、何を考えているのか。
一宮 千景:「……十字ヶ丘さん」
十字ヶ丘龍之介:「なんだい?」
一宮 千景:「ありがとうございます」
一宮 千景:少しだけ、分かった気がする。
十字ヶ丘龍之介:「どういたしまして」
十字ヶ丘龍之介:煙草を携帯灰皿にねじ込む。
十字ヶ丘龍之介:「何か掴めそうなら嬉しいね」
一宮 千景:「……はい」 これが正解かは分からないけれど、それでも。
一宮 千景:「掴んでみせます。きっと」 指の震えは、治まりつつあった。
GM:では、そのタイミングで。
GM:十字ヶ丘さんのラジオが、強い雑音を発する。
GM:十字ヶ丘さんにとっても、雑音としか思えない強いノイズだ。
十字ヶ丘龍之介:「本格的に混線してきたか?」
十字ヶ丘龍之介:「DJラッキー、ここはこう陽気な曲を流すところだぞ」
???:「……信じられない」
GM:気づかなかったのは、ノイズのせいか。
GM:隣の民家の屋根の上に、一人の少女が立っている。そして、光る指先をきみたちに突き付けていた。
???:「そのラジオ……」
十字ヶ丘龍之介:「おっと、これは」
GM:十字ヶ丘さんには聞き覚えがある。
一宮 千景:「!」 咄嗟に臨戦態勢をとる。
湯澤要:「あなた、アーティファクト使いなの?」
十字ヶ丘龍之介:「ようやく会えたな」
湯澤要:「本当に来るとは思わなかった……」
十字ヶ丘龍之介:「アーティファクト?このオンボロが?」
十字ヶ丘龍之介:「ま、それは置いといて」
十字ヶ丘龍之介:「来るさ。依頼は受けた。だから助けに来た」
十字ヶ丘龍之介:「何か問題があるかな?」
湯澤要:「問題って……、信じられない。マジで。どうやって来たの? 私の幻覚? そうじゃないとしたら……」
湯澤要:「……助かった。かも」 光る指先を下ろす。 「……自己紹介、していい?」
一宮 千景:「……えっと、十字ヶ丘さん。彼女が、例の?」 二人の会話を聞いて、体勢を緩める。
十字ヶ丘龍之介:千景くんの柔らかく制して
十字ヶ丘龍之介:「どうぞ、依頼人が誰かわからないと締まらないからな」
十字ヶ丘龍之介:と湯澤さんに促す
湯澤要:「……依頼人? なんか調子狂うわ……まあ、とにかく」
湯澤要:「《スキャバーズ》の”オレイアデス”。湯澤要。……で」
湯澤要:「そっちは?」
十字ヶ丘龍之介:千景くんにも自己紹介するように促す手振り
一宮 千景:「あ……。十三地区エージェント、一宮千景、です」
湯澤要:「……うん。あなたたちも気になるけど、もう一つ……」
湯澤要:「それ、なに?」 小さい琴城さんを指さす。
十字ヶ丘龍之介:「ああ、これ?」
十字ヶ丘龍之介:「何て説明すればいいかな。ミニ琴城さん?自己紹介できる?」
ミニ星羅:「こんにちは!琴城星羅です!」急造品なのであまり頭がよくない。
湯澤要:「…………」
湯澤要:「星羅?????」
湯澤要:「なんで????」
ミニ星羅:最低限の対人機能しか備わってないので、つねににこにこしている。
湯澤要:「ここ数年、ワケわかんないことばっかりだったけど、これは予想外……ま、いいわ……」
十字ヶ丘龍之介:「うん、彼女は俺たちの同行者。の、端末のうような存在だ」
十字ヶ丘龍之介:「本人もこっちに来てるぜ」
湯澤要:「うそ」 「マジで?」 「……うわー。どうしよ」
湯澤要:「何も用意してないわ。あの、ついてきてくれる? たぶんあなたたちの仲間にも、うちのメンバーが接触してると思うから」
湯澤要:「ここから出ていく方法と、私たちのこと、気になるでしょ?」
十字ヶ丘龍之介:「まあね。宜しく頼むよ」
ミニ星羅:「気になる~」オート応対音声。
一宮 千景:「……よろしく、お願いします」 十字ヶ丘さんに続く。
GM:――――
GM:N市。繁華街の片隅に。
GM:小さな店舗が存在する。
GM:修理工房《銀星洞》。湯澤要と石蕗条一に案内されたのは、そこだった。
GM:思ったよりも広い地下室に、十名ほどの男女がいる。彼らの共通点といえば、
GM:古いデザインのUGNボディアーマーを身に着けているということだ。
GM:一宮くんは、それが”ボダッハ”によって殺害された4人が身に着けていたものと、同一であることがわかる。
湯澤要:「適当なとこに座ってよ」
湯澤要:「ちょうど最近、4人くらい席が空いたからね」 淡々と言って、自分は奥の席に座る
琴城 星羅:沈痛な面持ちで腰掛ける。ミニ星羅は用途が済んだので吸収した。
石蕗条一:「”ボダッハ”のやつだ。あいつが《オモヒカネ》を手に入れてから、だいぶ状況が悪くなっちまった」
彪文也:「……4人ね。」こちらも適当な場所に腰掛ける。
十字ヶ丘龍之介:空いた場所に座る
一宮 千景:その言葉に確信を得て、だけど口には出さず。同様に空いた席へ座る。
湯澤要:「《オモヒカネ》があれば、たぶん石蕗なら……こっち側を脱出できるからね。なんとかあれを奪取しようと、健闘はしてみたんだけど」
湯澤要:「状況を悪化させただけだった」
湯澤要:「そっちには? ”ボダッハ”があれを使って迷惑かけてるでしょ?」
彪文也:「……”ボダッハ”はあれを使って人を集めてる。」
彪文也:「何のためだ?…サッカーチーム作るんじゃねえだろ?」
湯澤要:「■のためと、自分自身のためかな。たぶんそう」
GM:最初の単語は奇妙な雑音に紛れて聞こえなかった。
彪文也:その雑音に眉を顰める
彪文也:「常世の繁栄のために清らかな人々を集める、とは言っていたが抽象的過ぎる。」
湯澤要:「ああ……ごめん。私のアーティファクトの機能。認識防御と認識阻害。あなたたちにはもう想像ついてるし、知ってると思うから、誰のためにってのは割愛するわ」
湯澤要:「世界を作ろうとしているんだと思う」
湯澤要:「たぶん、オーヴァードのいない世界。ほら。オーヴァードって、明らかに異常じゃない?」
湯澤要:「普通の世界では、そんな存在はあり得ないってね。少なくとも”ボダッハ”はそう信じてる」
彪文也:「……攫った人間は材料って訳か?」
彪文也:「で、俺たちの世界には代わりにあのお花人間どもを置いとけば事足りるって?」
湯澤要:「たぶんね。”ボダッハ”はそれで充分だと思ってるんじゃない?」
十字ヶ丘龍之介:「そして自分だけの平和な箱庭を作る、か」
湯澤要:「どこまで■の啓示を受けちゃってるのかはわからないけど、きっとそう」
琴城 星羅:「あいつには、私たちがあれくらいの存在に見えてるのかな…」花人を思い出す。
湯澤要:「……」 星羅さんを一瞥し、ため息をつく。 「かもね」
一宮 千景:「……自分に負けるようなオーヴァードに価値は無い、と」
一宮 千景:「何度も繰り返し言っていました。だから、覚醒していない人間に価値を見出したのかもしれません」
石蕗条一:「正確には、自分ごときに、だとよ。バカが。自分を正しく評価できねえから、ンな結論になるんだ」
彪文也:「攫われた人間はおそらく生きてるってのが不幸中の幸いだな。」
湯澤要:「ま、そんな感じかな。私らはここで崩落戦からこっち、ずっとああいうアーティファクトと、こっち側の■に影響された連中と戦ってきたわけね」
湯澤要:「戻る手段もなかったし。自衛しないと。あっち側に引きずり込まれるのもゴメンだったしね」
湯澤要:「……まさか、助けに来てくれるとは思わなかったけど。マジで」 十字ヶ丘さんを見る。
十字ヶ丘龍之介:「言っただろ?依頼を守るのが十字ヶ丘探偵事務所の基本方針だ」
十字ヶ丘龍之介:「まあ、まだ助け出せてないから。依頼は完了してないけどな」
湯澤要:「……それでも、ありがとう。これで《オモヒカネ》を奪える。それができれば、帰れるメンバーもいるわ」
彪文也:「……”ボダッハ”を倒して、《オモイカネ》とやらでとっとと元の世界に帰る。ってのが基本方針か。」
琴城 星羅:「…帰れない子もいるの?」
湯澤要:「……」 また星羅さんを見る。 「まあ、ね」
湯澤要:「ヨモツヘグリってあるでしょ? こっち側に適応しすぎて……そっち側ではうまく体を構成できなくなることがある」
湯澤要:「何年も戦い続けていれば、それが普通ね」 湯澤さんは袖をまくる。0と1のノイズのような、奇怪なテクスチャが皮膚と同化しているのが垣間見えた。
琴城 星羅:また沈痛な面持ち。
湯澤要:「戻れるのは、おそらく……っていうか、確実に……」
石蕗条一:「……俺だけだ」 不機嫌そうに唸る。
十字ヶ丘龍之介:「それは困るな。俺は君を助けに来たんだが」
琴城 星羅:「…そんな」
琴城 星羅:助けを求めるような目で十字ヶ丘さんを見る。
十字ヶ丘龍之介:「”今は”無理という認識で構わないか?」
湯澤要:「ありがと。……そうね」
十字ヶ丘龍之介:「現状ではこちらに馴染み過ぎて戻れない、と」
湯澤要:「何か方法でも見つかれば。探偵さん。あなた、信じられないくらいあきらめが悪いみたいね」
十字ヶ丘龍之介:「俺が諦めが悪い?俺だけじゃないと思うぜ」
湯澤要:「……マジで?」 他の三人を見る。
十字ヶ丘龍之介:「だろ?」
彪文也:「………出来る限りはやる。」
琴城 星羅:「…うん。要ちゃんやみんなを、このままにはしない。絶対に、連れて帰る」過去の星羅と同じ顔、同じ口調で。
一宮 千景:「全員で帰れるように、僕たちに出来る限りのことをします」
十字ヶ丘龍之介:「後は君達だってそうさ。4年、持ち堪えたんだ。助けが来ると解ればもう少しだけ待つ事もできるんじゃないか?」
湯澤要:「……そう。期待は、……期待して待ってるわ」
湯澤要:「それなら、まずは”ボダッハ”の撃破と《オモヒカネ》の確保ね」
湯澤要:「あなたたちが帰還するにも、それが必要でしょう? ……ね、外を見て」
湯澤要:外部監視モニタを操作する。
湯澤要:そこには”外”の光景が映し出されている。夜空。
GM:――とても巨大で、激しく光る円盤がゆっくりと浮遊しているのがわかる。
彪文也:「あっちが本物か。」
十字ヶ丘龍之介:「なるほど、デカいな」
湯澤要:「そういうこと」
湯澤要:「”ボダッハ”も間違いなくあそこにいるわ。一番安全なはずだからね。空飛んでるし」
琴城 星羅:「光ってる…」「あれがあれば、今度こそ”こっち”と”あっち”をちゃんと行き来できるよね」
湯澤要:「……うん。大丈夫なはず。あそこまでは石蕗が送るから」
彪文也:「………大詰めだな。」
石蕗条一:「自己紹介が足りてなかったな。《スキャバーズ》、”アクシス・ムンディ”の石蕗。俺のアーティファクトにはそういう機能がある」
石蕗条一:「準備ができたら声をかけてくれ。速攻で終わらせたい。そうじゃないと、あいつらまた増えるぜ」
彪文也:「ああ。ちょっとだけ休ませてくれ。ホントにちょっとだけ。」
彪文也:「治療もしたいし………正直言うと、怖いからな。心の準備ってやつだ。」
湯澤要:「いいけど。アドヴァイスしとくと、ここで飲食とかしないことね」
湯澤要:「順応しちゃうから。できるだけ可能性は減らして。……外を見てくるわ」
湯澤要:そうして、湯澤要は部屋を出ていく。
彪文也:「…喉通らねえよ。」
彪文也:去り際に声をかける
彪文也:「…これから助ける一般人の中に、世界一の名医の関係者がいる。」
彪文也:「金にがめついが腕はいい。…待ってる間、金になりそうなもの探すのもいいかもな。」
湯澤要:「はあ」 ひどく呆れた顔。 「……ご自由にどうぞ。そんなもの、たぶんないから」
彪文也:「お前らが必要になるんだよ。」
彪文也:「体、治すためにさ。」
湯澤要:「それができたら」 一瞬、声が詰まる。 「本当に……。……」 何も言わない。
湯澤要:ドアを開閉する音が響いた。
琴城 星羅:しばらくうつむいて考えたのち、後を追うようにドアのほうへ歩いていく。
彪文也:「………出来るだけはやる。やるって言ったけど……」
彪文也:「結構、辛いぜ。こういうの。」
彪文也:琴城を目で見送ったあと
彪文也:「お前、すごい自信だよな。マジで。」十字が丘さんに
十字ヶ丘龍之介:「そうかい?」
彪文也:「諦めるそぶりもねーじゃん。」
十字ヶ丘龍之介:「無いな」
十字ヶ丘龍之介:「だって、そうだろう?諦めるってのはもう何の手段も無い時だけさ」
十字ヶ丘龍之介:ポケットから煙草を取り出す
十字ヶ丘龍之介:「吸うか?」
彪文也:「いらね。肺もボロボロだし。」
十字ヶ丘龍之介:火をつけて煙を吸って吐き出す
彪文也:「………俺は今のあの子の顔で、折れそうになったぜ。」紫煙を目で追いつつ
十字ヶ丘龍之介:「彪はな」
十字ヶ丘龍之介:「色んな事が出来るからさ、見極めが早いんだよ。きっとな」
彪文也:「そんなに器用な覚えはないけどな。…全部猿真似だ。」
十字ヶ丘龍之介:「その場で即座に真似て。すぐに動くだろう?ありゃ大したもんだぜ」
彪文也:「………そりゃどうも。」
十字ヶ丘龍之介:「だからさ、出来る出来ないの判断が早いんだよ、彪は」
十字ヶ丘龍之介:「そりゃ凄い事だけど、今ある材料だけで考えてしまっているとも言える」
十字ヶ丘龍之介:「だから逆に言えば手段さえ見つければ突破してくれるのは彪だと思う」
十字ヶ丘龍之介:「俺は探偵で、そういうのを見つけるのが得意だ」
十字ヶ丘龍之介:「彪は”なんでも屋”なんだろ?」
彪文也:「………。」
彪文也:「ああ。そうだな……。」
彪文也:何でもできるようになりたいと思ったのは、自分が誰にも求められなかったからだ。
彪文也:死病に侵され、親にも期待されなくなった。
彪文也:家を追い出される。自分の周りから友人も、先生も、先輩も、後輩も、みな消えた。
彪文也:全てを失った自分が世界との繋がりを保つためにしたことは模倣だった。
彪文也:誰かの模倣をする。誰かに求められる誰かの模倣をする。
彪文也:模倣と複製。模倣と複製。模倣、複製、模倣、複製、模倣、複製、模倣、複製。
彪文也:模倣をここまで極めた根源には、世界に選ばれなかったことへの反抗があった。
彪文也:そして、繋がりへの羨望があった。
彪文也:だから、
彪文也:「マジでさ、ここまでするつもりなかったんだよな。だって死にたくねえし。自分のことで精いっぱいなんだよ、俺。」
彪文也:「でも”見捨てる”って辛えんだよ。見捨てられるのも、見捨てるのも。」
十字ヶ丘龍之介:「そうだな」
彪文也:「十字ヶ丘。……見つけてくれ。」
彪文也:「なんでもいいから。俺はそいつを拾って、引き上げる。」
十字ヶ丘龍之介:「ああ、解った。その依頼を受けよう」
十字ヶ丘龍之介:「任せろ、俺はこの街で一番の探偵なんだぜ」
彪文也:その言葉に微笑む「敵わねえよな、ホント」
彪文也:地下室にあった紙切れを拾い上げ、何かをさらさらと書きつける。
彪文也:そしてそれを畳んで、虚空に投げる。紙きれは何かに飲み込まれたようにすっと消えた。
彪文也:「ありがとう。準備ができた。」
彪文也:「……あとは、帰って来るのを待つか。」
十字ヶ丘龍之介:「そうだな」
GM:――――
GM:外に出た湯澤要は、《銀星洞》の錆びた看板を背に立っている。
GM:外に出た湯澤要は、《銀星洞》の錆びた看板を背に立っている。
GM:警戒を途切れさせてはいない。
GM:それは、彼女が”こちら側”で過ごした時間を物語っているような気がする。
GM:だが、琴城星羅が近づくとき、彼女は振り返りはしなかった。
湯澤要:「……」
琴城 星羅:「要ちゃん」
湯澤要:「聞こえてる」 横目で琴城星羅を見る。
湯澤要:「……何か、話したいことでもあるの?」
琴城 星羅:「まあね」「お互いのこととか、せっかくだしね」
湯澤要:「せっかく?」 眉をひそめる。
湯澤要:「それ、どういうこと?」 「あなたは」
湯澤要:「あなたは……誰だって言いたいわけ? 琴城星羅? 本当に!?」
琴城 星羅:「私は……琴城星羅だよ」「厳密には、そういう名前と記憶があるレネゲイドビーイング」
湯澤要:「……で」 唇を噛んだ。 「でしょうね。あなたが星羅のはずがない。星羅は……」
湯澤要:「私の前で死んだから。助けられなかったから」
湯澤要:「あなたが本当の琴城星羅なら、きっと私を恨んでる……」
琴城 星羅:「死んだよ。あとの5人と一緒に支部の瓦礫に潰された」
湯澤要:「やめて」 琴城星羅に指先を向ける。その指が光る。
湯澤要:「……やめて。ください」
琴城 星羅:「…本物なら、恨んでるかもしれないね。」「だけど、私は…本物になろうとしてるだけの偽物だから」
湯澤要:「レネゲイド・ビーイング」
琴城 星羅:「本物じゃないから、こうして…助けに来れた」
湯澤要:「あなたは、私を恨んでいない?」
湯澤要:「嫌っていないの? ……あの……いや。本物じゃない。それにしたって」 「……マジで?」
琴城 星羅:「うん。全然」本当に恨んでいない。「その…スキャバーズの記憶がないっていうのもあるかもしれないけど。認識阻害っていうやつなのかな」
湯澤要:「……ああ」
湯澤要:「あんた、琴城星羅だわ」 ため息をつく。 「間違いない」
湯澤要:「同じくらいにアホ」
琴城 星羅:「えへへ」
湯澤要:「普通は許さないもん」
琴城 星羅:「そうかなあ」「でも、要ちゃんたちは助かったんでしょ?それならオッケーだよ。…あ、まあそのあとこっちに飛ばされたんだろうけど」
湯澤要:「はいはい。そうね。もういいわ。緊張してたこっちがアホみたい……」
湯澤要:「……あのさ。そっち側の話を聞かせてくれない? あの後、どうなったの? よくわかってないわけ」
琴城 星羅:「えーと…詳しくはあんまり覚えてないんだけど。」
琴城 星羅:「崩落戦が終わって、合同慰霊祭が開かれたときに…その、”私”が発生して、私の死体に入り込んで記憶を引き継いで生まれた…っていうか復活したっていうか」
琴城 星羅:「で、いろいろあってまた支部付きのエージェントとしてやってるよ。第五支部…あ、あの時はまだなかったね。えーと。いろいろあって支部が十三個になって…」星羅は説明がへたくそなのだ!
湯澤要:「星羅。……だから! そういうことじゃなくて」 初めて笑う。
湯澤要:「えーと……例えば、ワタナベさんとかは元気? まだ家は見つからないの? 棕櫚小路の人は? 但馬は? 玖珂くんは? 知らない? それとも」
湯澤要:「好きな人とかできた?」
琴城 星羅:「え、ワタナベさんはねー…えーと…玖珂くん?……ひぇっ!?好きな人!?」
湯澤要:「いるの!?」
湯澤要:「目つきの悪いやつしかいなかったし、テレビの話題とかゼロだったから、こっち! あるの!? そういうの!?」
琴城 星羅:ぼふっと真っ赤になる。「えーと…いるっていうか…雲の上の人っていうか…どっちかというとアイドルとかへの憧れとかに近いっていうか…」
湯澤要:「いやいやいや、私もアイドル好きだよ!? あ、そーだ! アレいまどうなの!? あの――」
湯澤要:「かっこいい人たちが超すごいいっぱいいいるあれ! ああーーーーっ! ブランクのせいで全然出てこない!」
琴城 星羅:「あー…この人…」写真の、辰巳支部長のところ以外を全部指で隠して見せる。
湯澤要:「あっ。……ああーーーーー……そういう……。……うん……。なるほど」
湯澤要:「星羅」 すごい勢いで肩を叩く。
琴城 星羅:恥ずかしげに写真を隠す。
湯澤要:「私はこれから、あんたをカンペキに本物の琴城星羅として接する。誰にも文句は言わせない」
湯澤要:「本物だわ。絶対に。これだけは言える。……あんたは琴城星羅。私の親友」
湯澤要:「……文句ある?」 無理矢理にでも笑う。
琴城 星羅:少し間があって、笑う。「…ありがとう」
湯澤要:「うん。私の方こそ、……本当に。……ありがとう」
琴城 星羅:「じゃあ、ここからは私も、本物の私として言うね」
琴城 星羅:「要ちゃんを…みんなを、絶対に助けるよ」
湯澤要:「……」 泣きそうな顔で吹き出す。 「そーね」
湯澤要:「行こ。石蕗、待たせるとチョーうるせーから」
琴城 星羅:「戻ったら、要ちゃんの好きだった人のコンサート行こうね。今はソロで…あっ何でもない」
湯澤要:「!?」
湯澤要:「聞き逃せないやつ聞いたんだけど! おいっ、いますぐ吐け! どーゆーこと!?」
琴城 星羅:「なんでもありませんー!未来のことは教えちゃいけないんですー!」逃げるように走り出す。
湯澤要:「あっ!? 足はやっ!? こいつシンドロームまで変わって……!」
GM:――――
GM:ロイス取得のみ可能です。
彪文也:ロイスは…保留!
彪文也:以上!
一宮 千景:同じく保留なので以上!
琴城 星羅:《オレイアデス》湯澤要へのロイスを、 親友/湯澤要 〇決意/既知 に変更します。
GM:まぶだち


クライマックス

GM:全員登場をお願いします。
彪文也:彪文也の浸食率を+7(1d10->7)した(浸食率:97->104)
琴城 星羅:96+1D10
DoubleCross : (96+1D10) → 96+9[9] → 105

一宮 千景:1d10+106
DoubleCross : (1D10+106) → 5[5]+106 → 111

十字ヶ丘龍之介:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 1[1]+94 → 95

十字ヶ丘龍之介:ふっふっふ
GM:ツキがありやがるぜ…!
GM:――――
GM:■市。第■地区、■■、■■――
GM:月明りさえない街の夜空を、いま、強力な光源が照らしている。
GM:巨大な円盤が輝きながら、きみたちの方向へと近づいてくる。それがはっきりとわかる。
湯澤要:「……こっちにきづいてくれたみたいね」
湯澤要:「準備できてる?」 きみたちを振り返る。 「もういける?」
彪文也:「いけるよ。」糸を展開させる。糸に神経が接続され、別の生き物のようにゆらゆらと蠢く。
十字ヶ丘龍之介:「問題ない」
一宮 千景:「……大丈夫です」 ショットガンを取り出し、弾を込め直す。
十字ヶ丘龍之介:ライフルとワイヤーを手に持つ
琴城 星羅:「いける!」静かなやる気に満ちた笑みを浮かべる。足に力が籠もり、アスファルトにヒビが入る。
湯澤要:「いちおう、作戦を教えとくね。私たちが遠距離攻撃を仕掛けて陽動する。……で」
石蕗条一:「俺があんたらを送る。内側からあのデカいのを制圧して、”ボダッハ”の野郎は叩き潰してくれ」
湯澤要:「”ボダッハ”には気を付けて。あれはサラマンダーとオルクスのクロスね。並みの精度の攻撃じゃ当たらないから」
彪文也:「…頼んだぜ。ガンガン目を引いてくれ。敵が多いと大変だからな。」
湯澤要:「ま、そうね……できるだけのことは」 片手を掲げる。腕時計のような器具が、空間にノイズを生み出す。 「やってみるけど。手早くお願いね」
十字ヶ丘龍之介:「そうだな、コピー兵力の可能性は十分に考えられる」
GM:それと同時、空飛ぶ円盤が放電を始める。まばゆい稲妻が夜空を走る。
湯澤要:「――来たっぽい。走って!」 きみたちを促す。
彪文也:「これが、本物か!さっきの何倍の威力だ…?」
彪文也:走り出す!
十字ヶ丘龍之介:「流石に本物は違うと言う事だな」
十字ヶ丘龍之介:走る
石蕗条一:「当たったら一回死ぬのは確実だ。気をつけろ」
琴城 星羅:地面を猛烈に蹴る1
GM:走る人は【肉体】または《回避》判定してみてね! 難易度は9です。
GM:走らない人は何もせず3d10のダメージを受けてね。
十字ヶ丘龍之介:マイナーアクションは使えますか?
GM:使えます。
彪文也:ダイス六個ならいけるだろ…回避で振る!
彪文也:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[4,4,6,8,10,10]+6[4,6]+1 → 17

一宮 千景:肉体苦手、つらい。回避で判定!
十字ヶ丘龍之介:戦闘中にも継続しますけどよろしいですか?GM!
一宮 千景:5dx=>9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 10[1,5,5,7,10]+2[2] → 12 → 成功

GM:構いません!
琴城 星羅:あ、じゃあ忘れないうちに自分もオリジン:レジェンドを入れよう(この判定で意味はないけど)
十字ヶ丘龍之介:マイナーでオリジン:レジェンド オリジン:プラント オリジン:サイバー
GM:十字ヶ丘さんはどうせ爆上げしてくるのわかってますからね!ヘン!
十字ヶ丘龍之介:神秘の肉体の効果で【肉体】の達成値+30 更に100%を超えるので レベルアップし+36
十字ヶ丘龍之介:6dx+36>=9
DoubleCross : (6R10+36[10]>=9) → 10[3,3,6,8,9,10]+7[7]+36 → 53 → 成功

琴城 星羅:マイナーでオリジン:レジェンド。回避で判定。
琴城 星羅:5DX+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 9[3,5,6,6,9]+1 → 10 → 成功

琴城 星羅:ほっ。
GM:みんなすごい…
十字ヶ丘龍之介:浸蝕は101です
琴城 星羅:浸食が107になって、精神+12。
彪文也:やったぜ!
GM:では、きみたちは降り注ぐ稲妻を避け、円盤に接近することに成功した。
石蕗条一:「よし」 石蕗は赤い剣を地面に突き立てる。
彪文也:服の端が雷光を受ける。袖が燃えることもなく黒く炭化したのを見て冷や汗を流す。
彪文也:「送るってどうすんだ!出来れば早く頼む!」
石蕗条一:「ここでいいだろ――もうちょい近づいてくれ」
石蕗条一:不思議と重たいような気配が広がるのがわかる。その剣を中心に。
十字ヶ丘龍之介:「了解だ」
彪文也:「分かっ…おわっ!?」
石蕗条一:「そしたら」
GM:近づいた瞬間、きみたちは自分の重量がゼロになったような感覚に襲われる。目まいというより、感覚の瞬断に近い――もしかしたら吐き気を覚えるかもしれない。
琴城 星羅:猛烈な違和感を感じるが、なぜか慣れっこな気もする。
石蕗条一:「あっちに送れる」 「……言うのが遅いか」
一宮 千景:「っ」 くらりと視界が揺れる。能力後の貧血にも似たような感覚。
GM:急上昇――あるいは急激な転換。
GM:そして。
GM:――――
十字ヶ丘龍之介:「おっと」
花垣楊柳:「……そうか。結局、きみたちが来たのか」
GM:陰鬱な目をした男が、眼前にいた。
GM:いや、きみたちの方が移動したのだろう。すでに船内のようだった。
彪文也:「うぷっ」逆流しかけた胃液を飲み込む。「さ、先に言えって……あ?」
十字ヶ丘龍之介:「目の前に送り込んでくれたな」
十字ヶ丘龍之介:「探す手間が省けた」
彪文也:「マジで目の前じゃねーか!」
彪文也:何とか立ち上がり糸を構える。
花垣楊柳:「耳障りだな、きみの声は」 彪さんを指さし、眉をひそめる。
花垣楊柳:「いますぐ自壊してもらいたい。少なくとも、マイナスの価値をこれ以上生まないように」
彪文也:「耳障りでも目障りでも、誰かの為に死ぬなんてごめんだね。」
彪文也:「特にお前の為なんてのは、死んでもイヤだ。」
琴城 星羅:「…一つ聞いてもいいですか?」
花垣楊柳:「思い上がりがすぎる。……私ごときのために何かする必要はなし、ましてやきみが自分の意志で何かを考えて行動するなどと……虫のいい話だな」
花垣楊柳:「……きみは?」 初めてそこで琴城星羅の存在を認識したように、目だけを動かす。
琴城 星羅:「この前あなたが殺したUGNの子たちの死体、なんで”こっち”に送ったんですか?」
花垣楊柳:「部屋で……虫をつぶした時……」
花垣楊柳:「きみはゴミとして処分しないのか? 袋にでも詰めて、外に出すべきだ……この世界を私ごときが汚すなどできることではない」
琴城 星羅:「…そうですか。そんなことかなと思ってました」「それなら、もう何も言うことはありませんね」
琴城 星羅:「あなたを、これからそうします」指先を噛み切り、戦闘態勢に入る。
花垣楊柳:「……穢れだな」 ひどく不愉快そうに、ため息をつく。 「きみは見るもおぞましい。本当の世界には必要がない」
十字ヶ丘龍之介:「随分とイライラしているようなのでキレて見境が無くなる前に教えてほしいんだが」
十字ヶ丘龍之介:「攫った人達の居場所を聞いておきたいね。君を倒した後探す手間が省ける」
十字ヶ丘龍之介:「君は無駄が嫌いなようだし、俺の仕事も楽になる」
花垣楊柳:「攫ったというのはあまりにも悪意的な解釈であるし、私は不愉快なわけでもない……」
花垣楊柳:「館内にいるよ。彼らは大事な、本当の人間だ。本当の世界に生きるべき本当の人間……」
花垣楊柳:「きみたちや私とは違う」
十字ヶ丘龍之介:「少しは意見の一致を見たな。確かに彼らは大事な人間で」
十字ヶ丘龍之介:「本当の世界に必要なんだ。家族が帰りを待っているしね」
花垣楊柳:「……どうも意見がズレているな。きみは賢そうだと思ったのだが。失望だな……」
花垣楊柳:「きみはどうだ? また、今回も退いてはくれないのか?」 指先からすこしずつ灰を放出しながら、今度は一宮くんを指さす。
一宮 千景:「……その前に、一つだけ」
一宮 千景:「お前は、なんで自分が無価値だと思ってるんだ?」
花垣楊柳:「……私は不出来なオーヴァードだ」
花垣楊柳:「ともに訓練した相手を、恐怖のあまり死に至らしめる。任務でも、実戦でも……仲間を巻き込む。私は能力どころか、自分が恐怖を制御することさえできないと悟ったよ」
花垣楊柳:「きわめて生きる価値に乏しい。だが……そんな私ごときに殺された者たちはどうなのだ? それ以下の存在には違いないだろう」
一宮 千景:「……そうか」
一宮 千景:銃を構える。花垣に向け、真っすぐに。
花垣楊柳:「……やめてくれないか。きみは無駄なことを理解してくれると思ったんだが」
一宮 千景:自分に価値が見出せないから、他のものも無価値に見える。その気持ちは、少しだけ分かる気がする。
一宮 千景:当たるようにならない射撃、自分を傷つけるばかりの能力。努力なんて無駄なんじゃないかと思っていた。
一宮 千景:前線で戦えるようになって、戦闘で勝利できるようになっても。自分に向けられた称賛に価値があるとは思えない。
一宮 千景:それでも。
一宮 千景:「あの時の職員の人たちも、スキャバーズのメンバーも」
一宮 千景:「琴城さんも、彪さんも、十字ヶ丘さんも」
一宮 千景:「誰一人無価値なんかじゃない」
花垣楊柳:「……愚か者の仲間入りをしたのか? 心境の変化か……ヒューマニズムか」
花垣楊柳:「……仕方がない。解決しよう」
花垣楊柳:広げた両手から灰が流れていく。
GM:空気が焦げ付くようなワーディング。衝動判定です。
GM:難易度は9!
彪文也:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[2,2,5,8] → 8

一宮 千景:6dx=>9 判定
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 8[1,2,5,8,8,8] → 8 → 失敗

彪文也:足りない!暴走!
一宮 千景:た、足りない
琴城 星羅:7DX+1>=9
DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 10[2,3,5,6,6,6,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

十字ヶ丘龍之介:6dx+1>=9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 8[1,3,4,5,5,8]+1 → 9 → 成功

琴城 星羅:成功です。
一宮 千景:111+2d10
DoubleCross : (111+2D10) → 111+14[4,10] → 125

十字ヶ丘龍之介:成功
彪文也:2d10+104
DoubleCross : (2D10+104) → 15[8,7]+104 → 119

琴城 星羅:107+2D10
DoubleCross : (107+2D10) → 107+9[4,5] → 116

GM:グゥーッ!十字ヶ丘さんが成功してやがる!
十字ヶ丘龍之介:101+2d10
DoubleCross : (101+2D10) → 101+11[7,4] → 112

彪文也:ま、マッハで上がっていく…
GM:だが、みんな結構上がった…
GM:戦闘前に、いまはっきり判明しているEロイスを張っておきましょう。
十字ヶ丘龍之介:暴走しても変異暴走なのでドッジは出来る構成
GM:そうだった…
GM:Eロイスは公開する都度、共有メモに張っていきます
一宮 千景:抜け目ない……
GM:統御核>悪意の伝染:このシーンのこと。当然ですが援軍は来ません。
    不死英雄:精神。レネゲイド攻撃無効。
震撃角(ミドル)>不死英雄:精神。レネゲイド攻撃無効。
震撃角>不死英雄:精神。レネゲイド攻撃無効。
花垣楊柳>未知なる姿:?

GM:以上、少なくとも5個あります。
GM:まとめると、核と角はRC攻撃無効の状態です。
GM:■クライマックス戦闘
      十字ヶ丘、一宮、彪、琴城  
           |
         (10m)
           |  
          花垣楊柳
        《オモヒカネ》統御核
        《オモヒカネ》震撃角
        《オモヒカネ》防衛殻

GM:というわけで、戦闘開始。第1ラウンド。
GM:セットアップ!何かある人!
十字ヶ丘龍之介:あります
GM:こちらは角と殻はナシ。
彪文也:あるけど行動値1なので出そろった後に宣言します
一宮 千景:こっちもあります
花垣楊柳:得意領域。RCダイスを増やす。
花垣楊柳:「……すでに灰は館内に満ちている」
《オモヒカネ》:統御核が《破滅の足音》。
《オモヒカネ》:1d10+1
DoubleCross : (1D10+1) → 5[5]+1 → 6

GM:6ラウンド後にPCは全員戦闘不能になります。……先が長い
彪文也:6
彪文也:ラウンドもやったら死んじゃうよ…
一宮 千景:そこまでやったらジャーム化待ったなし
彪文也:《活性の霧》!対象は一宮くん。
彪文也:攻撃力+18、ドッジダイス-2!
十字ヶ丘龍之介:原初の黄:加速装置 
《オモヒカネ》:『敵性存在の侵入を感知。館内酸素を排出します』
一宮 千景:助かる!
一宮 千景:原初の黄:加速装置Lv2
彪文也:彪文也の浸食率を+3した(浸食率:119->122)
一宮 千景:あ、違う今はLv3!
十字ヶ丘龍之介:行動値+12 浸蝕+2で114
一宮 千景:行動値+12の23、侵蝕+2の127!
GM:OK!
GM:ではイニシアチブ。初手は間違いなく一宮くん。
GM:さっそく行動をどうぞ。
一宮 千景:マイナーで戦闘移動、花垣達にエンゲージ!
一宮 千景:そして、メジャーはフルコンボ!
GM:殺す気だ…
一宮 千景:スカーレット:ウルトラボンバーLv7+滅びの一矢Lv2+ブラッドボムLv4+原初の白:マシラのごとくLv4+混色の氾濫Lv3
一宮 千景:6dx-1
DoubleCross : (6R10-1[10]) → 9[1,3,5,6,7,9]-1 → 8

GM:えー、じゃあ対処!
GM:統御核が領域の盾。
GM:殻に角をカバーリングせます。
GM:で、核本体は…ガードとかも発生しないから……花垣もこれにはどうしようもないし…
GM:ダメージください。
一宮 千景:1d10+105
DoubleCross : (1D10+105) → 9[9]+105 → 114

一宮 千景:高め!
GM:じゅ、順番に処理します
GM:まず花垣はHPで耐える。ぎり残った。
GM:本当にぎりだな! 核は電磁反応装甲! ぜんぶ使って14点数ダメージ。
GM:殻は吹き飛んだ。
彪文也:やった!
GM:不死英雄が解除されました…。
一宮 千景:吹き飛ばした!
琴城 星羅:きたー!
十字ヶ丘龍之介:ヤッター
一宮 千景:あっとそれからブラッドボムの3d
一宮 千景:3d10
DoubleCross : (3D10) → 6[2,3,1] → 6

彪文也:出目!!
一宮 千景:しょぼい
GM:花垣は大丈夫。核は死にそう。
一宮 千景:それとオートで悪食の蛇、ウルトラボンバーの使用回数回復
一宮 千景:ここまでやって戦闘不能!
彪文也:戦闘不能になる一宮くんに《アクアウィターエ》。
彪文也:HP20で立ち上がるのだ!
彪文也:彪文也の浸食率を+10した(浸食率:122->132)
一宮 千景:復活!ありがとう!
花垣楊柳:「……正気か?」 近づいてくるきみを見て、目を見開く。 「そんなものを使うつもりか……!?」
一宮 千景:「……使うよ。僕にはこれしかないから」
GM:花垣は両手から灰を噴出させる。あふれ出して渦を巻く。
花垣楊柳:「……ちっ。そこまで愚かとは……!」
GM:渦を巻いた灰が一宮千景に殺到する。その姿を飲み込んで焼き払おうと阻む。
一宮 千景:「アヴァター」
一宮 千景:その前に立ちふさがる様に、赤い影が立ちあがる。
一宮 千景:灰を正面から受け止め、吸収する。赤く熱された灰を飲み込んで、その色の光度を上げていく。
花垣楊柳:「こいつは……こういう能力者だったのか?」
一宮 千景:アヴァターの背中へ、その先の花垣へと銃を向ける。
一宮 千景:花垣はまだ、自分の能力を知らない。今なら、確実に届く。
花垣楊柳:「……防御しろ! 《オモヒカネ》、装甲を出せ!」
一宮 千景:「吹き、飛べ!」 そのまま引き金を引いた。
一宮 千景:銃の発砲音と炸裂音が響く。同時に。
一宮 千景:高熱の灰と硬質化した血を飲み込んだ影が、針の雨となって花垣達へと降り注ぐ!
花垣楊柳:「……かっ」 腕で体をかばうも、まともに食らった。吹き飛ぶ。
《オモヒカネ》:『攻撃行動を検知。防御を』
《オモヒカネ》:『――起、動』
GM:強烈な破壊が広がる。亀裂。破砕音。防御すべき隔壁がまっさきに吹き飛んだ。むき出しの核もただでは済まない。
GM:時間にすれば、およそ2秒に満たない。
GM:その間、一宮千景の引き起こした破壊は、船内に致命的とすらいえる損傷を与えていた。
一宮 千景:針の突き刺さったその内部で、更に棘が展開される。無防備な内部をむしばみ、針を固定するかえしとなる。
一宮 千景:一方で、千景自身も吐血する。アヴァターとはいえ、灰を飲み込むのは少し無理が過ぎた。
花垣楊柳:「……度しがたい……!」
一宮 千景:アヴァターを使った時点で血も足りない。足がふらつき、視界は暗くなる。上体が、揺れて——。
彪文也:「でもさ、」
花垣楊柳:ほとんどぼろ雑巾状態だが、生きている。起き上がろうとしている。
彪文也:周囲に撒かれた灰の一部が花垣の統制を外れて、一宮に集まる。
彪文也:「お前があいつに付き合う必要はねーだろ。さっきから思ってたけど。」
彪文也:焼かれた肺の組織が復元される。血となった灰が血管を駆け巡る。
彪文也:「お前も無価値なんかじゃない。」
どどんとふ:「十字ヶ丘龍之介」がログインしました。
一宮 千景:「あ……」 苦しかった呼吸が戻る。血が巡り、全身に力が満ちる。
花垣楊柳:「……珍しいな」
GM:花垣楊柳もまた、灰と化した体組織を集めて起き上がる。
花垣楊柳:「レネゲイド反応を模倣するのか? おぞましい……」
彪文也:「あ?オイオイ、パクってんじゃねーよ!」口角を上げて意地の悪い笑みを花垣に見せる。
彪文也:「”俺の”エフェクトなんだからよ。」
一宮 千景:「……ありがとうございます、彪さん」
花垣楊柳:「……ここまで……」
一宮 千景:気付けば、アヴァターが再び傍らに立っている。
花垣楊柳:「ここまでとはね。害悪だ。もはや猶予はない。一刻も早く……」
彪文也:「いーんだよ。その代わりもう少し頑張ってくれよ?」
一宮 千景:「はい。これなら、もう一発……」
GM:手番は続けて十字ヶ丘さんです。速いなみんな…。
十字ヶ丘龍之介:マイナーで原初の黒:ポルターガイスト
十字ヶ丘龍之介:アンチマテリアルライフルを破壊し 自身の攻撃力を+20
十字ヶ丘龍之介:浸蝕は+6で120に
GM:アンチマテリアルライフル、正気じゃない
十字ヶ丘龍之介:メジャーは無形の影+コンセ
十字ヶ丘龍之介:対象は震撃角
GM:こいっ
十字ヶ丘龍之介:神秘の肉体の効果で【肉体】で判定します
十字ヶ丘龍之介:6dx7+34
DoubleCross : (6R10+34[7]) → 10[1,1,3,7,8,10]+10[1,8,10]+10[4,9]+4[4]+34 → 68

GM:具合が悪くなってきた…
GM:ガードした方がマシなのでガードします。ダメージください。
十字ヶ丘龍之介:7d10+31
DoubleCross : (7D10+31) → 54[10,9,7,8,5,10,5]+31 → 85

彪文也:!?
十字ヶ丘龍之介:ヤッター
彪文也:殺意が高すぎる
琴城 星羅:出目の殺意が…高い!
一宮 千景:エッグい出目
十字ヶ丘龍之介:出目がいい
GM:おかしいでしょ……
GM:角も電磁反応障壁を3枚全部使います。
GM:それでも25ダメージか…
GM:生き残りはしましたが、かなり煙あげてます。
十字ヶ丘龍之介:攻撃演出します
十字ヶ丘龍之介:千景と彪のやり取りを見て楽しそうに笑う
十字ヶ丘龍之介:「戦闘開始早々、最高のビートをかましてくれたな」
花垣楊柳:「……お前は」
十字ヶ丘龍之介:ポケットからラジオを取り出しスイッチを入れる
花垣楊柳:「アーテファクト使い? いや……何だ? 誰だ?」
十字ヶ丘龍之介:「ちょっと煩いが、我慢してくれ。ほんの少しの間さ」
十字ヶ丘龍之介:「なあ、DJラッキー。俺達も負けちゃいられないぜ」
十字ヶ丘龍之介:「”レディオノイズ”、最高の曲をリクエストだ」
Djラッキー:「ハロー、エブリワールド。 リスナーのみんな、いつもメッセージありがとう! 今朝、美しい曲を聴いたんだ」
十字ヶ丘龍之介:ラジオから大音量のノイズが溢れだす、十字ヶ丘にだけはラッキーのトークが聞こえている
Djラッキー:「Spirit In The Sky、Norman Greenbaum。楽しもう――」
GM:ラジオからは雑音が/または軽快な音が響き始める。
十字ヶ丘龍之介:リズムに乗りながら精密機械の様にスナイパーライフルの照準が《オモヒカネ》を捉える
十字ヶ丘龍之介:「ま、外れる気がしないな」
十字ヶ丘龍之介:連続で撃ち出される弾丸が全く同じ場所に命中していく
《オモヒカネ》:『攻撃を検知しました。侵入者に対する攻撃を開始してください。非常用システムを起動』
《オモヒカネ》:『起動』 弾丸が連続して命中する。 『起、動』 攻撃用のシステムが破壊されていく。
GM:かなりの損害を与えている。あと少し、というところだ。
十字ヶ丘龍之介:「落としきれないか」
十字ヶ丘龍之介:「攻撃が来るぞ!みんな、気を付けろよ」
GM:そう。攻撃システムはもう充電を終えている。
GM:震撃角の手番。
《オモヒカネ》:『館内の敵性存在に対し、殲滅攻撃を行います』
《オモヒカネ》:マイナーなし。
《オモヒカネ》:マインドエンハンス+サイレンの魔女+雷の槍+さらなる波+終焉の残響。
GM:ゼッタイ1回くらい殺す
《オモヒカネ》:10dx9+6
DoubleCross : (10R10+6[9]) → 10[3,3,3,4,5,6,6,7,8,10]+10[9]+10[10]+10[9]+3[3]+6 → 49

GM:リアクションは不可能ですが、カバーリングがあるならどうぞ
十字ヶ丘龍之介:おお!?
十字ヶ丘龍之介:めっちゃ回ってる
GM:一宮くん以外にヒットです。
彪文也:《異世界の因子》、《領域の盾》をコピー。取得。
彪文也:彪文也の浸食率を+5した(浸食率:132->137)
GM:OK!
彪文也:《領域の盾》、十字ヶ丘さんに自分をカバーリングしてもらいます。
彪文也:137→141
GM:OK!
GM:ではダメージ。
GM:5d10+46 装甲無視
DoubleCross : (5D10+46) → 25[2,2,6,9,6]+46 → 71

十字ヶ丘龍之介:2倍で142ダメージ
十字ヶ丘龍之介:飢餓のアージエフェクト 異形の捕食者を使用します
十字ヶ丘龍之介:浸蝕+6で132
《オモヒカネ》:『振動破砕、開始します』 それは密閉空間における明白な殺意。 電光が飽和し、きみたちを焼いた。
十字ヶ丘龍之介:142-5d10
DoubleCross : (142-5D10) → 142-43[5,9,9,10,10] → 99

彪文也:殺意!!
琴城 星羅:出目!
十字ヶ丘龍之介:攻撃力が43増えます
一宮 千景:さっきから出目がすごい
GM:おかしいでしょ
十字ヶ丘龍之介:カバーしなけりゃ耐えてたレベル
GM:ええい!
GM:復活するものは復活をせよ!
GM:寝ててもいいのだぞ!
琴城 星羅:寝ない!
十字ヶ丘龍之介:彪のロイスをタイタス昇華して復活
琴城 星羅:一宮くんのロイスをタイタスにし、昇華して復活します。
GM:OK
GM:次の手番は花垣楊柳。
花垣楊柳:「……やむを得ない。本当の世界を……私が……」
花垣楊柳:マイナーで炎の加護。
花垣楊柳:コンセントレイト+焦熱の弾丸+縛鎖の空間+要の陣形+未知なる陣形+クロスバースト
GM:対象はPC4人全員
花垣楊柳:15dx7+10
DoubleCross : (15R10+10[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,6,6,7,8,9,9,10]+10[2,3,3,5,7]+1[1]+10 → 31

GM:低い!よって妖精の手。
彪文也:きさまー!
GM:これは花垣が使ったやつ。
GM:1dx7+40
DoubleCross : (1R10+40[7]) → 10[7]+10[10]+3[3]+40 → 63

GM:これだ!
一宮 千景:回すな!?
十字ヶ丘龍之介:回らなければ避けていたものを
GM:一宮くんにも一回くらい死んでもらうぜ!だがこれはリアクションできます。
GM:リアクションどうぞ
十字ヶ丘龍之介:ドッジ
彪文也:暴走につき不可!
一宮 千景:同じく!
琴城 星羅:ドッジ!
十字ヶ丘龍之介:7dx+36>=63
DoubleCross : (7R10+36[10]>=63) → 10[1,4,4,5,8,10,10]+10[3,10]+10[10]+7[7]+36 → 73 → 成功

十字ヶ丘龍之介:ワーハハハハ!
彪文也:!?
GM:なんだと………
GM:最強の探偵………
琴城 星羅:!?
琴城 星羅:5DX+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 7[1,2,3,4,7]+1 → 8

一宮 千景:すっげえ
彪文也:《領域の盾》琴城さんに使用。カバー相手を選んでください!僕しかいないと思いますが!
彪文也:141→145
琴城 星羅:彪さんをカバー!コンクリパワーで熱から守るぞ。
彪文也:ありがてえ…!
GM:ダメージを出します!
花垣楊柳:7d10+27 諸々有効、十字ヶ丘さん以外にダメージ。
DoubleCross : (7D10+27) → 33[5,5,2,4,2,10,5]+27 → 60

GM:対処してね!
彪文也:こちらは大丈夫です。琴城さんを盾にしたので…
一宮 千景:かつての職員に遺志/〇悔悟で取って即昇華!
琴城 星羅:死!彪さんのロイスをタイタスに昇華し、復活です。
花垣楊柳:「……焼きつけ。燃えろ……!」 灼熱の灰が、吸い込んだ者の気管を焼く。
花垣楊柳:早急な体組織の再生が必要だろう。
十字ヶ丘龍之介:彪を雷撃から庇ってボロボロになるが
十字ヶ丘龍之介:迫りくる灰をワイヤーで散らす
一宮 千景:「は、あっ」 焼け焦げた内臓を口から呑み込んだ影で補う。彪の蘇生の模倣だ。
花垣楊柳:「……なんだ?」
琴城 星羅:「彪さんっ!」構造体が熱を帯び、急激に凝固し始める。しかし、それがかえって彪さんを灰から遮る壁となった。
彪文也:「………っ!」
彪文也:「くそっ……!悪い…!」
花垣楊柳:「お前は……?」 十字ヶ丘龍之介から距離をとるように後退する。そして、 「……まだ立つのか」 一宮千景と琴城星羅を見る。
一宮 千景:「まだ、だ」 脳裏に焼き付いた苦悶の表情と掠れた問い。あの時は謝るしかできなかった。
一宮 千景:今なら、戦える。
十字ヶ丘龍之介:「俺は探偵さ、言わなかったか?」
琴城 星羅:皮膚が焼け焦げ、脚部は半ば炭化している。それでも。「まだ、です!」
花垣楊柳:「……なんだ?」 髪の毛をかきむしる。 「度し難い……」
花垣楊柳:「なぜ死なない……」
GM:というわけで、手番は琴城さんへ!
琴城 星羅:はいな!
琴城 星羅:マイナーでコンボ「命の星」。11点赫き剣+破壊の血+ポルターガイストで、攻撃力41の武器を作成して破壊。シーン攻撃力+41します。
GM:殺人星だ……
GM:我々は命の星ではなく、死の星と呼んでいる
琴城 星羅:コストが12で128に。
琴城 星羅:で、メジャーでコンセ+サンドシャード(大槌)で、花垣さん・オモヒカネ残存パーツ二つに範囲攻撃!
GM:OK!
GM:こいっ
琴城 星羅:6DX7+12+9
DoubleCross : (6R10+12+9[7]) → 10[3,4,7,9,9,10]+10[1,1,5,8]+2[2]+21 → 43

GM:花垣ドッジ!幸運の守護+リフレックス!
花垣楊柳:13dx7+4=>43
DoubleCross : (13R10+4[7]>=43) → 10[1,1,1,3,3,4,5,5,7,7,8,8,8]+10[1,4,4,6,10]+4[4]+4 → 28 → 失敗

GM:よっ…妖精の手2回目…!がんばれ花垣!お前ならやれる!
花垣楊柳:1dx7+34
DoubleCross : (1R10+34[7]) → 2[2]+34 → 36

GM:バカ
彪文也:当たった!
一宮 千景:やった!
琴城 星羅:ダメージを出します!
GM:核は領域の盾。
GM:角に自分をカバーリングさせる。
GM:ダメージください。
琴城 星羅:5D10+53
DoubleCross : (5D10+53) → 32[5,5,7,7,8]+53 → 85

GM:ゲローッ
GM:花垣は残っていたHPが消し飛ばされ、一度死亡!燃える魂で復活。
GM:角はもうどうしようもなかった。吹き飛んで戦闘不能。
琴城 星羅:浸食率を135にして、おしまいです。
琴城 星羅:攻撃演出!
花垣楊柳:「……こんな」 攻撃にそなえる
花垣楊柳:「こんな怪物が……!」
琴城 星羅:取り出した大槌を抱え、炭化した自分の足を叩き割る。槌と足とが同時に砕け散り、真っ赤な粉塵が飛び散って凝集する。
琴城 星羅:「わかってても、そういうのけっこう傷つくんですからね!」凝集した塵が衛星のように星羅の周りを周回している。
花垣楊柳:「……この館ごと」
花垣楊柳:「落とすつもりか。馬鹿げている。ノアの箱舟だ。良き生命だけが助かる……そのための……!」
琴城 星羅:「いえ、そんなことはしません。ただ…」塵の星が周りの灰を飲み込み、巨大化する。
琴城 星羅:「あなただけは助かりません。他は全部助けます」星に巨大な顎が生じ、花垣とオモイカネパーツを飲み込む!
花垣楊柳:「……!」
GM:花垣楊柳も、砲塔も吹き飛ぶ。
GM:飲み込まれて砕かれれば、後には破壊の痕跡しか残らない……それでも
GM:花垣楊柳は全身を灰に変えて起き上がる。
花垣楊柳:「……神はいる。いるんだよ。本当の世界はある」
花垣楊柳:「レネゲイドに満ちた、偽物の世界ではなく……」
花垣楊柳:「オーヴァードのいない、本当の世界は存在する。それを……私は……」
GM:オモヒカネ・統御核の手番。
《オモヒカネ》:『停止ユニットを確認。再起動します』
GM:要の陣形+世界樹の葉。
GM:防衛殻と震撃角がHP1で復活しました。以上です。
GM:手番は彪さんへ。
彪文也:マイナーで《形状変化:剛》、シーン間攻撃力+12
彪文也:彪文也の浸食率を+3した(浸食率:145->148)
彪文也:メジャーで《コンセントレイト:ソラリス》《アドレナリン》!対象は角!
GM:コイッ
彪文也:14dx7+4
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,4,4,5,6,6,8,8]+5[3,5]+4 → 19

彪文也:ひどすぎる
GM:でもドッジよりはガードの方がマシ。ガードします。
GM:あっ。殻にはカバーリングさせます!
GM:やばい忘れるところだった。領域の盾。
彪文也:2d10+12+6+3 装甲有効
DoubleCross : (2D10+12+6+3) → 15[9,6]+12+6+3 → 36

GM:磁力結界+魔人の盾。
GM:これは弾きました。魔人の盾パワーだ。
彪文也:装甲ガード有効ですね。
彪文也:ウワーッ!!
花垣楊柳:「……提案がある」
花垣楊柳:「ここでやめておけ。ここで……私たちを終わらせたところで……」
花垣楊柳:「何も意味はない。すでに神はすべてを手中に収めている。というよりも……すべては”神の思し召し”だ」
花垣楊柳:「後悔するぞ。だからやめておけ」
彪文也:「………イヤだね。」
彪文也:俺には、こいつらのような力はない。
彪文也:体を灰にして内側から焼く?体がコンクリ?アヴァターを自爆させる?
彪文也:(とんだびっくり人間コンテストに巻き込んでくれたな。)
彪文也:俺にはそんなことはできない。だが、
Djラッキー:「………ザザッ  ザーーーーー……」
彪文也:その勇気を模倣(まね)る事は出来る。
Djラッキー:「……お便…が届…てるぜ!ラジオネーム”トゥイステッドリップ”から!」
花垣楊柳:「やめろ」
花垣楊柳:「その音を……止めろ……!」
Djラッキー:「前に進むための曲を掛けてくれとな!」
Djラッキー:「そんな君にこの曲を授けよう!”Don`t stop me now”。」
Djラッキー:「QUEENでなく”Kween”のな。」
Djラッキー:十字ヶ丘のラジオから雑音/軽快な曲が流れる。
Djラッキー:往年のヒットソングだ。……しかし、オリジナルではない。
Djラッキー:原典を模倣することに魂を注いだ、トリビュートバンドのそれだ。
彪文也:音に合わせて鋼線を振り抜く!
彪文也:さながら五線譜のように五指から糸が伸び、オモヒカネを穿つ!
《オモヒカネ》:『損傷』
《オモヒカネ》:『……軽微』 『残り障壁』
彪文也:「止めてくれるなよ?」
《オモヒカネ》:『……残存、なし』
彪文也:「後悔するって言われたって、俺は俺の意志で動きたいんだ。」
《オモヒカネ》:最後の防御障壁を展開。その一撃を止めた。
彪文也:「それが生きるってことだ!俺は——生きたいのさ!!」
彪文也:《オモヒカネ》の因子を模倣する。糸が、蔦に。
花垣楊柳:「……愚かな」
彪文也:「さぁ、止められるかな?」蔦を構える。
花垣楊柳:「誰にも救えない。もはや……誰にも」
GM:ラウンド2
GM:セットアップやる人はいましかないっすよ!
彪文也:彪文也の浸食率を+5した(浸食率:148->153)
彪文也:《活性の霧》!
彪文也:対象は一宮くん!
彪文也:攻撃力+18、ドッジダイス-2だ!
彪文也:彪文也の浸食率を+3した(浸食率:153->156)
一宮 千景:ありがたや!
GM:こいっ
十字ヶ丘龍之介:原初の黄:加速装置 浸蝕+2 で134
GM:こちらは何もなし。
一宮 千景:こっちも原初の黄:加速装置Lv3!
十字ヶ丘龍之介:行動値19
GM:OK.
一宮 千景:行動値23、侵蝕147!
琴城 星羅:なしです!
GM:では、初手。
GM:一宮くんお願いします。
一宮 千景:参ります。マイナーで暴走解除。
一宮 千景:そしてメジャーはコンボ!カーディナル・レッド:ウルトラボンバーLv7+滅びの一矢Lv2+ブラッドボムLv4
一宮 千景:10dx-1
DoubleCross : (10R10-1[10]) → 8[1,1,2,2,4,5,5,6,8,8]-1 → 7

GM:避けられないんですよ!
GM:ダメージください。
GM:カバーリングは領域の盾が品切れだし、どっちをかばっても未来ないですからね!!!!
一宮 千景:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 4[4]+65 → 69

GM:全滅しました。
GM:浸食率を上昇させ、演出してください…。
彪文也:ヤッター!
琴城 星羅:よし1
一宮 千景:よっしゃー!
十字ヶ丘龍之介:ヤッター
一宮 千景:侵蝕は155!演出行きます!
一宮 千景:アヴァターが花垣と、オモヒカネへと歩み寄る。
一宮 千景:本来なら、アヴァターの連続発現はほぼ不可能だ。身体への負担が大きすぎる。
花垣楊柳:「近づくな」
一宮 千景:だけど、彪の回復によって血が補填された今なら。
花垣楊柳:「……近づくな!」
一宮 千景:花垣の言葉を無視して、なおもアヴァターが進む。
一宮 千景:確実に、全員を巻き込める位置まで。
一宮 千景:そして、歩みを止めた。
一宮 千景:「……これで、終わりだ」
花垣楊柳:「終わり……」
花垣楊柳:「終わりなど……」 一宮くんを見上げる。泣いているように見えた。
GM:きみの一撃を迎え入れるだろう。
一宮 千景:その姿は、ひどく小さく見えた。
一宮 千景:怪物でも、天才でも、ましてや地獄の象徴でもない。ただの一人の男だった。
一宮 千景:ロイス感情を尽力/〇恐怖から共感/〇決別へ変更。
花垣楊柳:「やめてくれ」
一宮 千景:引き金を引く。
一宮 千景:赤が弾ける。オモヒカネも、花垣も。まとめて貫いて、撃ち抜いてく。
花垣楊柳:「あ」
花垣楊柳:「か……」
花垣楊柳:「……お」 「…………終わりなど」
花垣楊柳:「まさか。……始まるよ。……誰もが」
花垣楊柳:「知る……本当の……」 「…………」
GM:花垣楊柳、死亡。
彪文也:「………始まり、か。」
彪文也:倒れる一宮の身体を支えながらつぶやく
一宮 千景:花垣の終わりを見届けて、糸が切れたように崩れ落ちた。
彪文也:「確かに始まりだ。一区切りついたんだからな。だろ?」
一宮 千景:「……はい。きっと」
彪文也:一宮千景/〇感服/隔意 でロイスを取得。
GM:少し時間が空いてしまいましたが、バックトラックです。
GM:このシナリオのロイスは以下の通り。
GM:統御核>悪意の伝染
    不死英雄:精神。レネゲイド攻撃無効。
震撃角(ミドル)>不死英雄:精神。レネゲイド攻撃無効。
震撃角>不死英雄:精神。レネゲイド攻撃無効。
花垣楊柳>未知なる姿
     破滅の足音

GM:以上の6個です。
GM:振りたい方はどうぞ!
彪文也:振ります!
琴城 星羅:振ります!
彪文也:156-6d10
DoubleCross : (156-6D10) → 156-28[1,9,4,5,1,8] → 128

琴城 星羅:135-6D10
DoubleCross : (135-6D10) → 135-42[9,9,7,2,10,5] → 93

一宮 千景:振ります!
琴城 星羅:もう戻ってきちゃった
十字ヶ丘龍之介:振るかな
GM:琴城パワー
一宮 千景:155-6d10
DoubleCross : (155-6D10) → 155-26[1,2,2,8,5,8] → 129

彪文也:ううーん、怖いから二倍!
彪文也:128-12d10
DoubleCross : (128-12D10) → 128-48[5,3,1,9,5,2,2,3,3,5,2,8] → 80

十字ヶ丘龍之介:134-6d10
DoubleCross : (134-6D10) → 134-35[5,3,4,9,6,8] → 99

彪文也:出目悪いな!?
彪文也:戻れてよかった…
十字ヶ丘龍之介:一倍
彪文也:3点!
GM:出目が低い、危ないところでしたね
一宮 千景:そしてメモリー使用!10低下!
琴城 星羅:戻りすぎが怖いけど1倍!
十字ヶ丘龍之介:99-5d10
DoubleCross : (99-5D10) → 99-24[6,2,7,7,2] → 75

一宮 千景:119から一倍ぶりで5つ!
一宮 千景:119-5d10
DoubleCross : (119-5D10) → 119-47[9,10,9,9,10] → 72

琴城 星羅:93-4D10
DoubleCross : (93-4D10) → 93-26[7,9,4,6] → 67

一宮 千景:なんだこの出目
※GM注):実はクライマックスの1R目で一宮くんは混色の氾濫分の浸食率上昇を忘れていましたが、それを含めても戻ってこれる出目でした。よかった!
GM:みんな生還だった!
GM:じゃあですね、経験点ですが、
十字ヶ丘龍之介:5点
GM:シナリオ経験点が10点、いつものその他が5点、Eロイス分で6点。
GM:しめて21点に、各自の経験点を足してください!
GM:(算数が苦手なので)
彪文也:24点!
十字ヶ丘龍之介:26点です
一宮 千景:26点頂きます!
GM:計算中……
琴城 星羅:25点です!
GM:wakatta!
GM:計算官僚
GM:完了
GM:今回の経験点(敬称略)
ぽぽ:26
今日日:26
猫口:24
北白河:25
GM:33

GM:オツカレサマデシタ


ED1

GM:《オモヒカネ》は沈黙した。
GM:きみたちがその船——図書館を不時着させたとき、外で活動していた植物状の人間たちは、もうすっかり枯れはてていた。
GM:そんなきみたちを出迎えたのは、《スキャバーズ》の——いまはその数を大きく減らしたメンバーたちだった。
湯澤要:「……お帰り」
湯澤要:「終わったみたいね」 かなり負傷はひどいが、その傷はふさがりつつある。
琴城 星羅:「…ただいま!」満身創痍だが、満面の笑みで。
一宮 千景:「こちらの被害状況は……」 尋ねながらスキャバーズメンバーの様子を見渡す。
湯澤要:「なにもかもうまくいった。……だといいんだけど」
湯澤要:「……ま、多少はね」 肩をすくめる。二、三人ほど減っているのがわかるだろう。
琴城 星羅:言われて初めて気付き、少しうつむく。
石蕗条一:「だが、無駄じゃなかった。表側のN市に、ここの状況が伝わるかもしれない」
石蕗条一:「打つ手が出てくる——いや、見つけなきゃならない」
彪文也:「………。」目線を落とし「……で、とりあえず次は」
彪文也:「こいつ(オモヒカネ)で帰還して、表に状況を伝えるってところか?」
十字ヶ丘龍之介:「そうだな出来れば安定した連絡手段を確保したい」
湯澤要:「そうしてくれると助かるわ。私はいけないけど、石蕗なら帰れるはず……」
十字ヶ丘龍之介:「またこちらに戻ってこなくちゃいけないからな」
湯澤要:「……戻ってきてくれる?」
十字ヶ丘龍之介:「当然だろう。君からの依頼はまだ完了していないからね」
十字ヶ丘龍之介:「時間がかかってしまうのは申し訳ないが」
湯澤要:「そう。そうだったね。……大丈夫、期待して待ってる。いつでも。……星羅も」
琴城 星羅:「みんなが戻ってこれる方法、きっと見つける…絶対見つけるから!」
湯澤要:「無理はしないで。いつも無理ばっかりするから」
湯澤要:「マジで本当にいつもいつもするから」
琴城 星羅:「そうかな?そうかも」「えーと、努力します…」
琴城 星羅:「あ、そうだ。もし次にこっちに来れたとき…欲しいものとかある?」
湯澤要:「雑誌」
湯澤要:「私の知ってる流行、何周遅れになってるかぜんぜんわかんないし」
琴城 星羅:「りょーかい!期待して待ってて!」にこり。
石蕗条一:「は! まあ、こっちは娯楽も少ないからな。……一度お別れだ」
石蕗条一:「できればさっさと出発したいもんだ。館内で寝てる攫われた連中、いつ起きるかわかったもんじゃないぞ」
彪文也:「起きたら…記憶処理が大変だろうな。UGNはそういうの、うるさいんだろ?」
一宮 千景:「そう、ですね。処理は必要になると思います。……ただ、うちの支部はその辺りはちょっと」
彪文也:「それにこの世界のものに下手に触れられても困る。」
一宮 千景:「出来る人が都合よく支部にいてくれるといいんですが……」
石蕗条一:「……そこのところだが」
彪文也:「ちょうどいい再雇用先が見つかったな。」湯澤さんに
十字ヶ丘龍之介:「其々に住んでいた地区が対処する事になるだろうな」
湯澤要:「社会復帰は安心できそうね」
石蕗条一:「……」
石蕗条一:「……いや。いい。確証のない話だ。表側に戻ってから確認しよう」
GM:言って、石蕗はさっさと歩きだす。
十字ヶ丘龍之介:「ん?何かあるようだね。しかし戻ってからと言うならそうしよう」
琴城 星羅:「…そういえば、なんで条一くん「だけ」戻れるの?」要ちゃんに尋ねる。
湯澤要:「そういうアーティファクトを使うから」
琴城 星羅:「あ、なるほど…」察した顔。
湯澤要:「何かと何かをつなげるアーティファクト。”アクシス・ムンディ”っていうらしいけど……、私はよく知らない。きっと本人もわかってないんじゃない」
湯澤要:「ってわけで、まあ、よろしくしてあげて」
琴城 星羅:「なるほど~」まったくわかってない。
琴城 星羅:「うん。また前みたいに仲良くできるといいな」
琴城 星羅:「えーと」ちょっと名残惜しそうな顔。「それじゃ、またね!今度は待たせないから!」すぐ笑顔に戻る。
湯澤要:「うん」
湯澤要:「”また”ね」
琴城 星羅:彼女の記憶にあるそのままの姿で、手を振ってオモヒカネのほうに向かう。
彪文也:こちらもオモヒカネの方へ歩き出す。
彪文也:再起動したオモヒカネが光り、闇を明るく照らす。
彪文也:最初は恐怖しか感じなかったこのすげーでかくてビカビカ光る飛行物体が、
彪文也:今はこちらとあちらの世界を照らす灯台のように感じられた。


ED2:琴城星羅

GM:N市第13支部。資料室。
GM:諸々の手続きに時間を取られ、すっかりここへ報告に来るのが遅くなってしまった。
GM:解放された市民への対応。枯れはてた植物人間の回収。そして《オモヒカネ》の収容。
GM:きみが到着した時よりずいぶん広くなったように見えるそこで、辰巳十三は床一面に雑誌やら新聞の切り抜きを並べていた。
辰巳十三:「よお――お帰り。うまくいったみたいだな?」
GM:首だけで振り返り、きみを出迎える。
琴城 星羅:「はい、ただいま!」
辰巳十三:「絶対に大丈夫だと思ってた。昔の友達には会えたかい」
琴城 星羅:「はい…って言っても、要ちゃん以外結局思い出せなかったんですが」
琴城 星羅:「いろいろあってまだ、こっちには帰れないみたいです。あ、でも!一人だけ!向こうから帰ってこれた子がいるんですよ!」
辰巳十三:「そういうモンみたいだな。仕方がない。……おっと?」
辰巳十三:「そいつ、《スキャバーズ》の人?」
琴城 星羅:「はい。あ、この人です。石蕗条一くん」写真を指さして。
辰巳十三:「へー。……俺はまったく思い出せないんだが……、なるほどな。戦力が増えたのは素直に嬉しいよ」
辰巳十三:「まったく本当に、なんで忘れてたんだろうな? ……そう思うこと、多いと思わない?」
琴城 星羅:「ですねえ」要ちゃんの顔を思い出す。
琴城 星羅:「よく考えたら、支部長と会ったことあったんですよね、私」
辰巳十三:「そう言われると、そんな気がしてきたな。いや。会ってるんだろう、実際ね」
辰巳十三:「……金とか借りてなかったよね?」
琴城 星羅:「そんなことはないです!」首ぶんぶん。
琴城 星羅:「でも、できるならもう忘れたくないなあ」いろんなことが去来する。
琴城 星羅:ぴこーん。「…あ、そうだ!思い出作り!」
辰巳十三:「はは! だったら良かった。俺も忘れたくないもんだな。久しぶりに外に出てから、色々あったし」
辰巳十三:「思い出作り? いい響きだな、そういうの大好きだよ、俺」
琴城 星羅:「辰巳支部長!夏祭りの日、お時間ありますか!」
辰巳十三:「ああ。……夏祭りか! 確かに、そんな時期だった。……時間は……」
辰巳十三:「あるといいんだけど。そのときは、一緒に遊んでくれるのかい?」
琴城 星羅:顔がぱあっと明るくなる。「…は、はい!ぜひ!一緒に!一緒に遊びましょう!」
辰巳十三:「よかった。今年も地下の”掃除”で外出禁止なんてサイアクだからな……ああ」
琴城 星羅:「! ご一緒できるなら、仕事のお手伝いでもなんでも!」
辰巳十三:「はは」 笑い、両手を叩き合わせて立ち上がる。
辰巳十三:「祭りの日に大事な支部員を借りてたなんてバレたら、そっちの支部長にすごい目で睨まれるよ。でも」
辰巳十三:「ありがとう。絶対祭り行こうぜ。こんなときぐらい、ヤバい事件は御免だぜ」
琴城 星羅:ぱああっ。「はい!絶対!絶対行きましょう!!約束ですよ!!!」
辰巳十三:「うん。約束だ。こいつは忘れないようにしとくよ」
琴城 星羅:「はい!あ、浴衣買わなきゃ…あと何がいるだろ、えーと…」ぱたぱた。
辰巳十三:「うーむ……」
辰巳十三:辰巳は再びかがみこみ、一枚の市内会報の切り抜きをつまみあげる。
辰巳十三:おおよそ20年前の写真だ――夏祭り。演壇の上に立つ、一人の男性が写っている。おおよそ3,40代だろうか。
辰巳十三:「……こっちも」 また別の写真を手に取る。こっちは10年前の写真。市内マラソン大会。やっぱり演壇の上に立つ男――さっきと同一人物にも見える。およそ30代。
辰巳十三:「これも」 また別の写真。30年前。市議会の決起会の写真。中心に男がいる。やはり同一人物に見える――初老といった様子の年齢だ。
辰巳十三:「……こいつ」 新聞の見出しに目をやる。
辰巳十三:「年、とってなくね?」
GM:新聞の見出しには、『但馬市長、再選』と書かれていた。


ED3:彪文也

GM:夜が明けた。
GM:あなたはようやく自宅――N市13地区の片隅にある、粗末な一室にたどり着く。
GM:ドアを開けようとして、あなたは不審に思うだろう。
GM:開いている。
彪文也:「………あ?」咄嗟に糸を取り出す
彪文也:「マジかよ…ついに不法侵入か……。どれだ……?」
GM:室内からは押し殺した笑い声が聞こえてくる。
GM:あなたはそれに聞き覚えがあるかもしれない。
彪文也:「………」糸をしまってドアを開ける
彪文也:「コラァ!何してやがる!!」
箕村若菜:「ふっ……ふふふふふ! なんだよシェルドン、最高だな――――、おおっ?」
箕村若菜:「うるさっ。なんだよ急に」 スマホで見ていた動画を閉じる。イヤホンを外す。片手のドリトスを口に放り込み、人差し指をなめる。
箕村若菜:「ノックくらいしろよ」 最後にビールを飲んで、細長く息を吐いた。 「びっくりするじゃんか」
彪文也:「てめっ……!帰った後に飲もうと思ってたのに開けやがったな!」
彪文也:「うるせー!てめーは自分の部屋入る時にノックするのかよ!」
彪文也:と言って無事な未開封の缶ビールを急いで確保する。
箕村若菜:「そうなの? 悪い、六割くらい飲んじゃった。……この部屋、もしかしたら強盗さんとかが入ってるかもしれないじゃん」
箕村若菜:「ただでさえセキュリティがゼロみたいなもんだからさ。暇だし、留守番しててやろうと思って」
彪文也:「お前が強盗じゃん……。」荷物を放り出し、ソファーに座って缶ビールのプルタブを開ける。
箕村若菜:「こんな天使のような強盗がいるもんか。不審人物は来なかったよ、良かったね」
彪文也:「……はーぁ。そうですか。」
彪文也:「…………弟君は家に戻ってるよ。って知ってるか。」
彪文也:ぐいっと缶ビールを呷る。ひとまずの仕事は終えた。アルコールを入れてもいいだろう。
箕村若菜:「知ってるよ。しくじるはずないもんな」
箕村若菜:「メンツ的にも、私が口を挟む隙なしって感じだった」
彪文也:「…。」机に広げられたドリトスをつまんで口に放る。
彪文也:「ああ、万事解決だ。お前の依頼は。」
箕村若菜:「私のは、って、なんか納得いってないみたいじゃん」
彪文也:指を拭いた後、メモ用紙に何かを書きつけデスクの前の壁に貼り付ける。
彪文也:書かれているのは名前の羅列だ。”スキャバーズ”。その取り残されたメンバーの。
箕村若菜:「また借金したのか?」 リストを一瞥する。
彪文也:「似たようなもんさ。いずれ”帰さなきゃ”いけない。」
箕村若菜:「お前、仕事するたびに借りを作ってきてないか?」
箕村若菜:「いずれ首が回らなくなって落ちるぞ」
彪文也:「今回はお前に貸しを作った。首一枚さ。」
彪文也:「首一枚残ってりゃ、治してくれるんだろ?」
箕村若菜:「治すのはドクターの仕事。私は――」 ビールの残りをあおって笑う。
箕村若菜:「首一枚で動けるようにしてあげるってだけ。まるで本当に天使みたいだろ?」
彪文也:「………へっ。」缶を箕村の前に「天使さまとその弟に。」
彪文也:缶と缶をぶつける。
箕村若菜:「ああ。……この街で最高の何でも屋に」 ビール缶を突き出す。ぶつける。
箕村若菜:「知ってたか? 私があの面子なら大丈夫って言ったのは、十字ヶ丘龍之介がいるからじゃない」
箕村若菜:「あのうさん臭いUGNの支部長が呼んだエージェントや、無敵の”赤影法師”でもなくて――」
箕村若菜:「……」
箕村若菜:「いいや。間抜けヅラ見てたら言う気無くした。飲も」 がぼがぼとビールを傾ける。
彪文也:「………。」
彪文也:「知ってたか? 俺が依頼を受けたのは金がいいからでも、」
彪文也:「ドクターに義理立てしたからでも、もちろんお前の弟くんに面識があったからでもない」
彪文也:「天使様の頼みだからだよ。」
箕村若菜:「へへ」
彪文也:言うだけ言って缶ビールを傾ける
箕村若菜:「知ってる」 きみの脛を蹴飛ばし、ピースサインをした。
彪文也:「痛ッ!? それが患者に対する態度か!?」
箕村若菜:「さっさと患者じゃなくなってくれ。ホントにもう、な」


ED4:一宮 千景

GM:日が高く昇れば、昨夜の一件は夢だったように。
GM:ストリートを歩く一宮千景の記憶は、奇妙に曖昧になってしまったように感じられた。
GM:だが――
石蕗条一:「……一宮千景、だったよな?」
GM:声をかけてきた者がいる。たしか石蕗条一という名前だったはずだ。
一宮 千景:「……あなた、は」 部屋に居ても落ち着かなくて、ストリートをふらついていた。
石蕗条一:「石蕗条一。あー……話しかけちまって悪いな。忙しいのか?」
一宮 千景:「いえ。ただ、落ち着かなくて。歩いてただけです」
一宮 千景:「何か、用事ですか」
石蕗条一:「まあ、ちょっとな。……”ボダッハ”のことだ」
石蕗条一:「お前が、あいつをやったのか?」
一宮 千景:「……はい」 奴の、最期。
一宮 千景:自分の前で力なく膝をつき、針に撃ち抜かれた。夢のように霞んだ記憶の中でも、なぜかそこだけは鮮明で。
石蕗条一:「それにしちゃあ、……冴えない顔だな。……悪い意味にとってくれるなよ。決着がついたってやつじゃないのか?」
一宮 千景:「……決着。そう、ですね」
一宮 千景:「あの日のトラウマには、きっと決着がついたと思います」
一宮 千景:どれだけ思い返しても、もうあいつを怖いとは思わなかった。
石蕗条一:「……どうかな」
石蕗条一:「お前、あいつを見たか?」
石蕗条一:「あいつの体はどうだった? 花は生えていなかったか? ……植物じゃなかったか?」
一宮 千景:「! それ、は」
石蕗条一:「見たのか? あいつから花が生えるのを?」
一宮 千景:「……あちらに行く前に遭遇した時に」
一宮 千景:「オモヒカネの中で遭遇した時は、生えてなかったと……。すみません、何故か記憶が曖昧で」
石蕗条一:「あり得るな。俺も、俺自身の記憶がそこまで信用できるわけじゃない。――だが」
石蕗条一:「”ボダッハ”花垣楊柳は強力なオーヴァードだった。……いまもそうかもしれないが」
石蕗条一:「もう一度、お前の前に立つとしたら。……どうする?」
一宮 千景:「……戦います」 真っ直ぐに目を見返して、言い切る。
石蕗条一:「ずいぶんとはっきり言うじゃないか」
一宮 千景:「……昔、初めてあいつに遭遇した時」
一宮 千景:「僕は何も出来なかった。……ううん、何もしなかった」
一宮 千景:「皆があいつに倒されていく中で、一人だけ。怯えて、震えてただけだった」
一宮 千景:「それがずっと、ずっと……」 言葉が見つからない。
石蕗条一:「……信じられないな。それだけ強くても、そうなのか」
一宮 千景:悔しかったし、悲しかった。申し訳なくて、自分が許せなくて、それで。
一宮 千景:「強くなんて、ないですよ。あの頃よりは、多分マシになったけど」
一宮 千景:「だから、二度とあんな思いだけはしたくないって。それだけだったんです」
石蕗条一:「本当にそれだけで戦えるなら、お前ってすごく……たいしたやつなんじゃないか」
一宮 千景:「……え?」 きょとんと、目を見開く。
石蕗条一:「あの中で、お前が一番やばいと思ったよ」
石蕗条一:「普通はやらねえようなことをやってる」
一宮 千景:「それ、は。そうしないと、まともに戦えないから……」
石蕗条一:「そんな理由でそんな能力使ってるやつ、初めて会ったよ」 笑う
石蕗条一:「なんか安心したわ。”ボダッハ”のやつを逃がしたと思ったけど、これならどうにかなりそうだ」
一宮 千景:「……はい。もしも、またあいつが現れるようなことがあれば」 困ったような顔を、引き締めて。
一宮 千景:「必ず、僕が倒します」


ED5:十字ヶ丘龍之介

GM:——N市、第13地区。
GM:事務所に戻ってみれば、いつもの通りの日常が十字ヶ丘を待っていた。
GM:すなわち、窓の影で昼寝をしているマオさんと、勝手に上がり込んだ少年のハヤトのことだ。
ハヤト:「どこいってたんだよ、おっさん!」
GM:きみの姿を見るなり、ハヤトは不満そうな声をあげた。
十字ヶ丘龍之介:「ちょっと夜の街を散歩していたのさ」
十字ヶ丘龍之介:机の上にはチョウさんからの請求書が置いてある
ハヤト:「夜の街って、どこだよ。また面白そうな仕事だったんじゃないのかよ」
十字ヶ丘龍之介:「俺が面白くない事件に関わると思うかい?」
ハヤト:「くそっ」
十字ヶ丘龍之介:冷蔵庫を空け怪しげな銘柄のビールを取り出す
十字ヶ丘龍之介:「何か飲むか?」
ハヤト:「やっぱりいつもの猫探しとかじゃなかった! なんでそーゆー大事なのに俺をつれていかねえかなあ」
ハヤト:「俺、コーヒー飲みてえ」
十字ヶ丘龍之介:猫の餌皿にミルクを入れるとマオが首をこちらに向け鼻を動かした
十字ヶ丘龍之介:「探し物は猫みたいなものさ」
十字ヶ丘龍之介:「気が強くて寂しがりやのね」
十字ヶ丘龍之介:いつものポットを火にかける
ハヤト:「だったら、もう片付いたんだよな。おっさんそういうの早いから」
十字ヶ丘龍之介:「夏祭りが近いが、ハヤトは行かないのか?」
ハヤト:「行きたいんだけど……」 窓の外を見る。
ハヤト:「……いや。いいよ、俺は。そういうのは」 頭をかきむしる。
十字ヶ丘龍之介:ハヤト用のカップに粉末代用コーヒーと湯を注いでハヤトの前に置く
GM:13地区の子供は、13地区の子供とだけ遊ぶ傾向がある。
GM:経済的な格差の一面ともいえるし、閉鎖的で身内を重視する13地区の傾向であるかもしれない。
十字ヶ丘龍之介:「なるほど。では時間はあるわけだな」
十字ヶ丘龍之介:ソファに座るとビールを開けて飲む
ハヤト:「あ」
十字ヶ丘龍之介:「さっきの質問だが、実のところ今回の事件はまだ解決しちゃいない」
ハヤト:「もしかして、仕事の話? 今回のおっさんの事件簿だ!」
十字ヶ丘龍之介:「有能な助手くんには事件のあらましを聞いてもらいたいわけだが」
十字ヶ丘龍之介:「どうかな?」
ハヤト:「任せとけよ! 俺のアドバイスが必要なんだろ?」 身を乗り出す。
十字ヶ丘龍之介:机の上のラジオから懐かしめのJ-POPを紹介するDJの声が十字ヶ丘の耳だけ聞こえてくる
ハヤト:「何を探しにいったんだ? 悪いやついた? 戦った?」
十字ヶ丘龍之介:「うん、では何から話そうか」
GM:では、語ろうとして十字ヶ丘さんは気づく。
GM:あの裏側のN市の記憶が、妙に遠く感じることを。
GM:認識を阻害する何かの効果かもしれない——それでも、あなたは完全には忘れていない。
GM:こうしてハヤトに語ることで、少なくともメモを手にした彼の記録には残るだろう。——それに
Djラッキー:『それでは、次の曲のリクエストは、おっと! こいつは珍しい。《スキャバーズ》からだ!』
十字ヶ丘龍之介:(そうか、石蕗くんが言っていたのはこれか)
十字ヶ丘龍之介:(そして繋がったんだな)
Djラッキー:『Lynyrd Skynyrd で、Simple Man。では今日もお時間いただいて、幸運の昼下がりを!』
十字ヶ丘龍之介:ニヤリと嬉しそうに口角が上がる
十字ヶ丘龍之介:曲を聴きながらハヤトの方を向く
ハヤト:ハヤトはペンとしわだらけのメモを手に、きみの話を聞こうとしている
十字ヶ丘龍之介:「謎の焼死体の話からか、それとも帰ってきた戦士の話か」
十字ヶ丘龍之介:「居場所すらわからない依頼人の話から始めても良いかもしれないな」
ハヤト:「なんだそれ、すげえ気になる! なあ、おっさんいったい何を見たんだ?」
十字ヶ丘龍之介:煙草に火をつけて煙を吹かす
十字ヶ丘龍之介:ハヤトの様子を見てくつくつと笑う
十字ヶ丘龍之介:「だが、やはりそうだな。アレの話から始めよう。街で頻発する入れ替わり事件」
十字ヶ丘龍之介:「あれは」
ハヤト:「……」 ごくりとつばを飲み込む。
十字ヶ丘龍之介:「すっげーでかくてビカビカ光るんだ」
GM:――――
GM:「すっげーでかくてビカビカ光る!」 完了